こんにちは、コロスケです。
今日は、資材歴10年の僕が資材部と購買部の違いについて詳しく解説していきます。
就活や転職で企業研究している中で、資材部と購買部って何が違うの?思った方の疑問を解決していきたいと思います。
資材部と購買部の違いとは
上記について、一つずつ解説していきます。
資材部も購買部も基本的には同じ
結論から申し上げると、基本的に資材部も購買部も同じ意味です。
ですので、資材部門への就職・転職を希望されている場合、購買部でも基本的に同じ業務を行います。
同じ仕事なのに何で呼び名が異なるの?
それは、資材部門を有する会社がそれぞれ名付けているからです。営業部門も会社によって正式な部門名称が異なるのと同じです。
細かく見ていくと資材部の方が業務範囲が広い場合が多い
先ほど基本的には、同じ業務とご説明しましたが、細かく見ていくと、会社によってはその業務範囲が少し異なる場合があります。
上記表は、製造業におけるモノづくりの流れをまとめたものです。(一例)
一般的に資材部門の業務範囲は、上記②取引先選定から⑥の在庫管理までです。(会社によっては⑦払い出しまで行うところもあります)
②~④までは資材部門が契約窓口として、責任・権限を有しており、どの会社でも同じだと思います。
一方で、⑤納期管理、⑥在庫管理は、会社によってどの部門が責任を持つかが異なります。
資材部門が責任を持つケースもあれば、社内製造工程を管理している「生産管理」部門が責任を持つケースがあります。
会社の考え方によって異なるのですが、②取引先選定から④発注業務のみを行っている場合、「購買部門」と呼んでいることが多いです。
②~④に加えて、⑤納期管理や⑥在庫管理を資材部門が行っている場合は、「資材部門」と呼んでいることが多いです。
但し、会社によって考え方・責任部門は異なりますので、ご自身が志望する会社の業務範囲が気になる方は、問い合わせしてみて下さい。
今回は、資材部門と購買部門の違いについてまとめてみました。僕の記事をきっかけに知名度の低い資材業務について、色々知って頂けると幸いです。
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