こんにちは、コロスケです。
最近「働き方改革」という言葉を色々なところで聞きます。しかしながら、日本の企業の残業を前提とした働き方は一朝一夕では変わりません。
今日は、定時退社出来ない人向けに「定時で帰る方法」を解説していきます。
僕はメーカーの資材部門で働いておりますが、僕の部署は平均30~60時間/月の残業となっております。
一方で僕は、同じ部署の資材部員と比べても、多くの担当業務や管理業務を抱えていますが、毎日定時で帰っています。
月の平均残業時間は5時間程度です。 (これは朝早く出社した分の残業)
そんな僕が実践している方法を解説することで、定時退社出来ない人の課題を解決していきたいと思います。
(メーカー資材部門での経験ですので、事務職系の改善案となります)
定時で帰る方法を徹底解説!【仕事を定時退社できない人向け】
仕事は出来る人の元に集まります。
仕事が出来る人は頑張ってこなしてしまうので、上司から「おっ、まだいけるじゃん」という印象を持たれやすいです。
もちろん評価はされているのでしょうが、それに見合った報酬が得られていないケースが多いです(日本の多くの企業は年功序列です)。
定時退社の僕が実践している定時で帰るコツは以下の通りです。
このコツを実践すれば、あなたの残業時間は半分以下になります。
自分の仕事を最優先に処理し、他人の仕事は後回しにする
事務系職種の仕事の半分以上は「他の誰かからの頼まれ仕事」です。
社内関係者・取引先の頼まれ仕事は非常に多いです。
僕もそうでしたが、朝パソコンを立ち上げて一日一生懸命事務処理をしたにも関わらず、今日やらなければいけないことが一つも終わっていないということが起きます。
これは何故でしょうか。
答えは「取引先・社内関係者からの依頼仕事を優先し自分の業務が終わっていないから」です。
最悪他人からの依頼仕事は、依頼した人がやってくれることもありますが、自分の仕事は自分でやらない限り片付きません。
まず「自分の仕事を優先する」ということを念頭に置きましょう。
でも、山のようにメールも電話もくるしどうやって自分の仕事を優先するの?
僕が実践している方法は、前日の帰る前に「明日やることリスト」を作ります。
もちろんこのリストは自分の業務です。
そして次の日会社に来たらまず最初にそのやることリストを片付けます。
TODOリストを作っている人は多いと思いますが、ここで一番重要なポイントは「メールを開かない」ということです。
(もしくは本当に重要なメール以外はスルーする)
メールを開くと「急ぎ」「緊急」などの文字を発見してしまいます。
そうすると一生自分の仕事に取り掛かれません。
メールを開く前に朝一でリストに載っている自分の仕事を始めましょう。
でもメール開かないと問い合わせとかフォローがこないかな?
もちろん、フォローの電話も来ます。
その時は「すみません、まだメール開けていないので、確認します」と言って電話を切ります。
そして自分の仕事を再開します。
納期など「重要」(ここ大事です)かつ「緊急」の場合は例外ですが、それ以外は自分の仕事優先で大丈夫です。
そして僕は「前日に決めた、やることリストが終わったら定時で帰って良い」というルールを決めています。
この考えは自分にとって心の支えとなります。
色々な仕事あるけど、とりあえず今日はこの仕事が終われば帰れると思えます。
またこのやり方を始めると、やることリストは午前中くらいで終わることに気が付きます。
実は僕たちが本当にやらなければならない仕事は午前中で終わることが多いです。
でもリスト以外にやらなきゃいけない仕事が出た場合はどうするの?
その場合は、明日のやることリストに記載して安心して定時で帰ります。
明日の自分に申し送りです。
メール見なかったり、自分の仕事優先にして関係者の人から怒られたりしない?
その問いについては、僕は自信を持って「怒られません」と答えられます。
むしろこのやり方の方が仕事が結果として早くなるので、回答も早くなります。
色々なメールや問い合わせがきて、返事の途中のメールが何通もたまったりすることや、新着メールが気になって仕事が途中でやりっぱなしになったりしたことはありませんか?
