こんにちは、コロスケです。
今日は、なぜ日本人は株式投資でお金を失うのかについて考えていきます。
最近、テレビやニュースでも「貯蓄から投資へ」というキーワードを目にすることが多いです。
あなたの周りでも投資を始めた人もいるのではないでしょうか?
正直、投資って元本割れのリスクがあって怖いですよね。
実際、多くの日本人投資家が含み損を抱えています。
中には「もう投資はこりごり」と市場から撤退した人もいるかと思います。
今回は金融庁の資料をベースに「なぜ日本人は投資でお金を失うのか?」を詳しく解説していきます。
・日本人が投資で失敗する人が多いのはなぜ?
・日本人が投資で資産形成しない・出来ないのは何故?
これら疑問を解決していきます。
なぜ日本人は投資でお金を失うのか【答え:日本に投資しているから】
なぜ日本人は株式投資でお金を失うのでしょうか?
【答え】日本という成長しない市場へ投資しているから失敗している!
答えはとてもシンプルで、日本市場が全然成長していないからです。
日本人は日本に投資しているから、お金を失っているんです。
日本への投資でお金を失っていることについてもう少し深堀していきます。
また、じゃあどうすれば良いのか?についても解説していきます。
本当に日本人は投資でお金を失っているのか
そもそも日本人は、本当に投資でお金を失っているのでしょうか?
これは、1980年から2019年までの日経平均の推移をグラフにしたものです。
これを見てわかるように、日本はバブル崩壊以降、全然株価が上がっていないです。
ITバブルやリーマンショック、東日本大震災など、マイナス要因で大きく下げることばかりです。
つまり、日本の株式市場に投資している人は、下がることはあっても上がることは少ないハードモードな市場で戦っているということが分かります。
それを如実に表す金融庁のデータがあります。
アメリカは金融資産を右肩上がりで増やしている中、日本の投資リターンはたった15%です。
リーマンショックや東日本大震災の頃だったら、リターンはマイナスだったと思います。
このデータからも、日本人は投資でお金を増やすどころか、リスクに晒していることが分かります。
日本人は、銀行・証券会社に搾取されていたから
日本人が投資でお金を失っていた理由の二つ目は、銀行・証券会社から搾取されていたからです。
僕たちが投資する場合は、銀行や証券会社経由で購入します。
そのため、購入・売却など、色々な手数料がかかります。
実は、手数料がものすごく高いので、僕たち日本人は投資でお金を失っていたのです。
金融庁のレポートによると、約2.6%もの高い購入手数料を払っていることが分かります。
100万円投資したら、いきなり97万円からビハインドスタートする訳です。
更に投資信託の場合は、毎年の運用手数料が発生します。
もはや銀行・証券会社のために投資しているようなもので、これではお金を失うのも当然ですよね。
日本人はお金のことを学ばずに大人になった
あなたは今までお金の事、投資の事を学んできましたか?
多くの大人は社会人になるまでに、お金のことを習う機会がありません。
家庭の教育でも「貯金は大事」ということくらいしか教わらないので、お金のリテラシーゼロで社会人になっている人は沢山います。
日本人は、「お金のことを人前で話さないのを美徳」にしています。
お金のことを話すのは、政治のことを話すのと同じくらい控えるべきとされています。
実際、僕自身も30過ぎるまでお金のリテラシーはゼロでした。
お金のことを勉強しなくても何とかなると思っていましたし、ましてやどんどん格差が開いていることすら知りませんでした。
でもそういう人たちが思いつきで投資を始めると、何の知識も無いので大損してしまいます。
実際、僕も良く分からずに投資を始めて失敗した苦い経験があります。
投資を行うためには、正しい知識を身に付ける必要があります。
日本人が投資でお金を失うのは、バックグラウンドとなる正しい知識が無い人が圧倒的に多いからです。
楽して儲けようとしているから
投資を始めると、いきなり資産を短期間で儲けようと人たちが沢山います。
そういう人たちの多くが、投資詐欺に引っ掛かります。
ニュースで、投資詐欺グループが逮捕されるのを頻繁に見かけますよね。
毎月のようにテレビで報道されるってことは、毎月のように投資詐欺被害者が生まれているということです。
投資被害に合う人の特徴は、「楽して短期間で儲けよう」という考えを持っています。
楽して儲かるなんてことは無いです。
こういう考えの人は、結局お金を失う結果になります。
日本人は投資でお金を失わないためにどうすれば良いのか? 【回答】
日本人は投資でお金を失わないために、どうすれば良いのでしょうか?
