【辛い】納期調整がしんどい人が取るべき対策を現役資材部員が解説

納期調整がしんどい・つらい人が取るべき対策 資材業務について
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こんにちは、コロスケです。

この記事では、納期調整がしんどい・つらい人が取るべき具体的な対策を解説していきます。

  

資材調達・生産管理の仕事をしている人で「納期調整が苦手・・・」という方は、多いと思います。

調達品の納期調整は、生産活動に直結するので、資材部門へのプレッシャーは半端ない時があります。

 

特に現場のおじさんは、上から目線で指示してくるので、精神的に辛くなってしまう人もいるかもしれません。

 

僕は、資材調達の仕事で、納期調整を10年以上続けてきました。

仕事を通じて、様々な納期トラブルを片付けてきた実績があります。

 

今回は納期調整歴10年の著者が「納期調整がしんどい人が取るべき対策」を解説します。

  

・納期調整をするのがしんどい・・・

・現場のおじさんに怒られて辛い・・・

・社内と取引先の板挟みになっている・・・

  

上記悩みを解決していきます。

  

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【辛い】納期調整がしんどい人が取るべき対策を現役資材部員が解説

つらい・しんどい

 

納期調整でしんどくなっている人が取るべき対策は以下の通りです。

  

・納期調整は実はシンプル。納期回答を早く入手し、社内へ連絡するだけ

・納期は初動が全て。初動が早ければ資材部門が責められることは無い

・社内から言われたきつい言葉は、そのまま取引先へ言おう【自分で抱えない】

・納期問題の責任を取るのは、最終的には上司

   

資材部門で一番しんどい仕事は納期調整かもしれません。

でも納期調整の仕事を冷静に分析すると、意外とやる事はシンプルです。

 

正しいやり方で納期調整に取り組めば、しんどさは徐々に減らすことができます。

詳しく解説します。

  

納期調整は実はシンプル。納期回答を早く入手し、社内へ連絡するだけ

納期調整は、取引先とネゴしたり、社内関係者と調整したり、大変なイメージがありますよね。

でも実は納期調整の仕事内容はシンプルです。

  

納期調整でやること

①取引先から納期回答を入手する

②回答を社内関係者へ展開する

 

やるのはこの2つだけです。

これだけ見ると、誰でも出来そうですよね。

  

いやいや、実際は色々な人と調整したり、ネゴしなきゃいけないでしょ

  

確かに納期調整をスムーズに進めるためには、関係者と打合せをするなどやることはあります。

しかし、そんなことやらなくても上記①②さえ出来れば、納期調整は可能です。

むしろ納期調整が苦手な人ほど、①②の基本動作を疎かにしていることが多いです。

   

まずは、納期調整でやらなければいけないことは「2つだけ」であることを理解しましょう。

 

納期は初動が全て。初動が早ければ資材部門が責められることは無い

ただ納期回答を取るだけとは言っても、大事なのは「早く回答を取る」ことです。

注文納期を過ぎたり、納期直前で「納期遅延します」と社内に連絡するのはまずいです。

 

現場のおじさんから「今更言うなよ、明日にでも持ってこい!」と怒鳴られるのは目に見えています。

  

納期確認はとにかく早く行いましょう。

注文したらすぐに回答を入手するのが大事です。

納期遅延してから「どうなりましたか?」と取引先に聞くようでは遅すぎです。

  

納期回答を早く取る必要があるのは、「その方が取引先や社内の製造日程が調整しやすいから」です。

注文した段階で前倒し調整をすれば、ある程度調整する余地があります。

 

一方納期直前の場合、取引先も社内も調整する余地が全く無いので、深刻なトラブルになり易いです。

 

納期調整は初動が全て」と頭に刻み込み、早く回答を取るようにしましょう。

  

社内から言われたきつい言葉は、そのまま取引先へ言おう

それでも社内の人が年配のおじさんだったりすると、厳しいことを言われることもあります。

  

「明日までにモノを持ってこい!」

なんて言われると、しんどくて会社に行けなくなっちゃいますよね。

 

納期調整が辛いと思っている人は、社内と取引先の板挟みになって苦しんでいる人が多いです。

「相手になんて言われるか・・・・」

と色々と考えこんでしまいます。

 

でも僕の経験上、一人で抱え込んでも状況は良くならないです。

むしろ時間が過ぎるだけなので、状況は悪化していきます。

 

そういう時におすすめなのは、社内のおじさんから言われたことを「同じ内容、同じトーン」でそのまま取引先に言うことです。

 

メールでも電話でも言われたことを、そのまま取引先に伝えるだけでOKです。

自分で抱え込まずに右から左へ流すので、自分の負担は軽くなります。

 

納期調整を一人で抱え込んで「辛い・・・」と思っている人は、社内のプレッシャーを受け止めずに取引先へ流すようにしましょう。

 

納期問題の責任を取るのは、最終的には上司

納期問題で疲弊する人の大半が責任感が強い人です。

確かに責任感を持って行動するのは担当者として必要不可欠な要素です。

 

その一方で、「やるだけやったし、最悪ラインが止まっても仕方がないよね」と達観する心も絶対に必要です。

納期問題は社内のモノ作りに直結するので、社内からのプレッシャーも半端ないと思います。

 

それを全て真に受けてしまうと、今みたいにしんどくなってしまいます。

 

やるべきことは「納期回答入手と、それを展開すること」だけとシンプルに考えるようにしましょう。

きっと今より心が軽くなると思います。

 

そしてその結果については、上司が責任を取るべきです。

(職場によっては上司が責任を取らないダメなケースもあるかもしれませんが・・・)

 

「やるだけやったし、後は上司宜しくね(心の声)」

くらいの気持ちでいることが大事です。

 

やることをやったら、あまり引きずらないようにしましょう。

 

まとめ:納期調整は、とにかく初動が大切

本記事のまとめです。

  

・納期調整は実はシンプル。納期回答を早く入手し、社内へ連絡するだけ

・納期は初動が全て。初動が早ければ資材部門が責められることは無い

・社内から言われたきつい言葉は、そのまま取引先へ言おう【自分で抱えない】

・納期問題の最終責任を取るのは、最終的には上司

  

調達品の納期調整は、社内のモノ作りに直結するので、資材部門の人はプレッシャーにつぶされそうになるかもしれません。

特に社内の対面が怖いおじさんだと、しんどいですよね。

  

でも納期調整は、「初動」にさえ気を付ければ、やる事自体はすごいシンプルです。

納期調整って辛いな、と思った方は是非今回紹介した方法を実践してみて下さい。

  

少しずつ辛さが無くなっていくと思います。

  

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

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