こんにちは、コロスケです。
今日は、インデックスファンドへの一括投資はダメ!というテーマで解説します。
インデックス投資は、誰でも日本・アメリカ・全世界に少額から投資できる素晴らしい仕組みです。
でもインデックス投資をしようと思っても、どんなタイミングでいくら投資すれば良いか迷ってしまいますよね。
今回は、インデックスファンドへの投資タイミングについて解説していきます。
・投資信託は、予算を一括投資するべき?
・投資信託の投資タイミングが知りたい
これら疑問を解決していきます。
インデックスファンドへの一括投資はダメ絶対!【分割投資しよう】
インデックスファンドへの資金投入は、どのように行えば良いのでしょうか?
・インデックスファンドへの一括投資はダメ絶対!
・暴落時にリカバリー不能な損を抱える可能性がある
・株の値動きは誰にも読めない
・大儲けするより、大損して退場しない方が大切
「投資を始めよう!よし、投資信託へ一括投資だ!」
は、最悪大きな損を抱えたまま市場から退場するリスクがあります。
インデックスファンドの良いところは、長期的な視点では勝てる確率が高い点です。
基本的には毎月一定額を入金し、徐々に投資していくのが王道です。
一括投資は、負ける確率を高めるダメな行為なので、絶対に止めましょう!
一括投資が絶対にダメな理由を詳しく解説致します。
暴落時にリカバリー不能な損を抱える可能性がある
一括投資の一番怖いところは、購入後に暴落して大きな含み損を抱える点です。
大きいリセッションの場合、株価が元に戻るまでは数年かかることがあります。
上記チャートは、アメリカのS&P500のリーマンショック時の様子です。
2008年頃に暴落した株価は、2013年になってようやく元の株価へ戻っています。
つまり、リーマンショック級のリセッションの場合、4,5年は株価が低迷した状態が続きます。
自分の一括投資した資金が半値以下になり、それが数年続くのを耐えられる人は少ないです。
長期的にみて右肩上がりであることを信じられず、ろうばり売りしてしまうなど、最悪な行動につながりやすいです。
また、含み損を抱える期間が長いと、その間にイベントがあり現金が必要になることがあり得ます。
そうした時に含み損を抱えたまま現金化を迫られるケースもあり得ます。
一括投資は、その後の暴落に常におびえる必要がある、とてもリスクが高い入金方法です。
株の値動きは誰にも読めない
でも株価が暴落した後に買えば良いじゃん
確かに、底値で買えれば大きな利益になります。
しかし厄介なのが、株の値動きを正確に予想出来る人は誰もいません。
先ほどのリーマンショックのチャートでは、暴落を何回か繰り返しながら半年~1年くらいかけて株価が下がり続けます。
1回目、2回目の暴落で一括投資した人は結局、含み損を長期間抱えることになります。
株価が誰にも読めないことは「株価のランダムウォーク」と呼ばれています。
「株は上がるか、下がるか?今が底値か?」
などを予測するのは不可能ですし、意味の無い行為です。
株価を完全に予測するのは出来ない前提で、行動する方が賢明です。
このあたりが詳しく知りたい方は以下の本がおすすめです。
大儲けするより、大損して退場しない方が大切
株式市場の要諦は、「大儲けするよりも、大損して退場しない事」です。
株は値動きが激しいので、株価が半値になることもあり得ます。
そういう時に精神的につらくなって、「もう投資なんて辞めよう・・・」となり、市場から退場する人が多いです。
日本証券業協会によると、大損or資金枯渇が原因で、投資経験者の約3人に1人が市場から退場していると言われています。
まず投資をする人が優先すべきは、「取り返しのつかない損をして退場しないこと」です。
一括して投資をすると、大儲けするかもしれませんが、大損する可能性もあります。
3人に1人の退場者にならないように、安全第一の投資を心がけましょう。
【一括投資はNG!】インデックスファンドは分割投資しよう!
インデックスファンドは分割で投資しましょう。
・分割投資することで、市場の平均点を取ることができる
・暴落時はバーゲンセールになる
・どれだけ分割するかは自分のリスク許容度による
時期を分けて分割投資をすることで、平均点を取ることができます。
何より一括投資のように購入後の暴落におびえる必要がありません。
インデックスファンドへ投資する人は、必ず分割投資していきましょう。
分割投資することで、市場の平均点を取ることができる
分割投資は、毎月同じ額を買い付けていくのが基本です。
この買い付け方はドルコスト平均法と呼ばれています。
値段が高い時も、安い時も購入していくので、長い目で見ると取得単価が平均化されます。
元々、インデックスファンドは、長期視点で市場の成長を信じる投資スタイルです。
なので市場自体が成長すれば、平均点でも大きなリターンが期待出来ます。
インデックスファンドとドルコスト平均法は、非常に相性が良いので、このやり方で投資をすれば誰でも同じような成果が得られます(再現性が高い)。
暴落時はバーゲンセールになる
暴落が辛いのは、自分の資産がみるみる溶けていくことです。
含み損が増えていくのは精神的に非常につらいです。
分割投資をしていると、そうした精神的な辛さが緩和されます。
「含み損もあるけど、むしろ今安く買える!」
と思えるようになります。
ドルコスト平均法は、株価が高い時も安い時も買い続けるので、結果として取得単価が平均化されます。
暴落をバーゲンセールと思えるようになるのが分割投資の良いところです。
僕は最初のころ、早く暴落してほしいと思っていたよ
どれだけ分割するかは自分のリスク許容度による
でも、どれくらいの期間、分割して投資すれば良いのかな?
この問いの答えは、ご自身のリスク許容度によります。
・定期収入の有無
・貯金(生活防衛資金)があるか
・年齢(20代の若い人か、リタイアが近づいている50代か?)
・家庭の事情(結婚・出産・教育費など)
僕は30才過ぎてから投資を始めました。
僕は、20代の時に貯めた貯金を7年くらいに分割して、投資しています。
自分でも分割しすぎかな?と思いましたが、やはり最初は慎重すぎるくらいでちょうど良いと思います。
投資額を増やすのはいつでもできます。
まずは自分のリスク許容度を低めに見積もって、資金が切れないように徐々に入金していきましょう。
まとめ:インデックスファンドの一括投資は絶対にダメ!
本記事のまとめです。
・インデックスファンドへの一括投資はダメ絶対!
・分割投資で徐々に資金を投入していきましょう
投資を始めると、気分が大きくなっていきなり大金を投じてしまいがちです。
でも、その後暴落が起きると取り返しがつかない可能性もあります。
まずは自分のリスク許容度を踏まえて、徐々に投資をしていくのがおすすめです。
インデックスファンドはドルコスト平均法と相性が非常に良いです。
ネット証券なら自動買付設定が出来るので、ぜひ使ってみましょう。
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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