FIREするのにインデックス投資をおすすめしない理由【実は難しい】

FIREするのにインデックス投資をおすすめしない理由【実は難しい】 投資方針
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こんにちは、コロスケ(Twitter)です。

経済的自由を目指して、2019年から株式投資を続けています。

     

皆さん、FIREしたいですか?

僕は、FI(経済的自由)を目指しています。

仕事は続けるつもりですが、いつでも辞める権利が欲しいと思っています。

     

僕は経済的自由を目指す上で、高配当株投資をしています。

ですが税制上の理由や投資難易度から、高配当株投資よりもインデックス投資の方がオススメと言われています。

      

       

理論上はインデックスが最適ですが、僕はあえて高配当株投資をしております。

そこで今回は、FIREするのにインデックス投資をおすすめしない理由を解説していきます。

どんなスタイルで株式投資をしようか迷っている方に、参考になれば幸いです。

       

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FIREするのにインデックス投資をおすすめしない理由【実は難しい】

        

FIRE目的でインデックス投資をおすすめしない理由をまとめました。

       

・4%ルールも完璧ではないから

・何年もかけて積み上げた資産が減っていくのに耐えられない

・いくら資産があればFIREできるか分からない

      

インデックスをおすすめしないのは、心理的な面が大きいです。

理屈は最適でも、自分自身が続けやすい方法を優先しています。

詳しく解説します。

        

4%ルールも完璧ではないから

インデックス投資でFIREをする場合、4%ルールを適用するのが一般的です。

      

4%ルールとは?

・インデックス投資している資産額を毎年4%ずつ定率で現金化する方法。理屈上は死ぬまで資産が枯渇することないと言われている。

      

例えば5,000万円分のインデックス投信がある場合、その4%=200万円を毎年「定率」で現金化していきます。(注:税金はここでは考慮していません)

代表的なインデックス指数である「S&P500」は、毎年7%程度の成長をしていると言われており、4%なら資産が枯渇しないと言われています。

      

しかし、この4%ルールは絶対ではありません。

米大手バンガード社によると、運用期間30年間の場合、成功確率(資金が枯渇しない確率)は、81.9%と言われています。

    

実は、現金化しているタイミングで暴落などがあると、資金が枯渇するリスクが高まります。

このように4%ルールは絶対のものではありません。

     

こうしたリスクを回避するためには、4%ではなく3%にしたり、引き出す額を年によって調整する必要が出てきます。

     

       

何年もかけて積み上げた資産が減っていくのに耐えられない

一般の人がインデックス投資で「人生をあがる」ためには、10年以上の長期に渡って投資を継続する必要があります。

        

投資で成功できる人は、無駄な支出を抑え、入金力を高める生活を続ける素質があります。

こうした人は、毎月の証券口座の残高を確認して、積み上がっていく数字をあてに酒が飲めるような人です。

      

こうやって10年20年かけて育ててきた資産を、FIREする時から取り崩していく必要があります。

     

でもお金を貯めて運用をし続けた人が、いきなり資産を取り崩すことができるのでしょうか?

おそらく、投信を解約して現金化する事にすごい抵抗を感じるはずです。

     

また、単純に今後のリターンを捨てて現金化することを「もったいない」と思うはずです。

理論上は、投信を保有し続けるだけで年率7%のリターンが得られます。

目の前のリターンを捨てて、現金化することができるでしょうか?

       

僕は、理屈上はインデックスが正しいと理解しています。

でもインデックス1本でやっていると、おそらく永遠に現金化できないと感じました。

現金化しないという事は、結局FIREをしないという事と同義です。

      

こうした理由から、僕はFIRE目的でのインデックス投資はおすすめしないのです。

       

いくら資産があればFIREできるか分からない

インデックス投資でFIREをする場合、資産を取り崩しながら生活します。

FIRE4%ルールでは、長期間運用をするほど資産の枯渇リスクが高まります。

       

【出典】Vanguard_Probability of success over different retirement horizons
【出典】Vanguard_Probability of success over different retirement horizons

      

このように運用期間が40年の場合、50%近い確率でFIREが失敗するというデータがあります。

このリスクを排除するためには、資産を更に上積みする必要があります。

     

でも、どのくらい資産を積み上げれば良いのでしょうか?

そもそも、人が何歳まで生きるのか誰もわかりません。

70才で死ぬのであれば、そこまで資産を積み上げる必要はありません。

でも100才まで生きるなら、たくさんの資産が必要です。

     

結局、自分が何歳まで生きるのか分からないので、インデックス投信だけではFIREに踏み切れないと思っています。

       

高配当株投資の方がFIREをしやすい

一方で高配当株投資なら、インデックス投信で起きるデメリットがありません。

        

・資産を取り崩す訳ではないので、長期的な継続性が期待できる

・自分の生活水準が分かれば、FIREの基準が明確になる

        

高配当株なら、毎年定期的に「配当」という形でキャッシュフローが生み出されます。

そして、「配当」>「生活費」になれば、いつでもFIREに踏み切れます。

     

こうした理由から、FIREを目指すなら高配当株投資の方が良いと思っています。

僕自身は、年間の配当金150万円を経済的自由のゴールに設定しています。

  

        

ですが、高配当株投資にも難点はあります。

      

・罠銘柄を回避する企業分析力が必要

・購入タイミングを判断する力が必要

      

高配当株は、インデックス投資とは異なり、自分で購入銘柄やタイミングを図る必要があります。

変な銘柄を買ってしまうと、減配&株価暴落のダブルパンチを食らうことになります。

      

ですが最初に述べた通り、長期的には高配当株投資の方がFIREへ近いです。

最初の一歩は険しいですが、数年経てばきっと高配当株投資をしていて良かったと思えるはずです。

     

         

まとめ:FIREするのにインデックス投資をおすすめしない理由

インデックス投資でFIREするのが難しい理由をまとめました。

       

・4%ルールも完璧ではないから

・何年もかけて積み上げた資産が減っていくのに耐えられない

・いくら資産があればFIREできるか分からない

      

サラリーマンをしていれば、一度はFIREに憧れると思います。

FIREができれば、人生の選択肢が大きく広がります。

FIREを夢物語で終わらせず、一緒に実現させましょう!

    

この記事が株式投資の参考になれば幸いです。

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