こんにちは、コロスケです。
今日は資材歴10年の僕が、メーカーの職種である購買/資材部門と営業部門の違いについて説明していきます。
どちらの職種も文系の就活生が検討する職種の一つだと思います。購買と営業の違いについて勉強することで、今後の就活にも役立つと思います。
皆さんの、「購買と営業の違いとは何か?」、「あまり馴染みのない購買/資材部門とはどういった仕事をしているのか」という疑問を解決していきます。
購買/資材と営業の違いは何か?
営業についてはイメージできると思いますが、購買とはなかなかイメージが湧かないと思います。一言でいうと、営業の人が売り込む先が「購買/資材部門」です。(購買と資材はほぼ同じ意味です)
営業は自分の会社で作った製品を販売するのが役目です。その製品の販売先が購買・資材部門です。一方、購買側から見ると、自分の会社の製品を作るために必要な材料をどこからか調達しなければなりません。購買は自分の会社に必要な材料を、その材料を作っている会社の営業部門から買うのです。
ですので、基本的には営業がやりとりするのは、購買部門ですし、購買がやりとりするのは営業部門となります。
分かりやすい例でいうと、こんな感じになります。
・営業部門=家電量販店の販売員
・購買部門=家電量販店に買い物に来たお客さん
こんにちは、パソコンを買いにきたんですけど、オススメは何ですか?
いらっしゃいませ、パソコンでしたらこのAというモデルがオススメです。
おしゃれですね。これいくらですか?
20万円です。
20万円かぁ。予算オーバーだなぁ。他に良いのあります?
それでは、このBというパソコンは如何ですか?10万円です。
それ良いですね。でももう少し安くなりませんか??
じゃあ特別に9万8千円でいかがでしょうか。
それ下さい!配送にしてほしいんですけど、いつ家に届きますか?
明日の発送ですので、明後日お届けできます。
このやりとり、普段家電を買うときに良く目にする光景ですが、これがまさに購買と営業のやりとりなのです。営業と購買は意外と身近なんですね。特に購買は僕たちの普段の生活でやっていることそのものです。
購買/資材業務をもっと詳しく知りたい人は
先ほどのご説明で何となく購買と営業の違いが分かって頂けたと思います。ただ購買/資材という業務は、営業部門と比べてやっぱり馴染みが薄いので、イメージがしにくいかもしれません。
購買/資材の業務に興味がある、もっと詳しく知りたいという方は、以下記事にまとめましたので参考にしてください。
最後に
文系の学生がメーカーに就職を考えるとき、営業部門と購買部門の違いはある程度は知っていた方が良いです。長い人生をその会社に費やすのですから、事前に色々勉強した上で面接に臨みたいですね。
この記事を通じて、あまり身近では無い購買部門を知ってもらえると嬉しいです。
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