こんにちは、コロスケです。
今日は資材部員向けの交渉術を解説します。
今回は交渉術第3弾です。
過去の交渉術は以下の記事をご覧下さい。
今回は、交渉術第3弾として「押しかけお土産クレクレ戦術」を紹介します。
なんだか乞食みたいなタイトルですが、資材部員ならきっと経験したことがあると思います。
・役立つ交渉術が知りたい
こんな方に有益な情報を提供します。
資材調達/購買部員のための交渉術3【押しかけお土産クレクレ戦術】
押しかけお土産クレクレ戦術とは、どういった交渉術なのでしょうか?
使用難易度:★ ★ ★ ★ ★ (誰でも使える!)
インパクト:★ ☆ ☆ ☆ ☆ (一般的な交渉術!)
効果 :★ ★ ★ ☆ ☆ (普通の打ち合わせより効果大!)
押しかけお土産クレクレ戦術の手順は以下のとおりです。
①取引先の工場・営業所を訪問
②責任者に直接要求を突きつける
③手ぶらでは帰れないと言い張り居座る
相手の事務所に押しかけて、良い回答をくれるまで居座る手法です。
これもなんだかヤクザのようですが、乞食のようでもあるのでクレクレ戦術と名付けています。
①取引先の工場・営業所を訪問
資材部門にとって「取引先が来てくれる」のは当たり前ですよね。
取引先も基本は「客先である資材部門に会いに行く」のが当たり前だと思っています。
そのため資材部門が取引先の事務所を訪問すると、インパクトがあります。
何で資材の方がわざわざ来てくれるの??
資材部門が取引先を訪問する機会は少ないので、わざわざ足を運ぶ事自体に意義があります。
重要な依頼など、ここぞという場面では「取引先を訪問」することに価値が生まれます。
僕は重要な場面では、忙しくてもあえて取引先を訪問するようにしているよ
②責任者に直接要求を突きつける
交渉では「権限を持っている人」に直接依頼することが重要です。
権限を持っている偉い人は、なかなか会いに来てくれません。
でも資材部員自ら会いに行けば、面談できる可能性は高くなります。
上司の方も当日はご同席お願いします。
と、アポイントを取る段階で、先方の責任者にも同席を依頼しましょう。
そして交渉では、先方の責任者に「直接」こちらの要望を伝えましょう。
担当経由でお願いするのと、直接お願いするのでは結果も変わってきます。
なるべく責任者に直接要求を突きつけるようにしましょう。
③手ぶらでは帰れないと言い張り居座る
ここからが「押しかけお土産クレクレ戦術」の本領です。
打ち合わせで、相手から希望の回答を得ることは難しいです。
それが難しい依頼であればなおさらです。
交渉では「上司から回答が貰えるまで帰ってくるなと言われています」と言って、ゼロ回答では帰れないことを主張します。
取引先の「わざわざ来てくれたのにゼロ回答はしにくい」「早く帰って欲しい」心理を利用します。
普通に依頼するより、事務所を訪問して手ぶらでは帰れないと言うと、普通に依頼するより良い回答が来る可能性が高くなります。
事務所に勝手に押しかけて、お土産を要求するんですから資材はホントにヤクザな仕事ですよね・・・。
相手も分かっているから訪問は嫌がる
訪問をお願いしたら断られたよ・・・
取引先も資材に訪問されると、お土産を渡さなきゃいけない心理が働きます。
なので取引先は、資材からの訪問は嫌がります。
訪問を依頼すると必ずと言っていいほど、丁重に断られます。
でもそれで諦めてはいけません。
上司から行けと言われていて、どうしてもお願いします・・・
と言って、頑張って押しかけましょう。
相手から嫌がられても押しかけるのが、「押しかけお土産クレクレ戦術」です。
とにかく頑張って訪問をアレンジしましょう。
こういう依頼をしなければいけないので、資材部門は取引先と常に良好な関係を作っておく必要があります。
まとめ:成果を出したい時は押しかけよう!
本記事のまとめです。
①取引先の工場・営業所を訪問
②責任者に直接要求を突きつける
③手ぶらでは帰れないと言い張り居座る
資材は取引先との交渉で最大限の効果を出すべく、色々な手段を用います。
「押しかけお土産クレクレ戦術」もその一つです。
重要な依頼をする場合は、「押しかけお土産クレクレ戦術」をぜひ試してみて下さい!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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