【2022年】株価はいつ暴落してもおかしくないです|米金利に警戒

【2022年】株価はいつ暴落してもおかしくないです|米金利に警戒 投資の勉強
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この記事では、2022年株価がいつ暴落するかの見通しを解説しています。

        

2022年は、株価が暴落するって噂聞いたけどホント?

     

こんな疑問に答えます。

    

近年、世界の株価は堅調でした。

コロナショックも一瞬で乗り越え、株価は順調に推移しています。

       

【出典】Google_市場概説ACWIチャート
【出典】Google_市場概説ACWIチャート

      

ですが2022年に入って、株価の成長に陰りが見え始めています。

「2022年は株価は下がる!」という記事を目にする機会が増えました。

     

でも、本当に株価が下がるのか気になりますよね。

そこで本記事では、2022年の株価の見通しを詳しく解説していきます。

     

マーケットの見通しが気になる方に、役立つ情報を提供します。

       

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【2022年】株価はいつ暴落してもおかしくないです|米金利に警戒

       

2022年、株価は下がるのでしょうか?

      

2022年は、株価はいつ暴落してもおかしくないです

・米国のインフレが長期化。インフレ退治で金利上昇

・今の株価はITバブルの頃に似ている

・中国恒大集団の経営危機(中国の景気失速)

      

近年、世界の株価は絶好調でした。

「毎年株価が上がり続ける事が当たり前」と感じている方も多いと思います。

    

ですが株価は上がる時もあれば、下がる時もあります。

特に2022年は、株価が暴落するサインがいくつか出てきております。

     

以降では、株価の暴落を引き起こしそうな要因を分析していきます。

       

米国のインフレが長期化。インフレ退治で金利上昇

2020年3月、世界中をコロナショックが襲いました。

コロナの感染防止のため、経済活動が制限されました。

これを受け、株価は急落しました。

    

この対応として、米国では2兆ドル(200兆円)もの財政出動をしました。

    

     

その結果、株価は急速に回復。

コロナバブルと言われる株高相場となりました。

      

しかし、多額の財政出動は深刻なインフレを招きました。

人材不足という要因も重なり、アメリカでは2021年末に7%というインフレを記録しました。

     

【出典】ヤフーファイナンス_米国消費者物価指数(CPI)チャート
【出典】ヤフーファイナンス_米国消費者物価指数(CPI)チャート

      

このように、インフレが急速に加速しています。

インフレにより物の値段が上がり、市民の生活が苦しくなるという弊害も出ています。

     

2022年のアメリカは、インフレ退治のために利上げを行う予定です。

ですが、インフレは株価にマイナス影響を与えます。

     

7%ものインフレを抑えるためには、市場の予想より急速に利上げをする必要もあります。

その結果、暴落という形で株価が下がる事が懸念されています。

      

今の株価はITバブルの頃に似ている

2001年、世界中でITバブルが崩壊しました。

そして2022年は、そのITバブルに状況が似ていると言われています。

     

・市場の変化により創出された需要が一巡

・質の低い企業が次々に上場

      

当時1990年代後半は、急速にインターネットが普及する時代でした。

そのためインターネット銘柄の株価が急上昇しました。

     

ですが2000年になってその需要が一巡し、需要が大きく減少しました。

その結果、2001年になってITバブルが弾けました。

      

また、ITバブルでは質の低い企業が続々と上場したことも有名です。

売上もほとんど無いのに、ドットコムという名前をつけるだけで株価が上昇していました。

     

そして現在は、SPAC(特別買収目的会社)と呼ばれる上場方式が増えました。

IPO(新規株式公開)と異なり、上場のハードルが低い事から、質の低い企業が上場している事が懸念されています。

    

投資の神様、ウォーレン・バフェットもSPACに警鐘を鳴らしています。

      

名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイは1日、年次株主総会を開いた。特別買収目的会社「SPAC」の急増や、個人投資家の投機的な売買に警鐘を鳴らした。

【出典】日本経済新聞_バフェット氏「SPACは厄介者」 総会で投機に警鐘

 

このように現在の相場は、ITバブルと酷似しています。

もし株価が同じ道を辿るなら、株価はいつ暴落してもおかしくないということになります。

        

中国恒大集団の経営危機(中国の景気失速)

2021年後半、中国の大手不動産会社である「恒大集団:エバーグランデ」の経営危機が話題になりました。

     

中国政府による不動産投資の締め付けにより、不動産価格が大きく下落。

その影響で、恒大集団の経営が急速に悪化しています。

利払いも滞り、格付け会社が「部分デフォルト」を認定しております。

      

米格付け会社S&Pグローバルは17日、経営難に陥っている中国恒大集団の格付けをダブルCから「選択的債務不履行(デフォルト、SD)」に格下げしたと発表した。米ドル債の金利を支払わず、猶予期間も失効したため。

【出典】日本経済新聞_中国恒大「部分デフォルト」 S&Pも認定

      

現在は、中国政府が介入し軟着陸を目指しています。

政府が介入しているという事もあり、市場では安心感が広がっています。

    

ですが、万が一いきなり経営破たんした場合は、市場全体が混乱する恐れもあります。

2008年のリーマンショックも、1年前からサブプライムローン問題は取り上げられていました。

ですが、実際にリーマンショックとして株価が大暴落したのは1年後です。

    

こうした過去を踏まえると、見逃されている問題が後から爆発する可能性があります。

また、仮に恒大集団が潰れなくても、中国は景気があまり良くありません。

     

新型コロナウイルス感染症の再拡大によるサービス消費の低迷、不動産業界の苦境、電力不足などによる製造業の生産停滞、資源価格高騰を背景としたコスト高による企業業績の悪化などが景気を下押しする

【出典】三菱UFJリサーチ&コンサルティング_中国景気概況(2021年12月)

     

主力の製造業は、電力制限の影響で経済活動が制限されています。

また2022年2月はコロナ対応として、極めて厳しいロックダウンが行われています。

    

こうした事も景気にマイナス影響となっています。

世界第二位の経済大国の中国がこのような状況では、株価な大きな上昇を望むのは難しくなっています。

      

まとめ:2022年、株価はいつ暴落してもおかしくないです

本記事のまとめです。

     

・2022年は、株価はいつ暴落してもおかしくないです。

・米国のインフレが長期化。インフレ退治で金利上昇

・今の株価はITバブルの頃に似ている

・中国恒大集団の経営危機(中国の景気失速)

       

2022年は、昨年までとは様子が異なってきました。

株価が暴落する兆しがいくつか見えております。

     

もちろん株価の値動きは、誰にも予測出来ません。

しかし、過去の歴史に学び、暴落に備える事は大切です。

    

どんな状況になっても、退場しないように準備だけはしておきましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございました!

     

      

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