ドSもドMも楽しめるバレーボールのワンマンというイカれた練習法

バレーボール エッセイ
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この記事は以下の方向けに書いています。

・バレーボールのワンマンって懐かしい!!!

・ワンマンってどんな練習なの?

・ワンマンって聞いただけで、気分が萎える・・・

 

こんにちは、コロスケです。

今日はバレーボールの練習法の一つであるワンマンについてまとめていきます。

 

僕はバレーボール歴10年で、今はバレーボールをあんまりやっていないですが、ワンマンという言葉を聞くと遠い目をして昔を思い出してしまいます。

僕にとってのワンマンは、厳しかった中学時代のバレーボールの練習や、楽しかった高校のバレーボール時代を思い出す魔法の言葉です。

そして恐らくバレーボールを経験したことのある人なら、皆ワンマンという言葉を聞くと懐かしい思い出が蘇ってくるはずです。

ただ現役のバレーボール部員がその言葉を聞くとゲンナリしてしまうかもしれません。

 

今日はバレーボール独特の練習法であるワンマンをバレー歴10年の僕が詳しく解説していきます。

バレー経験者が懐かしくなるような情報をお届けいたします。

 

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バレーボールのワンマン/ツーマンというイカれた練習法【ドSもドMも楽しめる】

バレーボール

 

バレーやったこと無いんだけど、そもそもワンマンって何?

 

僕は他の球技をやったことは無いんですが、おそらくワンマンはバレーボールのみに存在する練習法だと思っています。

まずは、そもそもワンマンって何から解説していきます。

 

ワンマンって何?

ワンマンの定義は以下の通りです。

 

1人でコート全面(アウト範囲も含めたコート全面)を守る練習

ネット前に先生が立ち、好きなところへボールを打ったり、投げたりする。

守り手は一人でコート全面を頑張ってボールを拾い、先生へボールを返す。

 

言葉じゃ少し分かりにくいので、参考動画を載せておきます。

 

 

 

懐かしいですね。

基本はこのやりとりを5分くらい続けます。

すると、終わる頃には最初の動画のように立っていられなくなるくらい息切れします。

プロの選手でもあんなになるくらい練習するんですね。

 

ちょっとこの練習厳しすぎない??

 

そうです。かなり厳しい練習です笑。

厳しい練習なので、引退した後もみんなこの言葉を聞くと懐かしくなるのです。

 

こんな無理なボールは取れないから、ちょっとくらい手を抜いてやろう!

 

今はどうか分からないですが、僕がバレー部員だった頃は先生が厳しいのが当たり前でした。そして、その影響で先輩もかなり厳しかったです。完全にドSです。

手を抜いていると分かってしまい怒られます。

 

そしてボールが取れなくても怒られますし、きちんと先生の元にボールが返らないと怒られます。

そして、上手くボールを拾えても別に褒められる訳では無い、まさにドMな人にはたまらない練習法なんです。

 

ワンマンの特徴まとめ

・ボールが届くか届かないかの所に向かって必死にボールを拾いに行く練習

・ボールに届かない・レシーブミス・手を抜くと怒られる

・上手くボールを返せても特に褒められないドM向け練習

 

やっばい練習だね♪

 

ワンマンの効果

ワンマンって何のためにやっているのでしょうか?

ワンマンには以下の効果があります。

 

どこにボールが来るかを予測できる

守り手は一人でコート全面を守らなければいけません。

そして攻め手は遠いところへあえてボールを打ったりしてきます。

なので、ボールが打たれてから動いても間に合いません。(例えぎりぎり間に合っても次のボールに対応出来ません)

 

そのため、ワンマンを5分間続けるためには「相手がボールを打つ前に打つ場所を予測して動き始める」必要があります。

攻め手の向いている方向、手の動き、空いているスペースなど、色々な情報を頼りに次のボールの方向を予測していきます。

 

この予測する力は試合で必須の能力です。

相手のスパイクは打たれてから動き始めても間に合いません。

レシーバーは、ボールがどこに来るか?フェイントが来るか?を予測して、ボールが来そうな位置でボールを待ち構えます。

 

ワンマンはこのボールが来そうな場所を予測する力が身につく練習です。

たまに攻め手でこのことを理解していないと「とりあえず遠くへボールを放れば良い」と勘違いしてしまいます。

大事なのは守り手が動きを予測して行動したら間に合うあたりにボールを放ることです。

 

疲れた時でも正確なボールコントロールを意識出来る

疲れるとレシーブが雑になってしまいます。

ただ試合を決める大事なポイントはラリーが続いて、選手は皆疲れています。

こういう時に丁寧なプレーでセッターにボールを返せるチームは絶対に強くなります。

 

ワンマンはこういう大事なポイントでも丁寧なプレーが出来る力を養ってくれます。

 

ワンマンにはこういう効果もあるんだね

 

諦めない心が身につく?

