定時退社を悪と考える俗説を完全論破する【残業崇拝の方が邪悪】

嫌 生産性向上
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こんにちは、コロスケです。

今日は定時退社についてまとめていきます。

サラリーマン生活で、定時で帰れるのに意味も無く事務所に残ったりしたことありませんか?

上司がまだ残っている、周りが忙しそう、など、周りの様子を見ると定時では帰れそうにありません。その結果、定時退社出来るのに意味も無く残業をしてしまいます。

これはどの会社でもよく見かける風景で、日本の会社に浸透している風土と言えると思います。

ただ、定時退社は望ましくない、悪だと言った風潮は何故出てくるのでしょうか。そもそも定時退社は悪いことなのでしょうか。

今回は、製造業で10年間働いている中で、定時帰りを6年間継続している僕が「定時退社は悪」であるという俗説を完全論破していきます。

この記事を見た方の定時退社に関する邪念・風説を完全に取っ払います。

 

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定時退社を悪と考える俗説を完全論破【残業崇拝の方が邪悪】

まず経営者の視点で物事を考えてみましょう。

あなたが社長の会社で、定時で帰れるにも関わらず、意味も無く定時後も残業をしている人がいたらどう思うでしょうか。おそらく「給料泥棒」と思うはずです。(サービス残業は論外ですが)

つまり、定時退社出来る場合は、社長から「定時で帰れ!」と言われているのです。まずはそのことを認識しましょう。

 

でも、そんなこと言ったって、帰れる雰囲気じゃないよ・・・

 

ここからは自分の周りの職場の立場で物事を考えてみましょう。周りの上司・先輩はどんなことを思っているのでしょうか。残業信仰に毒された人たちの思いそうなことは以下のとおりです。

・本当にあなたは仕事が終わったの?

・周りは仕事が終わっていないのに、あなたは帰るの?

・上司、先輩の私より先に帰るのはおかしい

 

ほら、こんなこと思われたら、定時でなんて帰れないよ・・・

 

こういう言葉に惑わされていはいけません。これらの周りの妄言を一つずつ論破していきましょう。

 

本当にあなたの仕事は終わったのか?

答え:今日やらなければいけない仕事は終わりました。

仕事が終わっているから定時で帰るのです。何の問題も無いですよね。さあ定時でさっさと帰りましょう。

 

でも、定時直前で振られた仕事はどうすれば良いの?

 

明日の朝やればOKです。上司には「明日の10時までに提出します」と答えましょう。本当に自分自身もやむを得ない緊急事態と考えるものであれば、仕方ないですが、ほとんどのケースは今日やる必要が無いものです。

 

色々仕事が溜まってて終わらないよ・・・

 

仕事が定時で終わらないあなたは、仕事への向き合い方が根本的に間違っている可能性があります。定時内に仕事を終わらせるコツは以下の通りです。

・自分の仕事を最優先にし、他人の仕事は後回しにする

・会議を欠席・途中退席する

・誰かに仕事を振る・頼まれ仕事を断る

・朝席に着いてから定時に帰ることを常に意識する

定時に帰るために死ぬ気で働いている僕からすると、周りの人たちは結構のほほんと仕事をしています。ふらっと席を離れタバコ部屋へ消える人、長電話・長時間の会議に興じている人など、本気で定時退社をしようとしている人は少数です。

定時退社したいのに定時内で仕事が終わらない人は上記内容を意識しましょう。詳しくは以下の記事にも書いていますので、そちらもご覧ください。

「本当にあなたの仕事は終わったの?」という周囲からの無言の問いには、堂々と「 今日やらなければいけない仕事は終わりました。」と答えましょう!

 

周りは仕事がおわっていないのに、あなたは帰るの?

答え:あなたが残っても周りの仕事は減らないので、さっさと帰りましょう

 

周りの仕事が終わっていないので帰りにくい・・・。では仮にそれを理由に残業したとしましょう。今、あなたは周りの人の仕事を残業時間中にしていますか??

おそらく答えはNoだと思います。つまり、あなたが意味も無く残業していても周りの仕事は減りません

もしも、周りの人が「あなたの仕事をしていて残業している」のであれば、それは定時では帰るべきではありません。残業してでも周りの人の仕事をしましょう。

 

じゃあ、定時後は他の人の仕事を手伝った方が良いかな?

