この記事では含み損を放置しても良い場合について解説します。
2020年、コロナショックで株価が大暴落しています。
その結果、多くの投資家が含み損を抱えています。
僕も数十万円の含み損を抱える状況です。
今まで積み上げた資産が溶けていくよ・・・
どうすれば良いの?
僕は数十万円の含み損を抱えていますが、売却は1ミリも考えていません。
むしろ10年に一度のチャンスと見て、買い増しを続けています。
今回は、株の含み損を気にせず放置しても良いケースを解説します。
・株の含み損がつらい・・・
・株はいったん売るべき?
含み損を抱えた方に有益な情報を提供します。
株の含み損は放置しても良いの?【あなたの含み損の対処法を解説】
株の含み損を抱えた時、どのように対処すればよいのでしょうか?
・「長期投資&配当目的」の投資家は継続保有
・「短中期投資&株価UP目的」の場合は、ルールに従い損切り
株の含み損を放置出来るのは、長期投資&配当目当ての投資家です。
それ以外のケースでは、ルールに従い損切りが必要になってきます。
詳しく解説します。
最初に投資方針を決める必要がある
意外と軽視しがちですが、投資方針は重要です。
最初に投資方針を決めましょう。
投資方針が決まらないと、含み損を抱えた時にどうすれば良いのか分からなくなってしまいます。
・長期投資、中期投資、短期投資、どれか?
・キャピタルゲイン(株価のUP)、インカムゲイン(配当)、どちらか?
・日本に投資するか、アメリカに投資するか、それとも新興国?
・資産をいくら投じるのか?
・リスクを取ってリターンを増やしたいか、リスクを減らしたいか?
・10年後、どんな状態にしたいのか?
最初にこの質問に答えてみることで、ある程度あなたの投資方針が決まるはずです。
ちなみに僕の場合は、長期目線で配当金を積み上げることを目的としています。
「長期投資&配当目的」の投資家は継続保有
投資方針が「長期投資&配当目当て」の場合、含み損を抱えても、基本は継続保有が選択肢になります。
なぜなら、あなたは長期目線で投資しているので、短期的な株価の上げ下げに惑わされる必要が無いからです。
また配当は、保有していないと得られないので、その点からも継続保有が必要になります。
僕は「長期投資&配当目当て」に当てはまるので、暴落しても継続保有しています。
「短中期投資&株価UP目的」の場合は、ルールに従い損切り
短期・中期投資&株価UP目当ての場合は、ルールを決めて損切りしましょう。
何故なら、暴落時に株を保有し続けると当面、株価のUPが見込めないからです。
損切りすれば、その資金を元手に再び買い付けが出来ます。
しかし、株価が半値になると、売るに売れなくなります。
短期的なキャピタルゲイン目的なら、含み損を抱えたままホールドするのはまずいです。
損切りルールを決めて、運用しましょう。
株の含み損を放置するときの注意点【これだけはやってはダメ!】
じゃあ僕は、含み損があっても放置しておくね
ただ、含み損を放置するときにも大切な注意点があります。
・企業の稼ぐ力が落ちていないか?
・不祥事を起こしていないか?
残念ながら、含み損を放置するときでも、上記はきちんと確認しましょう。
企業の稼ぐ力が落ちていないか?
配当の源泉は、企業の利益です。
企業の稼ぐ力が落ちてくると、「減配(配当が減る)⇒株価も下落」という最悪のコースを辿ります。
上記は日産自動車の株価推移です。
2020年2月13日に利益大幅減少&減配を発表しました。
その結果、株価は暴落しております。
企業の稼ぐ力が弱くなっていないかは、定期的にチェックしましょう。
その上で、当初の想定とは違った状況になった場合は、長期投資でも損切りが必要になってきます。
不祥事を起こしていないか?
企業の不祥事は、事業運営に大打撃を与えます。
社会的な信頼を失うので、売上・利益減少、株価が下落します。
日本郵政は、保険の不正販売問題を起こした結果、大きく株価が下落しています。
会社の体質はそう簡単に変わらないので、忘れた頃再び不祥事を起こす可能性があり、長期的に安心して保有することは出来ません。
短期的な売買なら、不祥事株を買う選択もあるかもしれません。
しかし、長期投資の場合、不祥事を起こされるとまくらを高くして寝られません。
保有している銘柄の不祥事の場合は、損切りが必要になるケースもあります。
まとめ:株価の含み損は、自分の投資ルールに従い対応しよう
本記事のまとめです。
・長期投資&配当目当ての投資家は継続保有
・短中期投資&株価UP目当ての場合は、ルールに従い損切り
・基本放置でも、個別企業は定期的なチェックが必要
株で含み損を抱えた時の対処法は、人によって変わります。
長期投資&配当目当てなら、目先の含み損は放置しましょう。
但し、企業に本質的な問題が発生した場合は、損切りが必要なケースもありますので、注意しましょう。
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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