・株式は、日本だけでなくアメリカ・全市場にも投資する
・お金&投資の勉強をしよう
・長期投資でプラスサムゲームをしよう
・少額投資から始めよう
投資投資の王道は、「市場の成長が見込める国への長期投資」です。
人生100年時代、今からでも遅くはないので、投資を始めてみましょう。
日本だけでなくアメリカ・全市場へ投資する
先ほど日本市場への投資は、ハードモードと説明しました。
それは日本市場が全然成長していないからです。
一方、アメリカはずっと右肩上がりの成長を続けています。
これは、アメリカのSP500と呼ばれる主要500社の指数です。
見ての通り、ずっと右肩上がりに成長していることが分かります。
このように、長期的にみて成長が見込める市場へ投資することがとても大事です。
僕も主力の投資先は、米国市場です。
お金&投資の勉強をしよう
僕は33才になるまで、お金のリテラシーはゼロでした。
勉強しなくても「何とかなる、面倒くさい」と思っていました。
でも勉強を始めると、圧倒的に視野が広がります。
えっ、貯金ってリスクゼロじゃないの??
お金の勉強をすると、今まで目隠しをして歩いていたのでは?と思うくらいの違いを感じます。
僕は最初、「30才を過ぎてからの勉強は遅いかな?」と思っていました。
でも実際は、本を10冊くらい読めばかなり知識が身に付きます。
とりあえず本を読んでみましょう。
10冊読めば、圧倒的な知識が身に付くのでおすすめです。
バビロンの大富豪は、お金持ちになるための具体的な手順を分かりやすく解説してくれる一冊です。
最初にお金の勉強をするのにおすすめの1冊です。
金持ち父さんは、ベストセラーになった名著です。
僕は、この本を読んで衝撃を受けました。
今までのお金との向き合い方を根本から変えてくれた本です。
長期投資でプラスサムゲームをしよう
短期売買は、儲かる人と損する人が必ず出ます。
一方、長期投資の場合、20年以上投資を続けると元本割れのリスクが大きく低減します。
積立NISAは、長期投資でリスクを低減しながら資産形成ができる優れた仕組みです。
再現性が高いので、投資商品さえ間違えなければ、上図のようにお金を失うリスクを減らせます。
少額投資から始めよう
大事なことですが、投資は余剰資金で行う必要があります。
生活費にまで手を出すと、含み損を抱えたまま現金化する必要に迫られるなど、失敗しやすいです。
なので、最初は少額で投資するのがおすすめです。
無くなっても良いやくらいの感覚で投資をする方が結果として上手くいきます。
少額投資におすすめなのは、LINE証券です。
LINE証券は、手数料が安く少額投資が出来る証券会社です。
まずは少額から始めたいという方に、おすすめ出来る証券会社です。
登録は無料なので、まずは登録してみましょう。
まとめ:なぜ日本人は投資でお金を失うのか
本記事のまとめです。
・株式は、日本だけでなくアメリカ・全市場へ投資する
・お金&投資の勉強をしよう
・長期投資でプラスサムゲームをしよう
・少額投資から始めよう
今まで日本人は、投資で損をする人が多かったです。
それは教育だったり銀行・証券会社が原因だったりしますが、正しい投資をすれば、きちんとした資産形成は可能です。
長期視点で見ると、銀行預金に預けたお金は、インフレリスクに晒されています。
人生100年時代、年金不安、これらの不安を解決するためには、投資は必要不可欠です。
今から少しずつ投資を始めてみましょう。
まずは本を読むのと口座開設をしていきましょう。
このブログでは、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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