こんにちは、コロスケです。
今日は会社員であればお馴染みの「定時退社日」について解説していきます。
僕は会社員として働いて10年経ちますが、新入社員の頃は定時退社日について深く考えたことはありませんでした。定時で帰れてラッキーくらいに思っていました。
しかし、その後定時退社の重要性に気が付き、定時帰りを続けること6年。定時退社が当たり前の生活になりました。
エブリディ定時退社の状況で改めて「定時退社日」のことを考えると、定時退社日という制度に色々おかしなことがあることに気が付きました。
今回は、定時退社歴6年の僕が定時退社のおかしいところに色々突込みを入れていきます。
・強制定時退社日って何か変だよね・・・
・定時退社日以外は定時はダメなの?
「定時退社日」について色々考えている方に参考になる情報を提供していきます。
強制定時退社日がおかしい制度である根拠5選【色々とおかしい】
この記事の結論です。
定時退場日を改めて考えてみると異常な制度ですよね。
僕たちサラリーマンは自分の身は自分で守らなければいけません。
会社の制度に何となく乗っかるのでは無く、自分の意志で行動していくことが重要です。
定時退場日の色々なおかしいところに突込みをいれていくことで、会社のおかしいところに気が付けるようになりましょう。
定時退社日に濃淡があること
会社によるかもしれませんが、僕の会社には「普通の」定時退場日と「本気(強制)」定時退場日の二つがあります。
二つの違いは以下の通りです。
「普通の」定時退場日:定時で帰らなくてもOK
「本気の」定時退場日:絶対に定時で帰らなければならない
意味不明ですよね。だったら最初から「強制」定時退場日だけで良いのでは?と思います。
恐らく最初は全部「本気(強制)」定時退場日だったはずです。
しかし、なし崩し的に残業する人が増えてきたので、この日だけは「本気の」定時退場日にして、みんな絶対に帰ろうね、としたのだと思います。
そもそも会社は何のために「定時退場日」を設けているのでしょうか。
そして「普通の」定時退場日にはどんな意味があるのでしょうか?
経営層は対外的には残業時間削減をアピールしますが、実態は少ない人数+残業で乗り切りたいと思っているはずです。
でなければ「定時退場」という中身のないポスターを掲げたりしないと思います。
会社の本音と建て前をきちんと僕たちは理解しましょう。
定時退場日に濃淡があるのはおかしいよね
定時退社日が決められた日だけということ
これ、実はすごい恐ろしいことですよね。
「この日は定時退場日」と決めているということは、「それ以外の日は残業デー」と言っているのに等しいのです。
そもそも会社自身が定時時間を設定しており、基本はこの時間に帰るという契約を労働者と結んでいるのです。
残業とは契約上の時間を延長して働いてもらうことであり、本来は常態化すべきものでは無いはずです。
定時退場日があるということは、会社が「デフォルトは残業ね♪」と言っているということです。
こういう考え方が経営層に浸透しているから、末端の管理職も同じように残業が基本の働き方になってしまうのです。
「定時退社?ラッキー!」と思うのでは無く、「普通は残業前提なの?」と驚けるようになることが大事です。
確かに、残業が普通になっているからこその「定時退社日」だよね・・・
定時退社ならみんな定時で帰っている事実
先ほどまでは、「会社=経営層」がおかしいという話でしたが、実は僕たち従業員側もおかしいことに気が付きましょう。
いつも遅くまで残業している人が定時退社日「だけ」、定時退社しているのを見たことがないでしょうか。
よく考えるとこれって変ですよね。
どうしていつも遅くまで残業しているのに、その日だけ定時退社できるのでしょうか?
それは、会社の指示だからだよ!実際は仕事は終わっていないから次の日に繰り越しだよ!
この発言も色々とおかしいですよね。分かりますでしょうか。
・会社命令なら帰れる
・繰り越ししても、実は翌日の負荷はほとんど変わっていない
恐らくこの人は週3日定時退社を命令されたら、定時で帰ると思います。
そして次の日の負荷はほとんど変わっていないと思います。
その理由は、時間の制限があるので優先度の高い順に仕事をこなしているからです。(生産性を上げている)
つまり普段も本気を出せば、残業時間は半分以下には減らせそうですよね。
僕たちは普段「忙しい」と思ってあくせく働いていますが、実は時間を制限されるとその時間内でやり切ってしまえるのです。
僕たちも「残業は当たり前」という間違った感覚から抜け出す必要があることを覚えましょう。
今までの残業が当たり前という感覚を変えていく必要があるね
定時退社日に公式の飲み会があること
これは僕にとって最大の謎です。
定時退社日に会社の飲み会を入れるって悪意がありますよね。
定時退場日だし飲み会出られるだろうという考えがまかり通っています。
飲み会苦手な僕にすると定時退場日の公式飲み会は、給料からお金を自動天引きされて、なおかつ残業代が出ない仕事です。
この定時退場=全員参加の飲み会という悪魔の方程式を即刻排除してほしいですよね。
僕は最近は年齢も上になってきてプレッシャーをはねのける力をつけてきたので、楽しくなさそうという飲み会は徐々に減らすようにしています。
定時退社日は飲み会の日ではありません。
全国のアンチ会社飲み会のみんなで大同団結して飲み会を廃絶に追いやりましょう。
つまらない飲み会は本当に人生の時間の無駄だよね・・・
定時退場日に従業員が自ら申し出て残業を申請していること
僕は毎日定時退社なので起こりえませんが、定時退社日にやむを得ない事情で残業をする人も中にはいます。
そういう人向けに、定時退社日なんですが残業が出来る仕組みが残されています。
その仕組み自体おかしいのですが、それ以上におかしいな、と僕が思うことがあります。それは、
従業員が自ら申し出て残業を申請していること
これってつまり、
終わらないから残業させて下さい・・・
うむ良かろう。残業したまえ
ということです。
従業員を残業させたくない会社=経営層の意向(建て前)に反して、従業員が残業させてほしいと会社にお願いする仕組みなのです。
これは裏を返すと、従業員が「残業したら会社が回らなくなる」ということをくみ取って会社に申請させる仕組みと言えます。
本当に会社側が定時退社させたいのであれば、その従業員が何故定時退社出来ないのか?その原因は何か?というところに会社側が深く考えるはずです。
「定時退場日だけど会社は忙しいんだから空気読んでね」というブラックな雰囲気ですよね。
定時退社って誰が何のためにやっている制度なの?と考えさせられますね・・・
最後に
昔と違って現在を生きるサラリーマンは、残業しても報われないように出来ております。その理由は以下の通りです。
・残業代稼いだ分、税金・社会保険料が増大する
・残業して頑張っても会社からリストラされるリスク
僕たちが頑張らなければいけないことは、毎日定時で帰り、副業するなど自分の市場価値を高めていくことです。
会社に頼るのではなく、自分で道を切り開いていきましょう。
もし会社がブラック過ぎて定時で帰れない場合は、転勤もしくは転職がオススメです。転職のメリットについては以下記事をご覧下さい。
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