ディズニーCEOのロバート・アイガーから学んだ事を解説

ディズニーCEOのロバート・アイガーから学んだ事を解説
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こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。

先日、以下の本を読みました。

       

      

15年間ディズニーのCEOを務めたロバート・アイガーの自伝です。

Amazonのレビューが良かったので読んでみたのですが、とても面白く参考になる事が多かったです。

    

そこで今回は「ディズニーCEOが実践する10の原則」を読んで、僕が参考になったポイントを紹介いたします。

       

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ディズニーCEOのロバート・アイガーから学んだ事を解説

       

僕が共感、参考になったポイントです。

     

・意外と日本人サラリーマンみたいな働き方で共感できるところが多い

・上司の悪いところではなく、良いところに注目する

・目の前の仕事に集中する

・相手が大切にしている事を尊重する

       

意外と日本人サラリーマンみたいな働き方をしている

ディズニーのCEOというと、すごい経歴の持ち主だとイメージしますよね。

でもロバート・アイガーは、ABCテレビの下っ端としてキャリアを始めております。

    

そして、1つの会社でずっと勤め続けました。

更に、仕事も色々と苦労を重ねています。

      

・歴代上司の癖が強すぎる

・自分の会社が二度も買収され、そのたびに社風がガラッと変わる

         

上司と反りが合わない…

     

日本のサラリーマンによくある悩みですが、アイガーも同じ悩みを持っていました。

アイガーの歴代上司は「超マイクロマネジメント&超気分屋」なので、部下は全然ついてこれませんでした。

いまなら「パワハラ」に区分される上司でした。

       

「ディズニーのCEOになったすごい人は、どうやって上司ガチャを乗り越えたのか?」

     

上司と反りが合わない人は、読む価値があると思います。

僕も上司のパワハラで苦労したことがあるので、とても参考になりました。

     

上司の悪いところではなく、良いところに注目する

癖の強い上司の下で働いたアイガーですが、あまりにも癖が強いので周りの部下は全然ついてこれませんでした。

      

・上司が部下の業務を微に入り細に入り指摘(超マイクロマネジメント)

・頑張って作り上げたものを期限直前でゼロベースでやり直し

・気分にムラがある

     

自分の上司がこんな感じだったら、どう思いますか?

病むか、速攻で辞めるかのどちらかですよね。

      

でもディズニーのCEOになるアイガーは違います。

上司の良いところに注目し、上司の悪いところを支える努力をします。

     

ルーンを喜ばせたくてみんな頑張っていたけれど、頭にきて辞めてやると思ったことも一度や二度ではなかった。そう思っていたのは私だけではなかったはずだ。

それでも私は辞めなかった。ルーン流のやり方を受け入れ、彼のいい面をやる気の素にし、悪い面をあまり気にしないようにした。

【出典】ディズニーCEOが実践する10の原則

      

この考えは、上司以外にも当てはまります。

悪い面を気にせず、良い面に注目して、それを吸収する。

こういう対応ができれば、きっと器のでかい社会人になれますよね。

    

僕もアイガーを見習って「悪い面を気にせず、良い面に注目する」ことを心がけたいです。

      

目の前の仕事に集中する

アイガーは、めちゃめちゃ出世欲が強い人物です。

ディズニーのCEOになるための行動は、すさまじいです。

    

出世欲が強い人は、自分の思い通りの仕事につかないと不満を抱きます。

場合によっては、自分を評価してくれる他社へ転職するケースも多いです。

    

ですがアイガーは、不満がある環境に置かれても、目の前の仕事に集中しました。

     

望みの仕事ばかりを夢見て今の仕事がおろそかにならないようにしなければいけない。野心が先走りすぎるとチャンスを掴めない。特定の仕事やプロジェクトを狙っていても、実際にそれが手に入るチャンスはほとんどない場合も多い。

(中略)

つまり、今ある仕事をうまくやり遂げ、じっくり構えて、出番を探して成長しながら可能性を広げ、何かのチャンスが現れた時に、自らの勤勉さと熱量と集中力を発揮して、上司から頼りたいと思われる人間にならなければならない。

【出典】ディズニーCEOが実践する10の原則

      

どんな状況でも、目の前の業務に集中してスキルを磨く。

こういう謙虚な姿勢で仕事に向き合う事が大切なんですね。

仕事や業務に不満を持ちたくなる事も多いですが、愚痴らず目の前の仕事に集中したいと思います。

      

相手が大切にしている事を尊重する

アイガーはCEOに就任後、ピクサー・マーベル・ルーカスフィルムという超大型買収を試みます。

ですが買収相手は、スティーブ・ジョブズやジョージ・ルーカスなどの超大物ばかりです。 

いずれも気難しい相手であり、非常に難しい交渉です。

    

こうした交渉をアイガーはすべて成功させます。

そのコツが「相手が大切にしていることを尊重する」という点です。

    

ピクサーを買収する時は、ピクサーの文化・考え方を守る事を約束します。

こうした相手が大切にしているポイントを尊重すると、相手が胸襟を開いてくれます。

     

僕もバイヤーなので、こうした考えは非常に参考になります。

取引先との交渉では、自分の主張だけを述べてもうまくいきません。

相手が望むポイントは何かを理解して、それと自分の要求が合致するポイントを見つけ出すことが必要です。

      

やっぱりこうした交渉の本質は、どんな時も使える汎用的な技術なんですね。

     

      

まとめ:ロバート・アイガーから学んだ事

本記事のまとめです。

     

・意外と日本人サラリーマンみたいな働き方で共感できるところが多い

・上司の悪いところではなく、良いところに注目する

・目の前の仕事に集中する

・相手が大切にしている事を尊重する

      

「ディズニーCEOが実践する10の原則」は、下っ端テレビ局員だったアイガーが出世する物語です。

読み物としても面白いので、気になった方はぜひ読んでみてください!

      

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