購買・資材調達と経理部門はどっちがおすすめ?【就活生向けに解説】

購買・資材調達と経理部門どっちがおすすめ? 資材業務について
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こんにちは、コロスケです。

今日は就活生向けに、購買・資材調達部門と経理部門はどっちがおすすめかを調べていきます。

 

文系の就活生は、「営業・人事総務・購買資材・経理」が主な配属先になります。

でも働いたことが無いのに、自分がどの分野に向いているかなんて分からないですよね。

 

今回は製造業で10年以上働いている著者が「購買と経理ならどっちがおすすめか?」を解説していきます。

 

・購買と経理、配属されるならどっちがおすすめ?

・購買と経理のメリット・デメリットを知りたい

 

これら疑問を解決していきます。

 

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購買・資材調達と経理部門はどっちがおすすめ?【就活生向けに解説】

経理

 

・製造業のモノ作りに直接関わりたい・人と話すのが好きな人は、購買向き

・専門スキルを身に付けたい人・数字が得意な人は、経理向け

  

購買・経理どちらがあなたに向いているかは、あなた自身の特性や好みによります

上記特徴・好みで好きな部門を選択しましょう。

 

購買・経理のメリット・デメリットを具体的に解説していきます。

 

購買・資材部門の良いところ(メリット)

経理部門と比較した時、購買・資材部門の良い点は以下の2つです。

 

社内外の多くの人と、やり取りができる

購買部門は、社内はもちろんのこと、社外の取引先と日々やり取りをします。

色々な関係者と協力しながら、仕事を進めていくのが購買部門の特徴です。

 

コミュニケーションに自信がある、人と話すのが好きな方にはおすすめ出来る部門です。

 

工場の損益に直接関わることができる

購買部門は、製品に使われる部品・材料の調達を行います。

そのため、部品の調達を通じて、工場の損益に直接貢献することができます。

 

自分が調達する部品が安くなれば、その分会社の利益になります。

このように会社の損益に直接関わることができるのが購買部門の良いところです。

 

特に、製造業ならではの仕事がしたい方には、購買の仕事はおすすめです。

 

購買・資材部門の悪いところ(デメリット)

一方で、経理部門と比較してデメリットもあります。

 

専門性が身に付きにくい

資材業務は、経理とは違って簿記のような専門資格はありません。

もちろん購買業務も調達品の品種知識が身に付きますが、製造業以外での使い道が限られます。

 

全ての会社で必ず必要になる経理スキルと比べると、購買のスキルは適用範囲が狭いです。

 

基本、社長にはなれない

一部の例外を除いて、基本的に購買畑の人が社長になることは少ないです。

将来、社長になりたい人は、素直に営業や経理部門を選びましょう。

 

購買・資材部門に求められるスキル

次に購買部門で活躍するためのスキルを紹介致します。

 

事務処理能力が必要

これは経理部門も一緒かもしれません。

ただ購買部門は、仕事の中における事務処理の比率がとても高いです。

一つのことをじっくり進めるよりも、社内外の問い合わせに素早く対応できる人材が重宝されます。

  

飲食店のバイトでテキパキ仕事が出来る人は、個人的に資材の業務に向いていると思っています。

 

社内外の関係者との調整能力が必要

経理部門と比較して、購買部門は社内外の会議の取りまとめが多いです。

多様な利害関係者が出席する会議を取りまとめて、一定の方向性を出すことが求められます。

 

特に購買部門は、社内の要求と、取引先の回答で差異があることがほとんどです。

社内と社外の間に立って、折り合いをつけていくことが求められます。

 

経理部門の良いところ(メリット)

次に経理部門のメリットをご紹介します。

 

客観的に社内の経営状況を把握できる(経営に近い立場)

経理部門の一番良いところは、経営に近い立場で仕事が出来ることです。

経理の性質上、会社の損益取りまとめを通じて、会社の経営状況を正確に把握することができます。

 

経営の立場で物事を考えることができるのは、経理部門の良いところです。

 

経理スキルは汎用性が高い

経理のスキルは幅広く使えます。

会社が存在するところに経理部門は必要なので、購買部門と比べるとつぶしがきく仕事です。

 

転職などステップアップを考えている方に経理はおすすめ出来る部門です。

 

企業によるがワンチャン社長が狙える部門

先ほど説明したように、経理部門は経営に近い立場で仕事をします。

そのため、経理畑の方が社長になるケースも多々あります。

 

将来的に社長のポジションを狙っている方は、購買部門よりも経理部門の方がおすすめです。

 

経理スキルは仕事以外にも役に立つ

経理の業務は、仕事以外でも役に立ちます。

  

株式投資をしている人は、経理の知識はそのまま企業分析に使えます。

企業分析は、個別株投資をしている人には必須スキルなので、仕事で働きつつスキルを習得出来ます。

 

また会社の仕事とは別に、副業をする方もいるかもしれません。

副業の確定申告では青色申告をすると節税効果が高いです。

 

そして青色申告には複式簿記が必要です。

副業を考えている方には、副業とのシナジーが高い経理部門はおすすめです。

 

経理部門の悪いところ(デメリット)

次に経理部門のデメリットです。

 

数字が苦手な人はきついかも

経理部門は、仕事の特性上、数字の正確性が求められる部門です。

資材部門はだいたい8割の精度でOKなことが多いですが、経理部門は数字が完全に一致する必要があります。

 

数字の正確性が求められるので、数字が苦手な人には厳しいかもしれません。

 

製造業の生産活動に直接貢献出来ない(裏方仕事)

製造業の主役はモノ作りです。

設計、材料調達、製造、品質管理、販売を通じて売上を上げていきます。

資材部門は、そのモノ作りに直接関わることができます。

 

一方で経理部門は、生産活動に直接寄与することは出来ません。

あくまで裏方としてモノ作りをサポートするのが役割です。

 

もちろん経営指標の作成を通じて、幹部に直接会社の進む方向性を提示出来ます。

しかし、製造業ならではの仕事がしたい方は、経理以外の仕事が良いかもしれません

 

まとめ:自分の向き不向きを踏まえて部門を選ぼう

本記事のまとめです。

 

・製造業のモノ作りに直接関わりたい・人と話すのが好きな人は、購買向き

・専門スキルを身に付けたい人・数字が得意な人は、経理向け

  

購買・経理のどちらが優れているということはありません。

どちらが良いかは、あなたの好み・特性によります。

 

購買・経理とはどんな仕事かをある程度理解した上で、自分が働く部署を選びましょう。

 

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

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