 

先ほどのように、あなたの仕事がチームとして活動していて、「あなたの仕事を他の人がやっている状況」であれば、残業した方が良い場合も稀にあります。

ただ大抵の場合、仮にチームで活動していたとしても「個人の業務範囲」は決まっているはずですので、「自分の業務範囲」の仕事以上に手を出さない方が無難です。その理由は以下の通りです。

・相手のプライドを傷つける

・おんぶにだっこ状態になる

例えば若手のあなたが先輩社員に対して、「終わっていないようなので手伝いますよ」と言ったらどうなるでしょうか。仕事に一生懸命コミットしている社員であればあるほど、それは屈辱ととらえるはずです。

「若手の手を借りるほど切迫した状況ではない」

「あなたに手伝われるより、自分で業務をコントロールしたい」

と思うはずです。親切心のつもりが、逆効果になるリスクがありますので余計な心配は無用です。

 

また、相手が楽することしか考えていない無能な社員の場合、相手の仕事が全部こちらに降りかかってきます。それ以降、その仕事は自分の業務範疇に入ってしまいます。

その無能な社員はあなたに感謝するより「楽できてラッキー。これからも仕事任せよう」ということしか思いません。

あなたは、他人が楽するために残業をするのでしょうか。無能社員からの出世にも役に立たない評価と定時で帰ることのメリットを天秤にかけてみましょう。

冷静に考えた場合、絶対に定時で帰ることを選択するはずです。何故なら、残業しても大した評価が得られないのですから。

 

あなたは今、定時後に他人の仕事をしていないですし、これからもしてもいけません。なので堂々と定時退社しましょう。

 

確かに、他人の仕事をするメリットは少ないね。

 

上司、先輩であるわたしより先に帰るのはおかしい

答え:先輩方も全員が必ず「年齢順」に帰っていますか?

    絶対に順番通りに帰っていないはずなので、これも問題ありません。

 

「上司、先輩より先に帰るのがおかしい」という論理が1万歩譲って正しいと仮定した場合、会社の人たちは、毎日必ず年齢順に退社する必要があります。

2週間、定時後の様子を見てみましょう。いじわるな先輩も課長より先に帰っている日が必ずあるはずです。うるさい課長も必ず部長より先に帰る日があるはずです。

つまり、上司・先輩たちもそのルールを守っていないのです。遵守されていないルールをあなただけが守る必要は全くありません。

 

確かにたまには違うけど、ほとんどの日は上司・先輩が遅くまでいるよ・・

 

それはあくまで彼らの仕事が終わっていないからです。年齢順退社ルールに従っているだけではありません。あなたは年齢順退社ルールを人事部門から告げられましたか?

定時順退社ルールは存在しません。ただ仕事が終わっていないから上司・先輩は残っているという理性的な判断を下しましょう。

 

定時退社が気まずいと思う自分に勝つ

先ほどご説明したように、定時退社は全く悪いことではありません。むしろ経営側からすると定時帰りは奨励されます。では何故頭で正しいと思っている定時退社がみんな出来ないのでしょうか。

それは、「気まずい」からです。

頭では意味も無く残業しても評価されることも無いと分かっているのに、帰りずらい、気まずいといった感情に勝てないからです。

ここでは理論的に正しいと分かっている定時退社を実行する方法をまとめます。

 

定時後に予定を入れる

定時で帰りずらい人でも、予定があるときは定時で退社しますよね?つまり定時後に何か予定がある場合は、人は頑張って定時で帰ろうとしますし、気まずさに打ち勝ちます。

どんな予定が良いのでしょうか。買い物など一人で完結するものはオススメしません。何故なら、定時に退社しなくても「まっ良いか・・・」となりがちだからです。

ですので、僕のオススメは以下の予定を入れることです。

・友人・恋人・家族との食事の「約束」

・習い事(定時後に開始時間が設定されているもの)

・ライブやイベントなど(お金を払い開始時間が決まっているもの)

ポイントは「人と約束しているか」「お金が発生しているか」の2点です。

帰りずらい雰囲気に打ち勝つためには、それなりの理由が必要です。定時退社最初の頃は、定時間際になるとそわそわしてきます。そして周りの忙しそうな雰囲気に負けて、意味も無く1時間ほど時間をつぶしてしまうのです。

人を待たせてはいけない、お金を払ってしまったなどの動機が無いと人はなかなか気まずい雰囲気に打ち勝てません。最初の頃は、上記方法を使って定時退社のコツをつかみましょう。

 

定時内は死ぬほど忙しく働く

帰るのがきまずいと思う人は「ヒマだと思われるのではないか」「仕事をさぼっている印象を与えないか」「先輩より楽しているのでは」と思いがちです。

それを払しょくする方法は、定時内に一生懸命働くことです。

定時内に他の人の誰よりも一生懸命に働きましょう。そうすると周りから「さぼっている・ヒマそうにしている」という印象を持たれません。一生懸命頑張って定時で帰る人と思われるようになります。

