こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。
今日は、資材部員が付加価値を高めるにはどうすれば良いのか?を解説します。
何?付加価値って?意識高すぎじゃない?
こういう考えを持っている資材部員に有益な情報を提供します。
僕は資材部門で働いて10年以上経ちます。
これからも資材部門で働いていく予定です。
ですが、資材部門の未来は暗いって知っていましたか?
この記事では、資材部員の未来が暗い理由と、その対策を解説します。
・何で付加価値を高めなきゃいけないの?
こんな疑問を持った方に有益な情報を提供します。
資材調達・購買部員の付加価値を高める方法|10年先を見据えよう
資材部門で働く方が知るべき事を3つまとめました。
・黙々と働いて給料がもらえる時代は終わった
・付加価値とは、言われた事をやることでは無い!
・汎用性の高いスキルが求められる
昔みたいに「務める会社で頑張る」だけではリストラされる可能性が高いです。
10年先を見据えて、今から行動していきましょう!
黙々と働いて給料がもらえる時代は終わった
日本を代表する企業「トヨタ」で、日本型の働き方が変わって来ています。
・終身雇用制の終了
・一律昇給の終了
過去、日本では「一つの企業に定年まで勤める」働き方が一般的でした。
会社で頑張って働けば、そこそこのポジションにつけて、老後も安泰でした。
ですが、日本の没落により、終身雇用制が維持できなくなりました。
更には「一律昇給=ベア」が終了しました。
トヨタは、日本企業のベンチマークになっていました。
いずれ他の企業も、トヨタと同じような道を歩むことになります。
定年まで今の会社で働こう!
と自分が思っても、会社に裏切られる可能性が高いです。
付加価値とは、言われた事をやることでは無い!
多くの会社は、給料と働きに見合わない40代・50代の人に焦点を絞ってリストラしています。
40代、50代の人は可愛そうだね・・・
と思っている20代、30代のあなた。
逆ですよ。今50代の人は、今の会社の業績さえ良ければ逃げ切れます。
ですが、30代以下の人たちは逃げ切れません。
10年後に会社の業績が悪化した時に、真っ先にリストラ候補になります。
そうならないためにも「給料に見合った付加価値」を会社に提供する必要があります。
付加価値って何?
多くの人が会社のために残業をして、やりたくもないことを頑張っています。
でも会社への滅私奉公は付加価値ではありません。
実際、忠誠を尽くしてきた人の方が、リストラの憂き目に合っています。
言われた事を淡々とこなしても、付加価値は身につきません。
まずは「言われたことだけをやれば良い」という考えを捨てましょう。
汎用性の高いスキルが求められる
じゃあどういう付加価値が必要なの?
今の時代求められるのは、「汎用性の高いスキル」が付加価値になります。
❌ 今の会社でしか通用しないスキル
○ どこの会社でも通用するスキル
社内政治ばかりする人や、上司の言うことだけ効いている人は他の会社では役に立ちません。
それよりも「英語」や「専門知識」など、どこの会社でも通用するスキルが重要です。
自分のスキルが他の会社でも通じるか?を考えてみましょう。
やばい・・・今の会社じゃなきゃ通じなそう・・・
現役の資材部員が実践している付加価値を高める活動3選
じゃあ具体的にどんな事をすればよいの?
どこでも通じるスキルを身につけるためにやるべきことを3つ解説します。
・まずはどの会社でも働ける資材力を身に着けよう
・副業は本業ともシナジーがある!
・プログラミングを覚えた資材部員が生き残る!
詳しく解説します。
まずはどの会社でも働ける資材力を身に着けよう
まず身につけたいのが、どの会社でも働ける力です。
「資材の専門性」を身に着けた人には、付加価値があります。
入社して間もない方は、まずは資材の専門性を身に着けましょう。
他の会社でも働ける知識・経験はあるはず!
こうなれば会社の業績が傾いた時も、他の会社に転職ができます。
資材部員としてスキルアップするためのノウハウは、以下の記事に詳しく書いています。
副業は本業ともシナジーがある!
僕はこの記事で何回か「副業が大切!」と書いています。
ここでも改めて、副業の大切さを説きたいと思います。
僕の場合このブログも副業の一つですが、本業にも役立っています。
・文章を書く練習になっている
・資材業務の考えを整理できている
・本業に興味を持てるようになった
他にも資材の企業分析は、株式投資にも役立ちます。
このように副業を始めることで、本業にも良い影響を与えてくれます。
本業を活かす意味でも、副業を始めるのはホントにおすすめです。
僕も使っているクラウドワークスなら、資格なしでも稼げます。
(無料で使えるので、デメリット無しです!)
プログラミングを覚えた資材部員が生き残る!
先程「資材のスキルを身に着けよう」と言いましたが、40代になるとそれでもキツくなります。
・40代は管理職になるが、管理職は余っていて転職枠が極端に少ない
40代の賃金テーブルは高いので、なかなか転職枠がありません。
40代に見合った給料がほしい!と思っていても、難しいケースが多いです。
じゃあどうすれば良いの?
40代でも高い給料を得られる人材の条件は、以下の3つです。
・プログラミングスキルを身に着けた資材部員
・現地バイヤーを管理できる資材部員(海外駐在)
・各国の法制度に精通しいる資材部員
どれかのスキルがあれば、40代以降も管理職枠で転職できると思います。
この中で僕は、プログラミングに注目しています。
近い将来、RPAによって間接業務の自動化が導入されます。
そうなると、事務処理がほとんど自動化され、リストラが進みます。
その時に「仕組みを作る側」に回れると強いです。
RPAは、ユーザ側でも作れる自動化システムです。
ユーザ側でもと言いつつも、最低限のプログラミングスキルが必要と言われています。
「資材スキル✕プログラミング」
多分、日本国内で働く資材部員は、これしか道が無いと思っています。
僕も30半ばになって、今更ながらエクセルマクロを勉強し始めています。
まだお見せ出来る代物ではありませんが、引き続きコツコツ勉強していきます。
ちなみに、今からマクロを始めたい人は、以下の本が良いです。
僕もこの本から始めました。分かりやすくておすすめです。
まとめ:付加価値の高い資材部員を一緒に目指そう!
本記事のまとめです。
・黙々と働いて給料がもらえる時代は終わった
・付加価値とは、言われた事をやることでは無い!
・汎用性の高いスキルが求められる!
資材部門の未来は、暗いです。
ですが、今からなら間に合います!
10年後を見据えて、今から対策していきましょう!
僕も頑張ります!!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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