こんにちは、コロスケ(Twitter)です。
2023年1月から上昇が続いていた日本市場ですが、10月に株価が大きく下落しました。
今回は10月の調整局面について、まとめていきます。
2023年10月の株価下落について解説
株価は半年前の水準に戻っただけ
株価はピーク時と比べて2,000円以上下げました。
下げるペースが早かったので、恐怖を感じた人も多いと思います。
ですが、チャートを見てみるとわかる通り、2023年5月の水準に戻っただけです。
2023年は、年初来で20%の上昇となっております。
ただ、過去10年間(2012年12月末~2022年12月末)の日本市場の平均年率リターンは10%強です。
(過去5年平均ではリターンは5%程度)
アベノミクス相場の好調な期間でも、リターンは10%強です。
こう考えると、2023年の20%を超える水準は、平均を大きく上回る状況であることが分かります。
相場は良い時もあれば悪い時もありますが、最終的には平均に回帰します。
そのため、株価が20%も上がっていると「そろそろ調整になってもおかしくない状況」でした。
大きく下がりましたが「平均に回帰した」「半年前の株価に戻っただけ」と考えると、特に恐怖を抱くような状況ではないです。
今回の下落で恐怖を感じた人は
もし今回の下落で恐怖を感じた人は、以下3つの問題があります。
・リスク許容度を超えている(株式比率が高い)
・高値掴みをしている
・勉強不足
まず恐怖を感じるという事は、自分のリスクを超えた事象が起きているという事を意味します。
そのため、自分の資産に占める株式の比率を下げる事が一案です。
人間のリスク許容度は思ったより低いです。
また最近株を買いあさった人は、高値掴みです。
特に高配当株は、買値が非常に重要です。
割高な株を掴んでしまうと、長期間含み損になる可能性があるので注意しましょう。
最後に「暴落は投資リターンを高める最高のチャンス」です。
歴史を勉強すると、暴落時に買いに走った人が大きなリターンを得ています。
投資に関する名著を読むと、こうした考え方を頭に刷り込むことができます。
今回の下落でディフェンシブセクターを強化
今回の下落時に、少しだけ新しい銘柄を買いました。
・三菱食品
・アステラス製薬
最近は商社・通信・石油などの「高配当銘柄」が割高になっています。
僕のPFには上記銘柄が入っているので、今回は食品や製薬系のディフェンシブセクターを買いました。
個人的には、日本もインフレに伴う利上げが来る可能性が高いです。
そのため、今買うならインフレに強そうな銘柄が良いと考えました。
今日は三菱食品を1株購入。三菱食品を選んだ理由は
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) October 3, 2023
・卸しでありインフレはプラスに働く(売上増)
・食品(ディフェンシブ)セクターの強化
・食品系だが利回りが相対的に高い
内需型であり人口減のリスクがありますが、1株ずつなら買っても良いかなという判断です。
まだまだ株価的には割高な水準です。
日本も10年債利回りが上昇しており、もっと下がる可能性もありそうです。
投資の世界では、退場しない事が何より大切です。
強欲にならず、まずは生き残ることを第一目標に投資していきたいと思います。
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