この記事は以下の人向けに書いています。
景気が悪化して株式市場が暴落しているよ・・・。どうすれば良いの??
こんにちは、コロスケです。
今日は株式市場が暴落した時の対応についてまとめていきます。
米中貿易戦争が続き、いつか株式市場が暴落するのでは?と言われていますが、ついにアメリカのNYダウが2019年最大の下げ幅を記録しました。
個人的には米中貿易戦争が続いている中でも最高値を更新していたので、暴落して当たり前かなと思っています。
僕は2018年末に起きた暴落時は、「大変だ!」と言って狼狽売りしてしまった経験があります。
なので、皆さんが暴落時に不安になる気持ちが良く分かります。
しかし、僕は前回狼狽売りしてしまった時には無かった投資方針を確立しております。
そのため今回の暴落では落ち着いて状況を眺めていますし、むしろ「やった!暴落した!」と喜んでおります。
今日は僕が株式市場の暴落を落ち着いて見ていられる理由を説明いたします。
景気後退局面ではどうすれば良いの?含み損がやばいよ・・・といった方に有益な情報を提供します。
株が暴落した時こそ、冷静に物事を判断していきたいね
株式市場が暴落しても株を売らない理由【配当金が目的だから】
狼狽売りする人は、大抵「自分の投資方針が決まっていない」ことが多いです。
僕が2018年の暴落時に狼狽売りしてしまった時も、自分の投資方針が確立していないタイミングだったので、ニュースや含み損を見ておかしな行動を取ってしまいました。
あなたの投資方針は何?
上記僕の失敗事例のように、投資に対する明確な方針が決まっていないと何か問題が起きた時、変な行動を取ってしまいます。
まずは投資方針を決めることが一番重要です。
でも投資方針なんて良く分からないよ・・・
投資方針は聞かれたら、ぱっと答えられるように頭の中に刷り込む必要があります。
投資の軸は基本は以下の通りです。
・キャピタルゲイン(株価の上昇)を目指すのか?
・インカムゲイン(配当金)を目指すのか?
・短期で売買するのか?
・長期で売買するのか?
・インデックス投資か、個別株投資か?
僕の投資方針ははっきりしています。
インカムゲインを最大化して、経済的な自由を目指す(会社への依存度を下げる)
株式は僕に配当をもたらす金の卵なので、基本的には永久に保有する(長期投資)
僕はキャピタルゲイン目的では無いので、目先の株価の暴落はどうでも良いです。
配当が欲しい!と言って投資していた以前の僕は、暴落時に配当を生み出す株式を売ってしまいましたが、何のために投資しているか意味不明な状況になっています。
暴落時に損切りするのは、株式が塩漬けになって次の投資が出来ないことを避けるためにする行為です。(キャピタルゲイン目的の投資家)
なので暴落時に慌てふためかないために、自分の投資方針を確立しましょう。
投資方針が確立すれば後は、暴落時もニコニコしてチャートを眺めていられれます。
暴落のタイミングは誰にも読めない
でも暴落するタイミングだったら、一度売って買い戻した方が良いんじゃないの?
確かにおっしゃる通り、暴落前に売って買い戻した方がお得です。
しかし、その考えは株式市場の動きは誰にも分からないという基本的な原則を無視しています。
株式市場の動きが読めれば、苦労はしません。
株の値動きはプロの機関投資家でさえ読めないものです。それを一般人である僕たちが先読みするのは不可能です。
株価の見込みを予測しようとすると、高いアクティブファンドに投資して損をしてしまいます。
株価の先読みをして利益を得ようという考えは捨て去りましょう。
この考えは以下の本で詳しく解説されていますので、読んだことが無い人は是非一度読んでみて下さい。名著と言われています。
暴落したら安く買える
インカムゲイン目的で投資している僕が、株価の暴落を喜ぶ理由は、いつもより株を安く買えるからです。
最近のアメリカの株は最高値を更新するなど、高くてなかなか手が出にくい状況でした。(それでもドルコスト平均法でコツコツ買っていましたが)
野菜の価格が値下がりすると喜ぶのに、株価が値下がりすると狼狽する人がいます。
株も基本は野菜と同じで安い時に買う方がお得です。
今まで1000円だった株が500円で買えるんです。どっちも同じ株券です。
冷静に考えたら安く買える方がお得ですよね。
株は高い方が良い、暴落は悪いことだ、というニュースを見ているので、株価は何故か高い方が良いと思ってしまうのです。
正しく言うと、買う時は安く、売るときは高い方が良いんです。
今後も株式市場に参加し、株式を買い続けるつもりの僕にとっては、株価が値下がりする局面はバーゲンセールみたいな状態なんです。
冷静な判断が出来ると、暴落は喜ばしい状況なのかもね
長期投資では株価の変動に一喜一憂しない
以下のチャートはアメリカのSP&500というアメリカの株式市場の指標です。
これは1880年から現在までの SP&500 の値動きです。
このチャートを見て、100年に一度と言われた「リーマンショック」がどこにあるか分かりますか?
2008年に起きたリーマンショックの下落も今となっては、過去起きた暴落の一つになっております。
日本も同様です。
アメリカほどではありませんが、日本もリーマンショックを乗り越えています。
つまりその時は人生の一大事と思っていた暴落も過ぎ去ると意外と大したことなかった。むしろそのとき買っていればよかったのにと思えるかもしれません。
過去が未来を約束してくれる訳ではありませんが、少なくとも100年に一度のリーマンショックも乗り越えられると分かっているので、短期的な含み損は見向きもせずに長期投資することができるのです。
短期的なことに一喜一憂しなくて良いのが長期投資のメリットだよね
配当メインの長期投資をする際の注意点
配当メインの長期投資をするときの注意点とか気にするべきポイントを知りたいな
配当メインの長期投資をするときに注意すべきことは、投資先の稼ぐ力が落ちていないかをチェックする必要があります。
いくら配当利回りが良くても長期的に株価が低迷したり、減配となってしまっては意味がありません。
基本的には稼ぐ力がある企業へ投資するのですが、状況が変わり稼ぐ力が無くなる場合は引き上げることも必要となります。
会社の稼ぐ力を調べるなんて難しそう・・・
そういう人にオススメなのが、ETF(Exchange Traded Funds:上場投資信託)です。
ETFは、数十から数百の企業の株のセット売りなので、分散がきいています。また、定期的に銘柄の組み換えをしてくれるので、自分で売り時を調べる必要がありません。
なので、僕も含めた初心者や投資にあまり時間をかけられない人にはオススメの投資スタイルです。
自動で組み換えまでしてくれるなんてとても便利だね
まとめ
暴落時にあたふたしないためには、投資の目的を明確にする必要があります。
自分は何を得るために投資をしているのか?どういう時に買うのか、売るのか、が明確になっていれば、暴落時も自分が決めたルールに従って投資していくだけです。
一番まずいのが、暴落時に狼狽売りをしてしまい、株式市場から撤退してしまうことです。
投資なんてこりごりだよ・・・
となってしまわないように自分の投資スタイルを確立しましょう。
そしてもう一つ大事なことが「投資は余剰資金で行う」ということです。
お金が足りないと、暴落して含み損を抱えているタイミングで現金化しないといけないことも起きます。
最悪無くなってもかまわないお金で投資をすることが長く投資を続ける一番のポイントです。
2019年の8月時点は不況に突入する入り口かもしれません。
そんな時も慌てず株式市場に残っていられるよう、一緒に頑張っていきましょう!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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