こんにちは、コロスケです。
今日は2019年に行われているリストラについて解説していきます。
2019年11月現在、日本は、米中貿易戦争の影響で景気が冷え込んでおります。
特に中国との取引が多い製造業は、その影響が大きく、各社売り上げ・利益の下方修正を行っております。
こんな状況で気になるのが、企業による「リストラ」です。
2019年10月9日に東京商工リサーチが、上場企業の「希望・早期退職」を実施した企業の状況を発表しました。
今回はそのデータをもとに、2019年1月から9月までのリストラのトレンドを解説していきます。
・どんな会社がリストラを実施したの?
・企業のリストラから何が分かるの?
・僕たちは何をすれば良いの?
これらリストラに関する疑問を解決していきます。
2019年1月~9月のリストラ(早期退職)企業まとめ【明日は我が身】
本記事のまとめです。
・1月~9月までに27社が計1万人以上のリストラ(早期退職)を募集
・製造業のリストラが多い
・業績が好調な企業もリストラを敢行(終身雇用は崩壊している)
・明日は我が身。市場価値向上、副収入を増やす動きが必須!
1月~9月までの間に、計1万人以上のリストラ募集が行われました。
1万人以上のリストラ募集があったのは、6年ぶりで、10月~12月も更に増えそうです。
そして今回のリストラの特徴は「業績が好調な企業もリストラを実施している」ということです。
これは今までの終身雇用制が完全に崩壊していることを意味しています。
これらの結論に至った背景を詳しく解説していきます。
20年1月~9月までに27社が計1万人以上のリストラ(早期退職)を募集
今回上場企業の27社が計1万人以上のリストラ(早期退職)を募集しています。
主なリストラ実施企業の一例は以下の通りです。
・富士通: 2,850人
・ルネサスエレクトロニクス:約1,500人
・ ジャパンディスプレイ:約1,200人
・東芝:1,060人
やはり業績が不振なジャパンディスプレイや東芝でリストラが行われています。
またルネサスは直近2019年第二四半期が赤字になっているので、これも仕方ない動きに見えます。
ここから日本では、製造業のリストラが多いことが分かります。
他の業種と比べると、今の日本の製造業はリストラされやすい業種と言えそうです。
業績が好調な企業もリストラを敢行(終身雇用は崩壊している)
ただ今回は、業績が良いにも関わらずリストラを敢行している企業も多いです。
ただ、アステラス製薬や中外製薬、カシオ計算機、キリンHDなど、業績が堅調な企業が先を見据えた「先行型」の募集も目立つ。
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20191009_01.html
特にキリンHDは過去最高益にも関わらずリストラを実施しており、今までの感覚では「何故?」と思うようなリストラです。
このタイプのリストラは、業績の良い今のうちに不要人員を整理して、企業体質を強化しようという意図です。
確かに合理的な判断ですが、働いている社員からすると、利益が出ているのに早期退職を勧められる訳ですから、納得いかない人も多いと思います。
ここから分かるのは、日本の企業は終身雇用制を完全に止めているということです。
企業からすると、厳しい市場で生き抜くために不要な人材をリストラしているだけなのかもしれません。
ただ社員からすると、たまったもんじゃありません。
入社する人の多くは、最後までその会社で勤め上げることを考えていたと思います。
しかし、今の日本の会社のリストラ祭りを見ると、終身雇用制は存在しないことを受け止めた方が良さそうです。
終身雇用制は終わったんだね・・・
終身雇用制が崩壊した状況で、僕たちはどうすれば良いのか?
