【KDDI株の買い時はいくら?】3,000円なら買いましょう!

【KDDI株の買い時はいくら?】3,000円なら買いましょう! 投資の勉強
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この記事では、KDDI株の買い時はいくらかを解説しています!

     

KDDIの株が欲しいんだけど、いくらなら買いかな?

     

こんな疑問に答えます。

KDDI株は、高配当&優待銘柄として、個人投資家に人気の銘柄です。

    

でもKDDIをいくらで買うべきか迷ってしまいますよね。

特に投資初心者の方は、適正な価格を図るのは難しいのではないでしょうか?

   

そこで本記事では、KDDI株を保有している著者が「KDDI株をいくらで買うべきか」を分かりやすく解説していきます。

尚、この記事では、「1度買ったら長期保有」の前提でお話しています。

短期目線では無いので、ご注意願います。

      

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【KDDI株の買い時はいくら?】3,000円なら買いましょう!

    

KDDIはいくらの時に買えば良いのでしょうか?

    

答え:3,000円なら買いましょう!

     

3,000円なら税引前4.2%の配当をもらえます。

3,000円になるチャンスがあれば、狙っていきましょう!

     

以降では、3,000円で買うべき理由を詳しく解説していきます。

(尚、3,000円は個人の見解ですので、最終的にはご自身の判断で投資下さい)

      

KDDIの売上・営業利益推移

KDDIの売上・営業利益率推移は、以下の通りです。

     

KDDI売上・営業利益率推移
KDDI売上・営業利益率推移

    

売上・営業利益ともに、徐々に伸びてきています。

特に営業利益率は、20%付近と「超高利益体質」であることが分かります。

   

最近は、au経済圏を作り上げ通信以外の利益を拡大しています。

今後も売上・利益が伸びていく見込みであり、成長による株価増進も見込めます!

    

やっぱり通信事業は儲かるんだね

     

KDDIのEPS・配当・配当性向

次にKDDIのEPS(1株利益)・配当・配当性向を見ていきます。

    

KDDI1株利益、配当金、配当性向推移
KDDI1株利益、配当金、配当性向推移

    

1株利益は、きれいな右肩上がりです。

売上を伸ばしていることが良く分かります。

   

1株配当金も、右肩上がりです。

2013年から2021年度で3倍近くも配当が増えています(すごいです)

    

KDDIのフリーキャッシュフロー

KDDIフリーキャッシュフロー
KDDIフリーキャッシュフロー

   

これはKDDIのフリーキャッシュフローです。

フリーキャッシュフローとは、企業活動で得られた「お金」です。

   

キャッシュフローが常にプラスなのは、経営が安定していることの証です。

KDDIは毎年プラスですね。

   

5G向け基地局投資もこなしつつ、このプラスはあっぱれです。

    

このように、売上・利益・配当・キャッシュ全てにおいて素晴らしい数字となっています。

この数字をみるだけで、KDDI株が欲しくなりますね笑。

     

KDDI株には株主優待がある!

株主優待は幸福度が高いです。

僕もKDDIの優待をもらっていますが、ホントに幸福度が上がります!

     

    

KDDIの優待は、「カタログギフト」です。

全国の名産品を自分で選ぶ事ができます。

    

個人投資家の中でも人気の高く、優待目当てに投資している人も沢山います。

    

このようにKDDIは、株主還元に積極的な会社です。

個人投資家は、100株は保有したいですよね。

    

KDDIの株主優待はホントにオススメだよ!

      

なんでKDDIの株の買い時は3,000円なの?【理由を解説】

     

こんなに素晴らしい企業なら、もっと高くても買って良いのでは?

       

確かにこんなに素晴らしいと、高くても早く買いたくなりますよね。

でもKDDIは、以下2つの理由で注意が必要なんです。

     

・外圧による売上・利益減のリスク

・黒船の襲来リスク

     

この2つのリスクを詳しく解説していきます。

     

外圧による売上・利益減のリスク

通信事業は、頻繁に政府から「通信費の値下げ圧力」をかけられています。

政府は「スマホ代の値下げ」を、たびたび要請しています。

    

2018年には当時の菅官房長官が「通信費は4割値下げ!」と言い出し、大きく株価が下がりました。

    

菅義偉官房長官は21日、札幌市内で講演し、日本の携帯電話の利用料について「今よりも4割程度下げる余地がある」と述べた。大手携帯電話会社が多額の利益を上げていることに触れ「競争が働いていないといわざるを得ない」と問題視した。

【出典】日本経済新聞 携帯料金、「4割下げ余地」 官房長官

     

2021年には、菅首相が誕生し、通信3社に改めて値下げを要請。

ドコモがahamoブランドを立ち上げるなど、業界再編へと繋がりました。

   

かねて携帯電話料金引き下げを訴えてきた菅義偉氏が内閣総理大臣に就任して以降、携帯電話料金が再び焦点に浮上した。武田良太総務大臣が料金引き下げに積極的な姿勢を見せる

【出典】日経クロストレンド 菅政権が掲げる携帯電話料金引き下げ、今後の焦点はNTTドコモ

    

KDDI株価推移
【出典】SBI証券 KDDI株価推移 ※青字は著者

    

青丸で囲った部分で「暴落」が起きています。

これはいずれも、菅さんが通信費の値下げ発言をした後に起こりました。

    

この時はいずれも2,400~2,600円くらいまで下がっています。

政府は「通信業界の寡占化」を常々問題視しています。

KDDIもpovoというブランドで値下げをさせられています。

     

今後も通信費の値下げ圧力が来る可能性があります。

その時に高値で買うと「長い期間含み損を抱える」事になります。

     

こういうリスクがあるので、あまり高値掴みはしないほうが良いです。

初めて買う方は、3,000円になるまでじっと我慢しておくのがオススメです。

     

スガさんは、通信業界に恨みでもあるのかな笑

     

黒船の襲来リスク

通信業界は、基地局の初期投資費用が莫大です。

そのため、新規参入障壁が非常に高くなっています。

   

しかし、実は将来的に「外資」が日本の通信業界に参入してくる可能性があるのをご存知でしょうか?

今をときめく「スペースX」が参入する可能性です。

   

現在は、基地局通信ですが、将来的には衛星通信となる可能性があります。

そして衛星通信で、あのスペースXがやってくる可能性があるのです。

    

今後、KDDIはスペースXという黒船と戦う日がやってきます。

そうすると、基地局で戦うKDDIはオワコンになる可能性がゼロではありません。

    

このような経営リスクがあるので、あまり高値掴みはしない方が良いです。

(上記理由で、通信銘柄への集中投資もオススメしません)

    

詳しい内容は、以下の記事をご覧下さい。

    

     

まとめ:KDDI株の買い時はいくら?

本記事のまとめです。

    

・KDDI株は3,000円で買うのがオススメ

・経営成績は素晴らしいけど、色々とリスクがあるので高値づかみはやめよう

      

KDDIは、素晴らしい銘柄です。

特に高配当&優待で、個人投資家の満足度も高いです。

   

ですが、あまりに高値掴みしてしまうと、長期間含み損を抱える可能性があります。

買う時は、適正な価格を意識して買いましょう!

   

尚、本記事は個人の見解であり、投資を推奨するものではありません。

3,000円についても個人の見解であり、投資する際はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

      

     

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