こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。
2021年11月17日にA1A様主催で、購買調達TalkLiveが開催されました。
僕も僭越ながらゲストスピーカーとして出演させてもらいました。
初めてのイベントで緊張しましたが、A1A様のご支援があり何とかやり切れました!
(A1A様、貴重な機会を本当にありがとうございました)
この記事では「イベントの振り返り」として、実際にゲスト出演した僕が「感じたこと」を解説していきます。
購買調達TalkLiveの雰囲気が知りたい方に、役立つ情報をお届けします。
A1A購買調達TalkLiveを通して得た感想・気付きを解説!
僕がこのイベントを通して得た気づきは、以下の4つです。
・OJT以外で学ぶ機会が無く、他社のバイヤーを知る機会が無い
・実務で「どうしたら良いのだろう」と悩む・考えている方がいる
・資材のスキルアップ、キャリアはどうすれば良いのかを考えている方がいる
・イベントのイメージが変わり、気軽に参加できるようになった
出演した僕が言うのもなんですが、良いイベントだったと思いました。
一方的なセミナーでは無く、同じ境遇の方と双方向でお話した事に、このイベントの付加価値があると感じました。
OJT以外で学ぶ機会が無く、他社のバイヤーを知る機会が無い
資材の業務は、OJTを通して成長していきます。(OJT:On the Job Training)
でもOJTだけだと、狭い視野しか得られない事が多いです。
・会社の中しか知らないので、他社の考え方を知る機会が皆無。
・直属の上司、先輩のやり方しか参考にできない
営業・マーケティングなら、書籍・SNS・ブログ・イベントなどで「外部の考え方に触れる機会が多い」です。
一方で「購買・資材」には、そういった外部の考えを取り入れる機会が少ないです。
実際、イベントに参加頂いた方の4割の方が「他社のバイヤーの考えを聞いてみたい」というものでした。
「他社のバイヤーの意見を聞いてみたい」という潜在ニーズがあるんだ、という気づきを得ました。
そういう意味では、A1A様の「双方向のイベント」というのは、バイヤー個人のニーズに合致しているイベントだったと感じました。
実務でどうしたら良いのだろう・・と悩む・考えている方がいる
次に質問で多かったのが「実務でどうすれば良いのか?」という悩みです。
・上司、先輩に相談しても、正論を言われて目の前の課題が解決できない
・自社のノウハウだけでは、対処できない
・本を読んでも解決しない
実際ご質問の中には「社内説明をどうしよう・・・」など、調達の教科書には載っていない課題が出てきました。
こうした悩み・課題を拾い上げる事には、一定の価値があると感じました。
僕自身、入社1年目から5年目くらいまでは、「どうすれば良いのだろう」と誰にも相談できずに悩んでいた事があります。
そういう疑問や悩みを抱え続けると、最後はメンタルが病みます。
こういう他のバイヤーの生の声を聞くことで、誰にも相談できないバイヤーの悩みを解消できれば素晴らしいなと思いました。
資材のスキル、キャリアはどうすれば良いのか?悩む方がいる
もう一つ、質問で多かったのは「資材のキャリア・スキルアップ」です。
資材のキャリア・スキルを考える上で、外せない問題点が2つあります。
・資材のスキルは3,4年で頭打ちになりやすい(マンネリ化にもつながる)
・製造業の資材部門の需要は、今後伸びていかない(特にマネジメント層)
資材のスキルは、3,4年すればある程度習熟します。
極論3年目の若手の方が、20年選手よりスキルが高い事もあります。
そのため、働き始めて数年経つと「毎日の仕事がルーチンワーク化」しやすいです。
更に、スキルを伸ばすと言っても「実務では全く役に立たない」ケースも多いです。
こういう悩みに「僕はこうしている!」という事例を提示する事に一定の価値があると感じました。
またキャリアについても、同じです。
製造業で働く人は、「45才からのリストラの波」に晒されています。
特に若い人ほど、自分はどうすれば良いのか?を悩んでいるのではと思います。
沢山の方に登壇&コメント頂き、「資材のキャリアパスを一覧化」できると良いなと感じました。
(僕もそういうのが欲しいです笑)
イベントのハードルが下がっている
僕は今回初めて、webイベントに参加させて頂きました。
イベントを通じて感じた事は、「イベントのハードルが下がっている」という事です。
今までのイベントは、遠いところまで足を運んで、権威者の話を聞くことが一般的でした。
イベントは受け身でつまらない、地方の人は参加できないという欠点があったように思います。
ですがzoom会議を使えば、その場でコメントを拾えます。
また、家でご飯を食べながら気軽に聞く事もできます。
あとは職場の人と一緒に、購買調達TalkLiveを聞きながら飲みに行くのも面白そうです笑。
第三者の意見を聞きながら、同僚と資材のスキル・キャリアについて語れそうです。
まとめ:A1A購買調達TalkLiveへ出席した感想
本記事のまとめです。
・OJT以外で学ぶ機会が無く、他社のバイヤーを知る機会が無い
・実務で「どうしたら良いのだろう」と悩む・考えている方がいる
・資材のスキルアップ、キャリアはどうすれば良いのかを考えている方がいる
・イベントのイメージが変わり、気軽に参加できるようになった
調達系のイベントは(僕が知らないだけかもしれませんが)、あんまり無い気がします。
こういうイベントが増えて、調達の仕事がオープンになれば良いなと思いました。
そして僕個人も、自分の発信を通じてオープンな輪に貢献したいと思います!
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