購買調達TalkLive!Vol2の議事録|重要なポイントと感想まとめ

資材業務について
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こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。

2022年2月4日にA1A様主催で、購買調達TalkLive!Vol2が開催されました。

      

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第二回は、リスナーとして参加させて頂きました。

今回のゲストスピーカーは、車業界に精通しているゼットンさんです。

    

第二回の主なポイントや、僕が感じた事をブログにまとめていきたいと思います。

どんな話をしたのか気になる!という方に役立つ情報をお届けします。

      

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購買調達TalkLive!Vol2の議事録|重要なポイントと感想まとめ

       

今回のトークテーマは、2つでした。

     

・自動車業界の大きな流れ

・営業⇔調達のキャリアチェンジ

     

主なポイントを解説します。

     

今後車の生産台数は減少していく

今後、自動車の生産台数は減少していく見込みである事が説明されました。

      

生産台数が減少していく根拠

①EV化部品点数3万点→2万点へ減る

②ソニー、アップル等、新規参入メーカーが増える→1社のパイが減る

③自動運転レベル4になると、個人で車を所有する必要が無くなり、生産台数が減る

④脱炭素の面で、日本はCO2が多いというレッテルを貼られている→関税が高くなったり欧州に輸出できなくなる可能性も

     

発注額減少の時代でやるべきこと

生産台数減→調達額の減少の中でやるべき事が2つ挙げられました。

     

・経営のスリム化

・状況応じて変化していくサプライヤーへ発注する

     

価格だけでなく、10年先を見据えた発注戦略が必要とのことでした。

     

取引先支援の方法

・取引先の決算書を読んで、そこから改善点を整理・把握していく

      

いきなり工数削減に入るのではなく、経営指標を見てから支援していくとのことでした。

いきなり木を見るのではなく、全体から見るべきという指摘だと感じました。

僕も同意です。

    

      

営業⇔調達のキャリアチェンジ

営業⇔調達のキャリアチェンジは「あり」とのことでした。

ゼットンさんは、営業5年→資材10年のキャリアで、ご自身の経験を踏まえて、逆の立場で物事を考えられるなど、営業-調達のキャリアが役立ているとのことでした。

   

僕自身は、営業→資材のキャリアチェンジはしていませんが、考え方は全く同じでした。

    

      

車業界の日本回帰の可能性

僕が質問した内容です。

      

Q:車は現地生産が一般的ですが、日本の物価安、チャイナリスク、円安などを踏まえて国内生産を増やす流れというのは出てきそうでしょうか?

      

A:車は以下の要因で、現地生産の方針は変わらない。国内維持をするとしたら、それは雇用の維持という観点。

ただもし日本が長期的に物価が安くなり、円安が続けば、工場として日本で生産するという可能性もゼロでは無い。

      

日本回帰とならない要因

・輸出コストがかなり高い

・輸出にすると、為替変動で収益がかなり変わる

・各国には関税がある

      

ゼットンさん、お答えありがとうございました!

とても参考になりました。

     

取引先との向き合い方

・若手バイヤーにありがちな上から目線について、あくまで取引先とは対等。丁寧に接しなければならない。

    

首がもげるほど、同意しました笑。

どんな業界・時代であっても、この考えは忘れちゃだめですね。

     

      

仕事が辛い時

・朝ランニングする。日光を浴びる。そうすることで仕事の事を考えなくなる

     

やはり資材はメンタルマネジメントが大切ですね。

朝ランニング&日光を浴びるのは、誰でも知っている事ですが、継続出来る人は少ないです。

僕もランニングしなきゃと思いつつも、ずっと出来ていないので参考になります笑。

    

仕事が辛い時は、僕なりの考えも参考にしてみて下さい。

     

      

【感想】購買調達TalkLive!Vol2を聞いて感じたこと

    

ここからは、僕の感想となります。

僕が感じた事は、以下の2つです。

     

自動車産業は、今後レッドオーシャンになる

・日本の資材調達部門の需要も減少していく

       

自動車産業は、今後レッドオーシャンになる

自動車産業は、今働いている方を含めて「今後は販売台数が下がる」と予想している事に衝撃を受けました。

ゼットンさんは、販売台数が下がる事を前提にした調達戦略を立てられていました。

      

つまり、EV化が進むとかなり厳しい状況になるという事です。

トヨタ社長が「終身雇用制は維持できない」と発言した事が現実となるという事です。

      

日本の資材調達部門の需要も減少していく

自動車業界は、日本を代表する産業です。

そこで働く調達部門の方も多くいます。

   

ですが先程のように、自動車の売上が下がり事業が縮小すると、バイヤーの需要も大きく減少します。

今調達として働いている方は、少ない席を大人数で奪い合うという展開になりそうです。

(もしくは海外に働き口を求める展開)

      

個人的には、円安・物価安の流れで製造業の日本回帰という可能性も考えていました。

ですが、少なくとも車業界では、そういう事は今後も無さそうです。

    

日本の資材調達職種は、厳しくなりそう・・・

    

頭では理解していましたが、改めて危機感を感じました。

ゼットンさんも、もしかしたらこういう未来が見えているから「独立」という道を選んだのでしょうか?

(独立を選ばれた理由を、もっと深堀りすればよかったです笑)

         

まとめ:購買調達TalkLive!Vol2の議事録

以上が主要なポイントと僕の感想です。

結構聞き逃していたので、大切なポイントが入っていないかもしれません(すみません!)。

      

ゼットンさんのように、人とは違うキャリアパスを描いている方は、とても参考になりました。

また機会があれば、次回の購買調達TalkLive! に参加してみたいと思います!

      

僕がお話した時のアーカイブが聞きたい方は、以下から聞くことができますので、そちらもぜひよろしくお願いいたします!

     

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