製造業は、上場した有名な企業でもリストラに合う可能性が高まっています。
以前のように、業績が悪化していなくても、不要人員としてリストラの候補になりえる時代です。
僕が個人的に危惧しているのは、「リストラは45才頃の年齢を対象にしている」ということです。
企業からすると、給料が増えているけどあまり貢献していない社員を整理する意図だと思います。
ただ、一般的に転職市場では45才の人への門戸は非常に狭いです。
今後、45才以上は今まで以上にリストラされやすくなる。
そして、45才以上は転職出来なず詰む可能性が高い
20代~40代前半のサラリーマンは、非常に人生における大きなリスクを抱えていることが分かります。
45才でリストラされたら、あなたはどうなりますか?
僕を含めた多くの人たちは、お金は働いている会社に全てを依存しています。
そこからの給料が途絶えると、たちまち困窮してしまいます。
サラリーマンのリスクが高いのは分かったけど、じゃあどうすれば良いの?
僕たちにできることは、2つしかありません。
45才の時にリストラされても転職できるスキルを身に付ける
45才の時にリストラされても転職出来れば、あんまりリストラを恐れる心配もありません。
というより、リストラ候補にはなりえません。
1つの会社に長く勤めていると、転職に求められるスキルを軽視しがちです。
そして気が付いた時には、リストラされる人材になっている可能性があります。
転職スキルを身につける方法は、転職市場で求められているスキルを把握する必要があります。
一番良い方法は、転職サイトに登録してみることです。
僕は、DODAに登録して、実際にどんな会社で転職出来そうか調べています。
転職サイトは、登録したけど結局何もやらなかった人が多いと思います。
ただ、DODAの場合は、エージェントと呼ばれる人が必ずサポートしてくれます。
電話や面談で話をして、自分の希望に合った職種を選んで提案してくれます。
もちろん費用は無料なので、とりあえず登録してエージェントに希望を伝えてみるのがおすすめです。
(エージェントとの面談は電話で20分程度なので、全然手間じゃありません)
業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス
僕がDODAで色々仕事を探した時の記事も参考にしてみて下さい。
収入の柱を増やす
リストラされて困る一番の理由は「収入の柱が1本しか無いから」です。
収入の柱が複数あれば、リストラされてもダメージを軽減することが出来ます。
例えば、月10万円の副業収入があれば、リストラされても最悪バイトで生活することもできます。
またリストラされなくても副業収入で支出を全部賄えれば、会社をいつ辞めても良い状態に出来ます。
このように副業収入を増やすことは、人生の選択肢を増やすことにつながります。
副業収入は欲しいけど、どうすれば良いか分からないよ・・・
あたりがおすすめです。
副業では、自分のスキルが高められるものがおすすめです。
ブログでは、ライティングスキルやSEOスキルを身に付けられます。
またYoutubeではプレゼンスキル、動画編集スキルを身に付けることが出来ます。
ブログやYoutubeの副業は、資産になる可能性を秘めています。
一度インターネット上にアップすれば、そのブログ・動画が見られ続ける限り収入につながります。
これがアルバイトなどの時間の切り売りと違うところです。
副業については、いくつか記事でまとめていますので、参考にしてみて下さい。
まとめ
本記事のまとめです。
・1月~9月までに27社が計1万人以上のリストラ(早期退職)を募集
・製造業のリストラが多い(明日は我が身)
・業績が好調な企業もリストラを敢行(終身雇用は崩壊している)
・明日は我が身。市場価値向上、副収入を増やす動きが必須!
製造業はリストラが多い業種と言えるので、僕も含めた製造業の人たちは危機感を持った方が良さそうです。
特に昨今は業績が良いときにもリストラを行っているので、転職市場でのスキル向上が必要不可欠です。
またリストラが怖い一番の理由は、収入を会社に100%依存しているからです。
リストラされる前から徐々に副収入の芽を育てていくことが、万が一の時のダメージを軽減してくれます。
今日からスキルアップや副業を始めてみましょう。
今日やり始めれば、10年後大きなリターンが返ってきます。
僕も毎日徐々にですが、積み上げていっています。一緒に頑張りましょう!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
良かったら、他の記事も読んでみて下さい。きっとあなたの役に立つ情報があると思います。
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