こんにちは、コロスケです。
今日は資材部門でエースになるための条件を解説します。
せっかく資材部門に入社したらなら、部署のエースとして活躍したいですよね。
仕事振りを認められると、自信にもつながります。
今回は資材歴10年の著者が「資材部門でエースになるための条件」を解説します。
・仕事が出来る資材部員になりたい
そういう方に有益な情報を提供します。
資材調達・購買部員のエースになるための必要条件5選を解説
資材部門でエースになるために必要なことは、以下の5つです。
・自分で考えて行動が出来る
・自分の仕事は自分で処理できる
・調達品に詳しくなる
・取引先・社内関係者と対等に交渉が出来る
・自社の動向に詳しくなる
働く会社によっても条件は変わるかもしれませんが、上記5つは資材部員としてて必須の能力です。
自分で考えて行動が出来る
自分の担当業務を進めていると、色々と非定常業務が発生します。
・突発的な生産中止
・取引先からの良く分からない質問
・社内関係者からの無茶ぶり
いつもと違う仕事に出くわした時の対応で、エースになれるか決まります。
自分で考えて、改善したり、行動するのは、資材部門だけでなく社会人として必須の能力です。
先輩に質問するときでも、自分なりに仮説を用意してから質問するようにすれば、自然と自分で考え・行動する力が身に付いてきます。
自分の仕事は自分で処理できる
担当者として、一人前になるためには「自分の業務は自分で処理できる力」を持つ必要があります。
自分で処理しきれなくなり、誰かの助けを借りている内は、一人前ではありません。
先輩に聞いたり、上司を出馬させたり、色々な手段を使って、自分で問題をハンドリングする必要があります。
自分の仕事は自分で処理できるようになると、自信がついてきます。
分からないことは、先輩に聞いたりして自分の知識にしていきましょう!
調達品に詳しくなる
上司から「コンデンサを作っているメーカーは村田以外にどこがあるの?」と聞かれたとき、「えっと・・・・」と言葉につまってはいけません。
・調達品の特徴を知っているか?
・調達品の工場所在地を知っているか?
・調達品の製造工程を知っているか?
・類似品、競合品と比べて安いのか、高いのか?
・調達品種の市況はどうなっているのか?
担当者は、担当している調達品については、自分が誰より詳しくなる必要があります。
知識をつけることで、取引先とも対等に渡り合えますし、社内からの信頼も得られます。
自分が買っている製品について、もっと詳しくなりましょう!
取引先・社内関係者と対等に交渉出来る
資材部員は、社内と取引先の間に立って、中立な立場で物事を考える必要があります。
場合によっては、取引先や社内関係者と違う立場に立つ必要があります。
社内や取引先に言われた通りに行動しては、いつまでも成長しません。
資材部門として正しいと判断した事と、社内がいう事が違えば、社内の人の意見を変えなければいけません。
今日注文出して、明日モノを入れさせろ!
取引先のリードタイムを無視した注文なので、取引先は対応が出来ません。
最短納期は調整しますが、社内の製造日程も調整してください。
社内関係者・取引先と対等に渡り合える交渉力を身に付けることが、資材部のエースになるためには必要です。
自社の動向に詳しくなる
取引先から、こんな質問を受けたことはありませんか?
貴社の来期の生産動向を教えて下さい
今年の新規開発計画を教えて下さい
生産動向や開発計画を知らなくても発注は出来ます。
ですが、社内の最新の動向を把握して初めて一人前の資材部員です。
取引先は、情報を持っている資材部員に信頼を寄せます。
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」ということわざもあります。
自社の動向は必ず把握しておくようにしましょう。
まとめ:資材部門のエースになろう!
資材部門のエースになるための条件は以下の通りです。
・自分で考えて行動が出来る
・自分の仕事は自分で処理できる
・調達品に詳しくなる
・取引先・社内関係者と対等に交渉が出来る
・自社の動向に詳しくなる
最初は難しいかもしれませんが、上記5か条を意識して行動すれば、きっと実力はUPします。
資材部門のエースとして頭角を現し、自分の力で資材部門を引っ張っていきましょう!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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■僕が考える資材部門のセンスについて
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