こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。
今日は資材部員に必要な最低限のエクセルスキルを解説します。
資材部門というと、「交渉をする人たち」というイメージがあるかもしれません。
でも実は、「事務処理」に多くの時間を割いているんです。
事務処理ができないと、付加価値の高い「交渉」などの業務に手が回りません。
そこで今回は、資材歴10年の著者が「最低限のエクセルスキル」を解説していきます。
資材部員1年目の方やこれから事務系職に就く予定の方は、この記事を見てスタートダッシュを切りましょう!
資材調達・購買部員1年生が最初に覚えるべき最低限のエクセルスキル
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資材部員が最初の覚えるべき、エクセルスキルは以下のとおりです。
・Excelの関数(Vlookup機能)
・ピポットテーブル
・ Ctrl (コントロールキー)+C(コピー)
・ Ctrl (コントロールキー)+V(ペースト)
・ Ctrl (コントロールキー) +Z( 元に戻す )
・ Ctrl (コントロールキー)+F(検索)
資材部員は、入社前に上記エクセルスキルを覚えておけば、とりあえずOKです。
たまに「資格」を取ることを勧めているサイトがありますが、資材部員向けに必要な資格はありません。
資格を勉強するより上記機能をピンポイントで覚える方が圧倒的に効率的です。
10分で覚えられる簡単なものばかりですので、一つずつ解説していきます。
Excelの関数(Vlookup機能)
勤める会社によりますが、基本的に資材部はExcelを扱えるようになった方が無難です。
Excelの関数と聞くと身構えてしまいますが、覚えるのは「Vlookup」というエクセル関数だけでとりあえずは何とかなります。
Vlookupとは、「指定の列と同じ行にある値を返す」ことです。
例えば、Aという部品の値段をエクセルに記載したい時、別のエクセル資料を見ながら手作業で入力するのは大変ですよね。
でもVlookup関数を使えば、別のエクセルの資料を参照して単価情報を記載してくれます。
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単価リストを見て、空欄の単価表に該当する単価をインプットするケースで考えてみます。
一個ずつ手作業で入れたら大変ですよね。
この表だと力技でもなんとかなりますが、1000件あった場合、それだけで一日が終わってしまいます。
単価リストから、各商品に該当する単価を自動入力してくれるのが、Vlookupです。
自動入力の方法は以下の通りです。
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この$は絶対参照という固定する意味を持つ記号です。F4で「$」マークがつかない場合は、「Fn」+「F4」で試してみて下さい。
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最初はうまく行かないかもしれません。
ですが、100回くらい試してみると慣れてきて使えるようになると思います。
僕も最初は何故かうまくいかない時がありました。その時は、もう一度最初からやり直してみて下さい。
使いこなせるようになれば、他の数式も行けると思いますので、色々な数式にチャレンジしてみて下さい。
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とにかく最初にvlookup関数を覚えよう!
ピポットテーブル
ピポットテーブルとは、Excelのデータを自分の好きなように集計することが出来る機能です。
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自分が欲しい情報を簡単に集計することが出来るので、作業効率がUPします。
感覚的に使えるので、試しに色々使ってみて下さい。
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ピポットテーブルは汎用性が高いから、ぜひ使ってみてね
Ctrl+C、V、Z、F
Windowsパソコンには、ショートカットキーと呼ばれる機能があります。
特定の作業が簡単にできるようになります。
キーボードの一番左下に「Ctrl」というキーがありますので、それを押しながら、C、V、Z、Fを押します。
Ctrl +C(コピー) =選択した文字・数字をコピーする
Ctrl +V(ペースト)=Ctrl+Cでコピーしたものを張り付ける
Ctrl +Z( 元に戻す )=最後に操作した作業を取り消して元に戻す
Ctrl +F( 検索)=ページ内の文字検索を行う
他にも色々なショートカットキーがありますが、まずはこの4つがあれば、なんとかなります。
Ctrl +C と Ctrl +Vはコピペと呼ばれるものですね。とても便利です。
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Ctrl +F( 検索)を使えると、長い文章を読む必要がなくなるよ
まとめ:最低限のエクセルスキルを覚えてから入社しよう!
本記事のまとめです。
・Excelの関数(Vlookup機能)
・ピポットテーブル
・ Ctrl (コントロールキー)+C(コピー)
・ Ctrl (コントロールキー)+V(ペースト)
・ Ctrl (コントロールキー) +Z( 元に戻す )
・ Ctrl (コントロールキー)+F(検索)
あなたが配属される職場では、手取り足取り業務を教えてもらえるとは限りません。
厳しい職場では「さあやってみろ」なんて言われる可能性も無きにしも非ずです。
その時にこれらスキルがあれば、なんとかついて行けると思います。
(逆にこのスキルが無いとかなり大変)
それ以外のことは、OJT(業務を通じてのトレーニング)で大丈夫です。
資材部門に必要なスキルを効率的にマスターしていきましょう!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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