職場の雰囲気を悪くする人の特徴4選を解説!【原因を突き止めよう】

職場の雰囲気を悪くする人の特徴4選を解説!【原因を突き止めよう】 エッセイ
スポンサーリンク

この記事では、職場の雰囲気を悪くする人の特徴を解説しています。

     

職場の雰囲気は最悪だよ・・・。どうしてこうなったの?

こんな悩みを持った方向けの記事です。

    

どの職場にも雰囲気を悪くする人って、必ずいますよね。

「あの人さえいなければ職場の雰囲気は良くなるのに!」と思ってる人も多いのではないでしょうか?

   

でも雰囲気の悪い人って、どうやって生まれるのでしょうか?

この記事では、職場の雰囲気を悪くする人の特徴を解説し、どうすれば職場の雰囲気が良くなるのかも併せて説明していきます。

   

尚、本記事では、以下2つの論文・本を参考にしています。

     

チームの心理的安全性(ハーバード大学教授エイミー・C・エドモンドソン著)

心理的安全性のつくりかた(慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科研究員石井遼介著)

     

専門知識を分かりやすく解説していきます!

    

スポンサーリンク

職場の雰囲気を悪くする人の特徴4選を解説!【原因を突き止めよう】

職場

    

職場の雰囲気を悪くする人の特徴は、以下の4つです。

    

①話しにくい(何を言っても無駄

②助け合わない(自分さえ良ければいい)

③人の挑戦を否定する(どうせできない)

多様な意見を受け入れない(言うことを聞け)

    

職場の雰囲気が悪くなる人には、上記4つのどれかが当てはまります。

あなたの職場の雰囲気を悪くしている人は、どれに当てはまるでしょうか?

   

4つの要因を詳しく解説していきます。

    

①話しにくい(何を言っても無駄)

職場は、課・グループなどの「チーム単位」で仕事をします

そのためチーム内のコミュニケーションは、雰囲気を良くするために非常に大切な要素です。

    

話しやすさ因子は、仕事と相手の状況を把握し、多様な視点から状況を判断し、率直な意見とアイデアを募集するために重要です。

【出典】心理的安全性のつくりかた(慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科研究員石井遼介著)

     

実際、話しかけやすい人が職場にいると、こんなメリットがあります。

   

話しかけやすいメリット

・困った時に、上司・先輩に、相談できる・助けを得られる

・トラブルが大きくなる前に、部下・後輩が相談してくれる

     

一方、話しかけにくい人がいると・・・

あっ?今忙しいんだけど・・・

    

周りの人は、話しかけるのを躊躇するようになります。

結果として、チーム内のコミュニケーション量が減少し、雰囲気も悪くなります。

    

話しかけにくい人がいると・・・

・メンバーが孤立する(話しかけられない)

・相手の状況を把握できないので、トラブルを未然に防げない

    

このように話しかけにくい人がいるだけで「チームの雰囲気は悪化」し、仕事のパフォーマンスも下がります。

話しかけるという一見仕事には関係なさそうな内容でも、実は職場の雰囲気には大きな影響を与えているんです。

     

②助け合わない(自分さえ良ければいい)

仕事をしていると、自分では解決出来ない壁に直面することがあります。

そういう時に、チームのメンバーがお互いに助け合う事が大切です。

    

助け合いが確保されていると、チームはトラブルや行き詰まりに際し、必要な事実を共有し、相談し、支援・協力を求めることができます。

【出典】心理的安全性のつくりかた(慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科研究員石井遼介著)

    

自分が遭遇したトラブルは、実は過去に上司・先輩が解決済であることが大半です。

上司・先輩に聞けば一瞬で解決することを、自分で延々と考えていた経験は無いでしょうか?

    

困っている人を助けず、自分さえ良ければいいと考える職場は、ギスギスして雰囲気が悪くなります。

更に、先輩のノウハウ・資産を全く活用出来ないので、チームとしてのパフォーマンスもガタ落ちです。

      

③人の挑戦を否定する(どうせできない)

仕事で新しい事に挑戦したことはありますか?

    

・業務効率を下げる規定の見直しに自発的に着手した

・業務効率を上げるシステムの開発を提案した

    

新しいことにチャレンジしようとする時、周りの反応がとても大切です。

    

○挑戦を応援・支援してくれる

✕「どうせ出来っこない」と言われる

   

新しい事を始めた時に、ダメ出しをされると本当にテンション下がりますよね。

何かに挑戦する人にネガティブな反応をする人は、職場の雰囲気を一気に悪くします。

    

周りの挑戦を阻害する人がいると、その職場では「何をやっても無駄」という風土が醸成されます

結果として言われた事だけをやる、ダメな職場が出来上がります。

   

悪く言う人は、親切心で言っているのかもしれませんが、努力・挑戦を応援しない人こそが職場の雰囲気を悪くするのです。

    

④多様な意見を受け入れない(言うことを聞け)

私の考えの通り動けば良いんだ!

