こんにちは、コロスケです。
昨今、ニュースやネットでサラリーマンの副業が多く取り上げられています。
政府も副業を後押ししており、徐々に副業OKにしている企業が増えてきております。
政府が副業を容認するようになった大きな要因は、給与所得の低減と終身雇用制の崩壊です。
給与所得はこの20年間減少傾向です。
また、終身雇用制の崩壊によって、社員を一つの会社に拘束することが難しくなってきました。
こうした背景で徐々にではありますが、会社員の副業が広がってきています。
一方で近年副業が原因での過労死が社会問題になっています。
給与所得が増えない以上、今後副業はどんどん広がって行くと思いますが、副業で疲弊しないためにはどうしたら良いのでしょうか。
現在、僕は会社員として働きながら、副業をしております。
その経験を踏まえて、今回は副業ではアルバイトなどの時間の切り売りがダメな理由を解説していきます。
【副業で過労死?】ブラックアルバイトで時間の切売がダメな理由
副業で時間の切り売りをしてはいけない理由は以下の5つです。
・本業の生産性が低下する(本業に支障が出る)
・バイトでは稼ぐ力が身につきにくい(バイトから抜け出せない)
・バイトで稼ぐには限界がある(時間給の縛り)
・バイトで稼いだ分、税金で持っていかれる
・健康を害するリスクが高まる
副業で時間給のアルバイトをするのは、時間の切り売りの典型例です。
既に本業の会社員で時間の切り売りをしている僕たちは、副業でも時間の切り売りをしてはいけません。
時間の切り売りには、稼げる額に限界があるだけでは無く、健康を害する可能性も指摘されています。
具体的に副業でバイトがダメな理由を詳しく解説していきます。
副業で疲弊してしまった人向けに有益な情報を提供致します。
本業の生産性が低下する(本業に支障が出る)
本業の時間を9時~17時とした場合、バイトは必然的に夜の時間帯になりやすいです。
夜の時間にバイトをすると、結果として睡眠時間が削られがちです。
人によって適切な睡眠時間は異なりますが、一般的には7時間以上の睡眠をとった方が良いとされています。
睡眠不足になっている人は、睡眠時間を7時間以上にすることで、大幅な集中力アップと時間創出が期待できるのです。
樺沢紫苑著 脳のパフォーマンスを引き出す 神・時間術
僕は一時期、夜中に副業をしていたため、6時間未満の睡眠だった時がありますが、翌日の朝は目覚めがとても悪かったです。
そして朝の時間帯はぼーっとしてしまい、それが一日続いてしまいました。
精神科医の樺沢先生の著書では、一日の生産性を時間×集中力の面積で考えています。
その中でも特に朝の時間帯は、集中力が高く、最も生産性が高い時間と言われています。
朝の集中度が低いとそのまま一日の低アウトプットに繋がってしまいます。
副業を頑張りすぎるあまり、睡眠不足に陥ると翌日の本業にも支障が出てきます。
僕たち会社員の本分はあくまで会社での給与所得です。
そこが疎かになると生活全体が崩れてしまいます。
まずは本業を第一にして睡眠時間を削らないようにしましょう。
バイトでは稼ぐ力が身につきにくい(バイトから抜け出せない)
残念ながら副業でのバイトでは稼ぐ力が身につきにくいです。
バイトは覚えれば誰でもできる作業が多いので、稼げるスキルが身につきにくいです。
もちろん、どんな仕事でもスキルが身につき、それを生かせるチャンスはあります。
ただ自分が事業主として稼ぐ場合と比べると、圧倒的に事業主として頑張った方がレベルアップできます。
せっかくなら、副業は自分のレベル上げになる仕事を選んでみませんか?
