【どうせ変わらない?】後ろ向きな考えをする資材部員へアドバイス

【どうせ変わらない?】後ろ向きな考えをする資材部員へアドバイス 資材業務について
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こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。

今日は、仕事で後ろ向きな考えに陥ってしまう人向けの記事です。

    

資材の仕事なんてめんどくさい

どうせ何も変わらない

何やってもムダ

     

こんな考えを持ったことはありませんか?

僕は、今まで1,000回くらい思ったことがあります笑。

  

僕は何度も資材の仕事に絶望し、辞めたいと思いながら仕事を続けていました。

仕事に絶望し、後ろ向きになってしまった一番の理由は「資材の仕事のやりがいの無さ」でした。

   

ですが、10年以上資材の仕事をしてきて、資材のやりがいを(少しですが)見いだせるようになりました。

   

今回は、資材歴10年の著者が「後ろ向きな資材部員に役立つ情報」を提供します。

    

尚、以前「調達業務がつまらない・辞めたい人がすべきこと」で似たようなことを解説しています。

上記記事は、「仕事以外でやりがいを見つけること」に主眼をおいています。

  

ですが、この記事では「仕事そのもの」でやりがいを見いだせる具体的な方法を解説します。

    

         

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【どうせ変わらない?】後ろ向きな考えをする資材部員へアドバイス

後ろ向き、悲観的

      

資材の仕事なんてめんどくさい

どうせ何も変わらない

何やってもムダ

資材の仕事はつまらない

   

こんな資材部員へのアドバイスは以下の3つです。

   

・自分がやるべきことを淡々とやる

・相手に期待せず、攻略する

・毎日小さく成長する

     

ぶっちゃけ3,4年目の資材部員に言っても「は?なにそれ?意味不明」と思うかもしれません。

でも実際10年間仕事を続けて実感することなので、他の人にも当てはまると思います。

     

自分がやるべきことを淡々とやる

設計に安価部材を提案したのに、全然設計者が動いてくれない

    

資材部員として仕事をしていると、自分の努力が報われないことは山程あります。

基本的に資材部員は、1人では何もできません。

部品を選定するのは設計者、納期を決めるのは生産管理です。

   

「自分の思うように行かない」「正しいことをやっても報われない」

   

こういう結果が続くと、資材部員の考えは以下のように変わってしまいます。

   

【パターン1】「設計が動かないから悪いんだ」(他責思考)

【パターン2】「どうせ動いてくれないから意味がない」(諦念)

    

僕のイメージは、3年目くらいの若い人はパターン1。5年目以降になるとパターン2の人が多い印象です。

    

でもこういう後ろ向きな思考で仕事をしても、決してうまくいきません。

   

他責、諦念を持つのはダメです。

そうではなく、自分がやるべきことを実行し、それ自体にやりがいを見出すべきです。

      

安価部材を設計に提案した時

:せっかく提案してやったのに、何で全然評価しないんだ??

:よし、安価な部材を提案できた。あとは設計部門に任せよう

    

✕の考えをする資材部員は、他人をコントロールしようとしています。

    

:他人をコントロールする

:他人はコントロールできない

   

僕たちは他人をコントロールするのではなく、自分の影響力の範囲内に集中すべきです。

設計者が提案を採用するかどうかは、ぶっちゃけどうでも良い話です。

   

自分がやることは「安価な材料を調査し、それを提案すること。それができればOK!」と思いましょう。

   

自分の影響力の範囲内に集中して、範囲外の事(他人の行動)をコントロールしようとしないことが大切だよ

    

相手に期待せず、攻略する

先程も説明したように、他人はコントロールできません。

いくら理論的に正しいことを言っても、相手が動いてくれるとは限りません。

   

安価部材を提案したのに、評価すらしないなんて怠慢だ!

     

と言っても、何も変わりません。

そうではなく、良い意味で相手に期待するのを止めましょう。

相手に期待しなければ、「裏切られた!」という感情もわきません。

    

やるべき提案はしたけど、設計も忙しいし導入はムリかもね

     

もう一つ、ゲーム感覚で相手を攻略の対象として考えましょう。

設計者がどうやったら導入検討をしてくれるのか?を考えてみるのがおすすめです。

    

安価品を見つけました。

現行と安価品のスペックを比較して相違が無いことを確認しています。品質も安定していて、有名なA社で品質表彰を受けています。またサンプルも無償で貰える手はずを整えました。

まずはサンプル評価から進めても良いでしょうか?

    

設計者の「比較が面倒だな」「品質は大丈夫かな?」「予算が足りるかな」という悩みを解決した上で、提案をしています。

   

このように相手の立場に立って問題を解決し、退路を断ちます。

こうすることで設計者も提案を断りにくくなりやすいです。

    

相手に期待するのではなく、攻略対象として考えましょう。

ゲーム感覚で「どうすればやってくれるのか?」と考えると、前向きな行動に繋がります。

    

毎日小さく成長する

資材の基本業務は、「価格交渉→発注→納期フォロー」です。

そしてそれが永遠に続きます。

   

僕は資材の仕事を「テトリス」だと思っています。

上からどんどん発注すべき案件が降りてきて、テキパキ処理しないと、詰むというゲームです。

   

毎日テトリスを続けたら、そのうち飽きます。

同じように資材業務を4、5年続けたら、絶対に飽きがきます。

   

そういう飽きがくる仕事を長く続けるコツは、「日々小さな成長を実感すること」です。

     

・事前準備のおかげで交渉がうまくいった

・取引先から感謝された

・英文のメールを送った

・英語で電話ができた

・納期交渉をうまくクローズできた

   

長く仕事を続けるためには、小さな成長を感じ取る力が必要です。

小さな成長を感じ取れれば、日々前向きに行動できます。

   

僕は最近、VBAの勉強をしています。

   

     

今までできなかったことができるようになると、素直に嬉しいです。

小さな小さなレベルアップを積み重ねていきましょう。

   

まとめ:ちょっとずつ変えていこう

本記事のまとめです。

   

・自分がやるべきことを淡々とやる

・相手に期待せず、攻略する

・毎日小さく成長する

       

資材の仕事はやりがいを見つけにくい部分があります。

ですが、上記ポイントを意識して仕事をすると、少しずつ前向きに仕事に取り組めるようになります。

    

ぜひ試してみて下さい!

    

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

良かったら、他の記事も読んでみて下さい。きっとあなたの役に立つ情報があると思います。

     

     

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