取れないボールを必死で追いかけることで、試合でも諦めない心が身につくので、ワンマンには効果があると言われていますが、僕はこれはあんまり効果が無いと思っています。

 

僕はワンマンで得られる効果は「チームメイトとの友情・結束」だと思っています。

 

練習後に「辛かったよね」と辛さを共有したり、「厳しすぎだろ!」と愚痴ったり、チームが一つになるための手段がワンマンなんだと僕は思っています。

 

このチームで勝ちたい!と思えた時初めて諦めない心が付くので、ワンマンだけでは諦めない力はつかないと思います。

 

合宿で深夜にワンマンをした思い出は今も仲間で話題になるね

 

ワンマンをするときの注意点は?

ワンマンをするときに大切なポイントは以下の通りです。

 

・適当にやっては意味が無い(守り手は本気でやる)

・攻め手が絶妙な所へボールを打つ必要がある(遠ければ良い訳では無い)

 

中学生くらいだと、ワンマンはただのシゴキと思うはずです(僕はそうでした)。

その時にワンマンをちゃんとやろうとするためには、やっぱり先生の権威性が無いと選手は本気を出しません。

高校生以降になると、チーム内で「ワンマンは本気でやろう」というコンセンサスを得られれば効果はあると思います。

 

そして一番大事なのは、攻め手がきちんとボールをコントロールする必要があります。

ダメな攻め手の一例です。

 

・絶対に取れないところにボールを打つ

・打つ場所をコントロールできない

 

攻め手は守り手の実力を見極めて絶妙な位置へボールを放ることが求められます。

なので、基本はうまい人がやった方が良いです。(ドSの資質もいるんですかね笑?)

 

ワンマンよりツーマンの方が意味がある理由

 

ツーマンって聞いたことがあるけど、ワンマンと何が違うの?

 

ワンマンは、1人でコート全面を守りますが、ツーマンは2人でコート全面を守る練習です。

練習としては、ワンマンよりツーマンの方が練習の効果が高いです。

 

ツーマンの方が効果がある理由

・味方の動きを意識したプレーを学べる

 

どちらがボールを取るか、味方の動きを見て空いているスペースをカバーするなど、実践でも役に立つ練習になるからです。

バレーは6人でやるスポーツで声掛けなどが重要なので、基本はツーマンをやった方が良いと思います。

 

じゃあ何でワンマンをやる先生がいるのかな?

 

それはやっぱり「ワンマンの方がきつくて精神的に鍛えられるからだろ!」と先生が考えているからだと思います。

ツーマンだと、どちらかがボールを追いかけている間は少しは休めます(もちろん次のボールを意識したポジション取りは必須ですが)。

一方ワンマンは本当に一人で、休む暇が全くありませんので、辛さレベルでいうとワンマンの方がよっぽど大変です。

 

精神や体力をより鍛えたいと思った先生がワンマンをやるんだと思いますが、僕はツーマン派です。

大人になるとネタの意味でワンマンやったりしますけどね笑(最初の動画も送別ワンマンだったので、イベント的な目的でやっているんだと思います)。

 

まとめ ワンマンはバレーボール独特の練習方法

まとめです。

 

ワンマンは、バレーボール独特のイカれた練習法です笑

 

ドMの人もドSの人も両方楽しめる練習がワンマンです。

是非バレー部に入ってワンマンを体験してみて下さい。

僕はこの記事を書いていてとても懐かしくなりました。久しぶりにワンマンがしてみたくなりました笑。

実際にやったら嫌になると思いますが・・・

 

以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。

コメント

  1. さすらいのバレーボーラー より:

    ワンマンと

    聞いただけで思い出す

    早く終われと

    念じて走る