稼ぐ力が身につく事業主としての仕事は最初の頃は全然稼げずに結構萎えます。
それでも本業で収入があれば、生活で詰むことは基本的にはありません。
継続していくことで、徐々に自分で稼げる力が身につくようになります。
副業での仕事は、長期的な視点で、「スキル>目先のお金」で考えることが大事です。
バイトで稼ぐには限界がある(時間給の縛り)
副業バイトのメリットは、時間を投入すればすぐに一定の収入が得られる点です。
時間さえ投入すれば、基本誰でも稼ぐことが出来るので、つい副業ではバイトをしがちです。
ただバイトでお金を稼ぐ方式は、「時間×時給」です。
お金を増やすためには、時間を追加で投入する必要があります。
2倍のお金を手に入れるためには、2倍の時間を投入しなければなりません。
また、バイトでの時給はあまり上がりません。
僕もバイトをしていたので良く分かりますが、1年くらいバイトして漸く時給100円アップとかです。
経験を増やして会社に貢献しても、時給は1割程度しか伸ばせません。
つまり、副業でのバイトでは稼げる額に限界があります。
一方、事業主として副業を始めた場合、最初こそ稼ぐことは出来ませんが、コツを身に付ければどんどん収入を増やしていくことも可能です。
僕たちは本業で既に安定収入を得ているので、副業は伸びしろのある仕事をしましょう。
バイトは稼いだ分、税金で持っていかれる
バイトは給与所得に該当します。
副業バイトで給与所得が増えた分、持っていかれる税金も増えていきます。
頑張って副業したお金は、その分政府に納めているだけなので、あまり効率が良くありません。
一方、本業で既に税金&社会保険料を払っている場合、個人事業としての社会保険料は追加で支払う必要がありません。
これはかなり大きいメリットです。
皆さんも自分の給与の控除欄を一度ご覧下さい。
一番大きい控除のポイントが「社会保険料」なんです。
個人事業主としての副業の場合、この社会保険料の控除が無くなるので、同じ収入でも手取りがぐんと増えるのでお得です。
せっかく副業するなら、絶対に社会保険料無しの方が良いですよね。
手取りを増やして豊かになりたい人は、給与所得のアルバイトでは無く、事業収入を目指しましょう。
健康を害するリスクが高まる
先ほどご紹介した記事では、夜副業で働いた結果、体調不良になっております。
副業で人間関係も広がり、当初は楽しんでいたが、7~8月に熱中症で数回倒れた。会社を休むことが増え「こんな働き方は長く続かない」と痛感。「本業に悪影響が出れば、生活できない可能性も出てくる。家計のために何らかの副業はしたいけど…」
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/0012847730.shtml
バイトは時間の切り売りなので、ついつい頑張って働きすぎてしまいます。
「もっとお金が必要がだから、働かなきゃ」
と時間を無限に投入してしまいがちです。
結果として、睡眠時間が削られ、最終的には健康を害してしまいます。
睡眠時間が減ることのリスクを精神科医の樺沢先生は以下のように述べています。
睡眠時間を削ると、ガンのリスクは6倍、脳卒中は4倍、心筋梗塞は3倍、高血圧は2倍、糖尿病は3倍以上へと跳ね上がります。
日本人男性を対象にした研究で、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて死亡率が2.4倍高くなるという報告もあります。
樺沢紫苑著 脳のパフォーマンスを引き出す 神・時間術
頑張って副業しても、それで体を壊したら意味ないですよね。
副業する目的は、「少しでも収入を増やして豊かな生活を送りたい、幸せな人生を送りたい」
だと思います。
それなのに、健康を害して疲弊したり、睡眠不足で疲れ果てては何のために副業をしていたのか分からなくなってしまいます。
幸せな人生を送るためには健康が第一です。
健康を害するような時間の切り売りは止めましょう。
では僕たちはどんな副業をすべきなのか?【おすすめの副業とは】
このように説明すると、じゃあどんな副業をすれば良いのか?と迷ってしまいますよね。
僕がおすすめする副業は以下の4つです。
最近は思わぬスキルで稼げたり出来ます。
Youtubeでは専門性が無い動画でもかなりの再生数を稼いでいる人も沢山います。
またココナラでは絵が好きな人がイラストの仕事を受注して稼いだりしています。
もちろん創意工夫、努力が前提ですが、自分が好きだと思うことで結構稼げたりできます。
また自分にはそんなスキルが無い・・・という方は、せどりがおすすめです。
愚直に頑張ればある程度稼げるようになります。
おすすめの動画がありますので、参考までに貼っておきます。
これらの副業は、収益化出来るまで時間がかかる場合が多いです。
ただ正しい方向で頑張っていけば、アルバイトでは実現できないような収入を得ることも可能です。
最近は色々なブログ・動画で、副業のノウハウがタダで勉強することが出来ます。
まずは挑戦してみることが大事です。
まとめ
副業で時間の切り売りがダメな理由のまとめです。
・本業の生産性が低下する(本業に支障が出る)
・バイトでは稼ぐ力が身につきにくい(バイトから抜け出せない)
・バイトで稼ぐには限界がある(時間給の縛り)
・バイトで稼いだ分、税金で持っていかれる
・健康を害するリスクが高まる
副業のアルバイトは、時間の切り売りに繋がりやすいのでおすすめ出来ません。
長時間労働になりがちですし、税金面でも不利です。
せっかく副業をするなら、伸びしろがある副業を始めてみましょう。
今回の記事で色々引用させて頂いた本は、働き方を効率化するためにおすすめの一冊なので、興味がある方は是非読んでみて下さい。
Amazonでの評価もとても高いです。
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
良かったら、他の記事も読んでみて下さい。きっとあなたの役に立つ情報があると思います。
■会社員こそ副業で挑戦すべき理由
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