それは仕事の優先順位がグチャグチャになって混乱している状況です。
この状態に陥ると自分が何やっているのかが分からなくなります。
仕事の優先順位がついていないために起こる事象です。
やることリストをつくりそれに取り掛かれば、混乱することはありません。
そのリストに書いてあるタスクをこなせば良いだけですから。
会議を欠席する/会議を途中退席する
会議に出ると短くても30分、長いと2時間拘束されます。
毎日2時間会議に出るということは8時間の業務時間の1/4を会議に費やしているということです。
自分が主催した会議など、自分の業務を片付ける上で実施する会議は意味がありますが、呼ばれて出席する会議では、自分の業務は片付きません。
まずこの事実を認識する必要があります。
会議の出席依頼が来たときは「自分が出席しないと本当にダメか?」を吟味する必要があります。
「いた方が良い」くらいであれば出る必要はありません。
会議で必要な資材の知見を事前に一報すれば済みますし、会議で発生した宿題は別途回答すれば大丈夫です。
また、出席した会議がダラダラ続き意味がないと感じた場合は、途中退席した方がよいです。
意味ない会議に出ていても得るものはありません。
でも、途中で退席しづらくない?周りの目がきになるし・・・
大丈夫です。
あなたが意味ないと思っているくらいですから、周りの人もあなたがいなくてもそこまで気にしません。
「次の会議が・・・」っぽい雰囲気を出して退出しましょう。
僕は今でも途中退席するときは、意味も無くソワソワしますが、退出した後の爽快感は素晴らしいです。
牢屋から脱出したみたいな気分を味わえます。
誰かに仕事を振る
僕が上司に言われたことで印象に残っていることがあります。
「どんなに仕事が出来る人でも、せいぜい人の1.5倍から2倍程度だ。自分だけでなく、周りの力も活用すればもっと大きい仕事が出来る」
僕は、正直人に仕事を振るのが苦手です。
人に頼みづらいし、それなら自分がやった方が早いと思ってしまいます。
でもそれではいつまでたっても早く帰れません。
この業務は「自分では無く、他の人が処理すべき」した方が良いと感じたら、お願いしてみましょう。
メールでは無く直接お願いすれば、大抵の人は引き受けてくれると思います。
そして、依頼をやってくれたら感謝しましょう。僕は依頼するときに心がけていることです。
依頼の回答が来たらお礼を言った方が良いね。
朝、席についてから帰るまで常に定時で帰ることを意識する
僕が周りの職場を見渡して思うことは、「みんな本気で定時に帰ろうと思っていないな」ということです。
例えば、定時後に家族の誕生日祝いをするならみんな定時で帰れるように一生懸命仕事を進めると思います。
そしてその日は定時で帰っていると思います。
同じ勢いで仕事をすればきっと毎日定時で帰れるはずです。
この意識が無いと他の改善(リスト化、会議欠席等)をしても定時では帰れません。
何故なら、意味のない会議に出ていても「まあいいか」と思ってしまうからです。
心から定時で帰りたいと思っているなら、時間を意識して仕事しましょう。本当に大事です。
定時退社(定時で帰る)ことのメリットを4つ説明
でもそこまでして定時で帰る必要あるかなぁ?残業代も出なくなるし。
定時で帰るメリットは以下の通りです。
・心身ともに健康になる
・家族と一緒にいる時間が増える
・趣味の時間を確保できる
・副業の時間が確保できる
残業代が無いと生活が成り立たない人は止むを得ないかと思いますが、これらのメリットは僕たちの幸せに直結するものです。
少しでもこれらのメリットに魅力を感じた方は、定時で帰るコツを実践してみて下さい。
そして、日が沈む前に会社を出た時の感動を是非味わってほしいです。
でも、頑張って残業して出世した方がお金がもらえるし、僕はそういう道を進みたいなぁ。
価値観の問題ですので否定はしませんが、参考にして頂きたい情報があります。
・会社に裏切られるリスク(リストラ)
・会社員の手取りは横ばいもしくは減少傾向にあること(社会保険料の増加)
いくら頑張っても会社がそれに報いてくれるとは限りません。
東芝のような一流企業の凋落を誰が予想出来たでしょうか。
そして僕たちの手取りは社会保険料の増加により減少傾向にあります。
会社で頑張っても手取りも増えない、リストラのリスクもある。
こう考えると会社一本足の生活の方がリスクと思えないでしょうか。
お金を増やしたいとお考えであれば、「投資」という身近な副業もありますので、定時+投資という生き方もあるんだと、思って頂けるとありがたいです。
最後に
定時で帰ることが出来ると、色々と世界が広がります。
僕も今は定時後の時間で投資の勉強したり、ブログを書いています。
何より定時で帰るとテンションが上がります。僕みたいに毎日定時で無くても週1くらいで定時で帰ると生活に張りがでると思います。
一人でも多くの人が定時退社が出来ることを祈っています!
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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