こんにちは、コロスケ(Twitter)です。
最近日本株が絶好調です。
TOPIXは、33年振りの高値になっております。
1日の東京株式市場で、東京証券取引所に上場している主要企業の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は前日比17・75ポイント高い2349・75だった。8月1日につけたバブル期後の最高値(2337・36)を上回り、1990年7月以来、約33年ぶりの高値を更新した。
【出典】読売新聞オンライン_TOPIX終値、33年ぶり最高値更新
こういうイケイケの相場では、どんな姿勢で臨めば良いのでしょうか?
2023年の高配当株ブームに思うこと【今後の投資方針を解説】
今の相場で取れる対応をまとめてみました。
①保有銘柄を売って利益を確定する
②上昇相場に乗ってキャピタルを取りに行く
③投資をいったん見送る
④今まで通りの投資を継続する
どの対応を取れば良いか、唯一の正しい回答はありません。
自分の投資目的・ゴールを踏まえて、自分で選択するしかありません。
自分で選んだ選択肢なら、どんな選択肢でも正解です。
僕自身は、③と④を選びました。
投資目的を再確認
「どうすれば良いかな?」と思ったら、まずは「自分の航路」を確認します。
僕の投資目的は、以下の2つです。
①子どもの教育資金、夫婦の老後資金を確保する
②2031年3月までに「税引き後150万円/年」の配当金を得る
この2つの目的を達成するのに、一番最適な手法を選んでいます。
それがインデックス投資と、高配当株投資の二刀流です。
①インデックス投資(S&P500、オルカン)で再現性の高いリターンを得る
②日米の高配当株を積み上げて配当金を増やす
インデックス投資は、どんな相場でも淡々と続けることが大切です。
そのため、割高だと感じてもドルコスト平均法での投資を継続したいと思います。
売った後、安く買い戻せる保証がない
次に高配当株投資について考えます。
高配当株は、かなりの含み益になっております。
そのため今売れば、銘柄によっては10年以上の配当を先取りで受け取れます。
投資家によっては、売却を考える人もいるかもしれません。
しかし僕の場合は、以下の理由から売却はしません。
・配当金の最大化という目的に反する
・売った後、安く買い戻せる保証がない
僕は、会社を辞める権利を得るために株式投資をしています。
会社を辞めるためには、資産額よりもキャッシュフローの方が大切です。
そのため、金の卵を産むガチョウの腹を裂く=高配当株を売る事はしません。
でも売った後、下がってから買えば良いのでは?
と思うかもしれませんが、株価の値動きは誰にもわかりません。
特に今の相場は、右肩上がりの相場です。
安易に売ってしまうと、買い戻しのチャンスを失い機会損失になる可能性があります。
バフェットの以下の名言が参考になります。
ウォーレン・バフェット「長期的に見れば素晴らしく、かつ理解のできる企業の株式を売り払ってしまうのは、ほとんどの場合、愚かなことである」
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) September 1, 2022
🙋♂️含み益が出るとつい売りたい衝動に駆られますが、素晴らしい企業を売るのは愚かな事というバフェットの言葉を常に頭に入れておきたいです。#株式投資
ウォーレン・バフェット「月曜日に株式市場が開かれたときに、株式市場がどうなるのか、わからない。市場がどうなるか、あるいは経済がどうなるかによって、買うべきか売るべきかを決めたり、考えたりした事は一度もないし、分からない」
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) July 17, 2022
🙋♂️投資の神様がはっきりI don't knowと言う事が全てですね。
短期投資でキャピタルを取るのは投資方針に反する
次に「②上昇相場に乗ってキャピタルを取りに行く」について考えます。
今の相場は、短期的には右肩上がりっぽく見えます。
日本市場はインフレと好業績の影響で、株価は行くところまで行く気もしています。
そのため、今のうちに株を買って「株価上昇の恩恵を最大限受ける作戦」も考えられます。
しかしこれも僕の投資方針に反するため、止めることにしました。
・バリュエーション的に割安と判断できる銘柄を買う
これが僕の投資の基本スタンスです。
バフェットの言うように、僕たちがやるべきは「素晴らしい企業を見つけて、それを相応の価格で買うこと」です。
「株価が上がるから買う」というのは、バフェットは絶対にしない事だと思います。
ウォーレン・バフェット「私達の目標は素晴らしい企業を見つけて、それを相応の価格で買うことであり、月並な企業をバーゲン価格で買おうなどとは思いません」
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) December 15, 2022
🙋♂️割安な銘柄を探すと、2流3流企業ばかり目に付きますが、やっぱり買うべきは1流の素晴らしい企業にすべきですね。
納得できる利回りの銘柄が無ければ買わない
僕は、税引き前で3.75%の配当利回りを投資の基準にしています。
3.75%の利回りに加えて「企業の優良度合い、今後の増配見込み」を加味して投資を決めています。
その基準に従うと、現状買える銘柄は限られています。
今安い銘柄は、決算ミスなど何かしらスネに傷がある銘柄が多いです。
そのため「あえて今無理して買う必要はないかな」と感じています。
なぜなら、スネに傷がある銘柄は暴落時に他の銘柄よりも下げ幅が多い傾向があるからです。
今の相場なら、優良な銘柄を1株ずつ買うくらいで十分かと思っております。
まとめ:人の行く裏に道あり花の山
株式投資を始めて4年という期間が経ちました。
その4年間で、色々なテーマがブームになりました。
今までの経験で、ブームになってから投資をしても得られるリターンは限られます。
むしろ高根掴みのリスクの方が高い気もしています。
2023年は、大型の高配当銘柄がブームになっています。
実際、高配当株投資の本が多く本屋に並んでいます。
ブームになり割高になった銘柄にあえて付き合う必要もありません。
ただし、今回のブームは年単位で続く可能性もあります。
そのため「静観」の対応を取った場合、年単位で買い増しができない可能性もあります。
株価の上げを眺めていると、機会損失に感じてしまい焦る事もあるかもしれません。
しかし株価というのは、いずれ平均に回帰していきます。
上げ続ける相場はありません。
それまでは、保有銘柄の含み益と配当金を楽しみたいと思います。
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