価格査定できる?|資材調達・購買部員向けにコスト査定方法5選解説

価格査定できる?|資材調達・購買部員向けにコスト査定方法5選解説資材業務について
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こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。

今日は製造業の資材調達・購買部員向けに「価格査定・コスト査定方法」を解説します。

     

上司から価格の妥当性を調べろって言われるけど、どうやれば良いかわからないよ・・・

    

こんな人向けの記事です。

いきなり価格の妥当性を調べるのは大変ですよね。

実際、どんなやり方でやれば良いか分からないと、分析は出来ません。

   

実は価格査定には、大きく分けて5つの手法があります。

資材歴が浅い人向けに、価格査定を行う5つの手法を詳しく解説していきます。

    

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価格査定できる?|資材調達・購買部員向けにコスト査定方法5選解説

星

    

価格査定の手法には、5つの方法があります。

   

・過去実績品との比較

・競合他社品との比較

・原価積み上げ

・市況との比較

・価格構成要素での査定

    

おもに価格査定には、上記5つの方法があります。

具体的な内容を分かりやすく解説していきます。

   

【価格査定方法1】過去実績品との比較

過去実績品との比較とは、「すでに購入実績のある類似品と価格を比較」することです。

購入実績のある類似品と同じ価格だから妥当」というロジックです。

     

この手法は、完全に新しい部材以外には適用できるので、色々な場面で使えます。

    

・過去100円で買っていたモノがある

・今回の新規品の見積価格は、150円だった

→何で今回の部材は50円も値段が高いの??

     

過去買っていたモノと価格を比較することで、価格の査定ができます。

実績品の価格を調べたら、過去の部材との価格差の理由を取引先に聞いてみましょう。

    

なんで今回の部材は値段が50円も高いのですか?

それは、新しい機能Aがあるからです

    

このやり取りで、取引先の設定価格がおかしいことに気がつくこともあります。

    

なんで今回の部材は値段が50円も高いのですか?

えっとそれは、新しい機能Aが追加されているからです

でも実績品でも似た機能はありますよね?今回だけ値上げになるのは何故ですか?

    

価格の妥当性が分からなかったら、まずは過去の実績品と価格比較をしましょう。

実績品との比較でのポイントは、以下のとおりです。

    

・色々と比較してみてみる

・何で値段が違うのかを予想してみる

・理由が分からない、納得できないところを取引先に質問する

    

自分なりの疑問を取引先にぶつけましょう。

それに納得できれば、その価格には妥当性があります。

もし納得出来なければ、もっと掘り下げて質問してみましょう。

    

【価格査定方法2】競合他社品との比較

競合他社品との比較では、複数社に見積依頼を行います。

各社の見積価格を比較し、価格が妥当なのかを判断します。

スーパーでニンジンを買う場合、複数のスーパーに行くことで最安値がわかるのと同じですね。

   

「3社に相見積して、A社が一番安かったので、A社の価格が妥当」

というロジックです。

    

汎用品では、適用しやすいロジックです。

カスタム品(特注品)の場合でも、複数社に仕様書を投げれば、価格比較ができます。

   

「複数社から見積を取って、最安値に注文する」

と事前に宣言することで、競争原理も働くので、適正な価格で見積を取りやすいです。

    

    

【価格査定方法3】原価積み上げ

原価の積み上げは、調達部材の原価を試算して、いくらが妥当なのかを確認する方法です。

    

・原材料:100円

・加工費:200円

・諸経費: 50円

理論価格:350円

   

理論価格と一致すれば、妥当と判断します。

理論価格より高ければ、何故高いのかを明確にします。

    

どうして理論価格より高いのですか?

歩留が悪くて・・・

じゃあ仕様書見直しで、歩留を改善しましょう

     

これは外注部材などで良く行われる手法です。

(カタログの部品では適用が難しいです)

    

原価の積み上げを行うことで、いくらが妥当なのかを論理的に判断できるようになります。

    

【価格査定方法4】市況との比較

市況との比較とは、原油価格などマーケット価格と見積価格を比較する方法です。

    

・樹脂成形品→国産ナフサ(原油)価格

・金や銅などを使う製品→金、銅などの相場

・アルミ製品→NSP価格

   

このようにマーケット価格に連動する製品は、市況と比較することで妥当性がわかります。

(購入時の相場と、現在の相場を比較)

    

原材料の値段が上がったので、値上げします

  

このようなケースでは、市況との比較で価格の妥当性を判断することができます。

    

    

【価格査定方法5】価格構成要素での査定

価格構成要素との比較とは、価格を決定する要素で妥当価格を判断する方法です。

    

・メモリの容量単価

・ICやコネクタのピン単価

・基板の平米単価

    

テレビのインチ単価は○○円だから、40インチなら10万円が妥当!

というロジックと同じです。

   

この方法では、価格を決める要素を判断します。

そして購入する製品はいくらの価格が妥当なのかを推測するやり方です。

CPC分析とも呼ばれるやり方です。

   

特定の業界では「○○単価が100円」など、業界の指標があるケースがあります。

取引先に「価格を決める指標はありますか?」と聞いてみましょう。

   

まとめ:5つの手法で価格の妥当性をチェックしよう!

本記事のまとめです。

    

・過去実績品との比較

・競合他社品との比較

・原価積み上げ

・市況との比較

・価格構成要素での査定

    

この5つの方法を使えば、すべての部材の価格の妥当性をチェックできます。

新規品を手配する時は、ぜひ上記手法を使ってみて下さい。

   

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

良かったら、他の記事も読んでみて下さい。きっとあなたの役に立つ情報があると思います。

       

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