また自分自身もこれだけやり切れば「定時で帰っても文句ないだろう!」と自信を持てるはずです。まずは定時内は一生懸命仕事をしましょう。

 

また、忙しく働くことのもう一つのメリットは「仕事を増やされるリスクを低減できる」ということです。

定時退社の人が最も気を付けなければいけないのは「あいつは余裕があるから仕事を増やそう」と思われることです。

上司は残業量でその人の負荷状況を判断する傾向にあります。すると「生活残業を稼ぐためにあえてゆっくり仕事をしている人」の方が負荷が高いと判断しがちです。

その結果、忙しい仕事が更に忙しくなりやすいです。これを防止する方法の一つが、「定時内は死ぬほど忙しく働く」です。

上司との面談でも「こんなに忙しく働いているのにまだ仕事を増やすんですか」と抗弁しやすくなります。

ですので、定時内は頑張って働いて成果を出すことに専念しましょう。

   

習慣化する

定時後の予定、定時内に死ぬ気で働くことは、気まずさという重力に反発するためのブースト(推進)の役割を果たします。

そのあと大事なことは、それを習慣化することです。習慣化できれば、宇宙空間と同じように定時退社を阻害する圧力からはフリーになれます。

 

でもどうすれば定時退社を習慣化できるの?

 

ポイントはたった一つです。それは・・・・

 

何があっても定時で帰ること。

 

これだけです。忙しい・周りが大変そうと思っていても必ず定時で帰るという強い意志を持つことが必要です。

今日できないことは明日やる。定時退社は理論的に正しい考えである。ということを強く頭に刻み込みましょう。

そして、1,2か月頑張れば習慣化されるので、定時退社への気まずさは徐々に軽減していきます。何より周りの人たちもあなたの定時退社する姿が習慣化されていきます。

 

周りの人たちも、習慣化されるってどういうこと?

 

あなたの職場や友人に「定時で帰るキャラ」の人はいませんか?

周りが忙しそうにしていても颯爽と帰宅する人がいます。そして周りの人もそれを見ても何も思いません。「あいつはそういうキャラだから」と思われます。

これが習慣化の効果です。周りの人も「この人は定時で帰る人だ」というキャラと認識されるようになってきます。

キャラを確立できればあとは、イージーモードです。簡単に退社が出来るようになります。

 

でもどのくらいの期間で「定時キャラ」が定着するのかな?

 

新しい職場・新しい上司でイメージがフラットの状態であれば、「1か月間」定時退社の様子を見せれば、キャラは確立します。

ただ、今まで「残業しているキャラ」が確立している場合は、それを払しょくするのには「3ヶ月程度」かかると思います。

たった3ヶ月です。それまでは習い事や定時後の約束をして、定時退社のブーストをかけましょう。それ以降は気まずさゼロです。何の後ろめたさも無く、定時退社できるようになります。

 

頑張って僕も定時帰りを習慣化させるぞ

 

最後に ー今日から定時退社を実行しようー

ここまでこの記事を見て下さった方は、定時退社が悪いことでは無いということが分かって頂けたと思います。そして、定時で帰る気まずさの払しょく方法もご説明しました。

あとは、定時で帰るだけです。

明日から、来週から、このプロジェクトが終わってから、と考える人は一生定時退社出来ません。とにかく今日から定時退社をしてみて下さい。世界が一変します。定時退社のメリットは以下の通りです。

・心身共に健康になる(日が沈む前の景色を見られる)

・家族と一緒に居る時間が増える

・趣味/副業の時間を増やせる

定時退社であなたの人生は大きく変わります。そしてあなたの意志で会社生活は変えられます。今日から定時退社をしましょう。

また定時で帰るための手法については以下の記事でまとめているので参考にしてください。

 

 

 

もし、それでも定時で帰れないブラック企業の場合は、転職するしかありません。このまま居続けても何のメリットもありませんので、今すぐ転職しましょう。今なら売り手市場なので速攻で転職出来ます。

 

20代第二新卒の転職ならマイナビジョブ20’s

  

また転職先にあてが無い場合は、僕が10年間働いている資材部門も有力です。未経験からでも何の問題もありません。以下記事ご覧下さい。

 

 

これからは会社へ滅私奉公しても報われる時代ではありません。定時で帰って自分の生活の質を向上させていきましょう。

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