   

こんな上司に出会った事はありませんか?

多くの管理職の人は、自分の考えに従う部下=良い部下と考えます。

   

でもこういう職場では、上司と違う意見を言う事がリスクとなります。

自分の意見を言うと、上司から否定されたり、文句を言われる可能性があります。

    

その結果、多様な意見が醸成されず、職場は「YESマン」ばかりになります。

   

言いたい事も言えないよ・・・

    

上司に意見を言えない職場だと、だんだん雰囲気も悪くなります。

自分の意見を発言できず、後で上司の陰口を言ったりするなど、職場が荒んできます。

   

昔は言われた通りやれば、うまくいっていたのかもしれません。

ですが正解のない今の時代では、多様な意見を受け入れない人こそ職場をダメにします。

     

職場の雰囲気が悪くなるとこんな悪影響がある!

職場の雰囲気が悪いと、具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか?

    

職場の雰囲気が悪いと・・・

・職場のパフォーマンスが下がる

・離職率が上がる

   

雰囲気の悪い職場では、「言われたことだけをやれば良い」と考える人が多くなります。

その結果、雰囲気の悪い職場では、職場のパフォーマンスは大きく下がります。

    

また自分の意見が尊重されないと感じる人も多く、離職率が上がる傾向があります。

   

このように雰囲気が悪い職場では、業務継続に本質的な問題が生じます。

職場の雰囲気を良くするのは、本当に大切なんです。

    

職場の雰囲気を良くする方法を解説【逆をやれば良い】

職場

   

もしあなたが職場の雰囲気を良くしたい!と思うなら、ダメな人の逆の行動を取りましょう。

    

①話しにくい→積極的に話かける、話をちゃんと聞く

②助け合わない→職場の人の手助けをする

③人の挑戦を邪魔する→人の挑戦を応援、支援する

多様な意見を受け入れない→多様な意見を受け入れる

    

どれも今日からできる簡単な事ばかりです。

職場の雰囲気を改善するために、ぜひ試してみて下さい!

   

積極的に話かける、話をちゃんと聞く

僕は今まで転勤・異動で色々な職場を経験してきました。

その経験から言えることとして、会話を増やすと職場の雰囲気は必ず良くなります。

    

メールではなく口頭で話をすることで、相手の印象が良くなります。

また、周りが話しかけて来た時は、必ず作業の手を止めるなど、相手が話しやすい工夫も必要です。

     

そして会話を増やす事は、自分一人で今日から始められます。

職場の雰囲気を少しでも良くするために、小さな会話から始めましょう!

    

職場の人の手助けをする

「返報性の法則」をご存知でしょうか?

返報性の法則とは、「相手から施しを受けた時は、何か返さなきゃいけないと感じる心理」の事です。

   

困っている人を助けると、相手は「お返ししなきゃ!」と感じます。

すると、いつかあなたが困っている時、あなたを助けてくれます。

   

職場の人の手助けをすると、「お互い助け合う」という風土が生まれます。

そして、助けるのは「ちょっとした事」でも良いんです。

   

・ゴミ捨てを手伝う

・掃除を一緒にする

    

手助けしよう!なんて気負う必要はありません。

ちょっとした手助けをすれば、職場の雰囲気は徐々に良くなってきます。

     

人の挑戦を応援、支援する

新たな試み・挑戦をする人をみると、つい否定してしまいがちです

     

そんなの、どうせできないよ笑

     

本人は、自分の経験を踏まえてアドバイスをしているのかもしれません。

でも言われた人は、やる気を失います。

   

挑戦を応援してあげると、相手は喜びます。

更にメンバーの創意工夫が反映されるので、仕事のパフォーマンスも大きく向上します。

    

無謀であっても、人の挑戦は積極的に応援してあげましょう!

     

多様な意見を受け入れる

実は仕事をする上で、正解は一つだけではありません。

色々なやり方・ゴールがあり、それぞれ正しい場合があります。

   

周りの意見を受け入れないと、意見を言った相手は「何をやっても無駄」と思うようになります。

  

それよりも、周りの意見を尊重して多様な考えを職場に取り入れる方が、メンバーの雰囲気は良くなります。

   

独りよがりにならず、周りの意見を取り入れて仕事をしましょう!

    

まとめ:職場の雰囲気を悪くする人の特徴を理解しよう!

職場の雰囲気を悪くする人の特徴をもう一度確認しましょう。

    

①話しにくい(何を言っても無駄

②助け合わない(自分さえ良ければいい)

③人の挑戦を邪魔する(どうせできない)

多様な意見を受け入れない(言うことを聞け)

    

職場を雰囲気を悪くする人は、上記4つの特徴があります。

自分が雰囲気を壊さないためにも、上記4つのポイントはやらないように注意しましょう!

   

職場の雰囲気は、自分の行動で作り上げることができます。

雰囲気の悪い人を反面教師にして、自分たちで雰囲気の良い職場を作り上げましょう!

   

コメント