転勤するメリットを経験者が解説【仕事に絶望している人を救う】

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こんにちは、コロスケです。

今日は転勤についてまとめていきます。

そもそも転勤って何故必要なんでしょうかね?

会社にとって僕たちサラリーマンは「都合の良い駒」です。会社の都合の良いときに都合の良い場所へ異動させられます。会社にとっては一枚の辞令ですが、本人にとってはライフスタイルが一変します。

今まで住んでいた町、近くにいた家族、友人など、大切にしていたものが遠いものになってしまいます

「色々な経験を積む」「癒着を防ぐ」など会社側からすると理屈があるのかもしれませんが、個人の劇的な生活の変化に比べると大した理由にはなりません。

世間一般に思っているように僕も紙一枚で人の人生を一方的に変えてしまう転勤制度には反対です。

ただ、唯一の例外が「現在仕事に絶望している人」です。仕事を辞めたい、つまらない、など会社に行く意義が見いだせない人は転勤する価値があると思います。

僕はメーカーで10年間資材業務を行っていますが、数年前は「理由は無いけど、とにかく仕事が嫌」でした。そんな絶望状態を救ってくれた転機の一つが「転勤」でした。

転勤によって絶望状態から脱出できた経験から、仕事を辞めたい・絶望している人は転勤をした方が良いと思うようになりました。

今回は、仕事を辞めたいと思っている人向けに転勤のメリットについて解説していきます。

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転勤のメリットを経験者が詳しく解説

転勤のメリット

・全てをリセット出来る(環境を大きく変えることが出来る)

・現在の会社の地位を引き継げる

・住宅補助が出るケースが多い(手取り収入増)

・ふるさとを増やせる

転勤というとネガティブなイメージが付きまといますが、会社が嫌で絶望している人にとっては、転勤は良いことばかりです。会社が嫌な人はすぐに転勤希望を出しましょう。

それぞれのメリットについて、具体的に解説していきます。

 

全てをリセット出来る(環境を大きく変えることが出来る)

会社までの痛勤電車が嫌だ。

仕事に飽きた。

仕事のプレッシャーが半端なくしんどい。

会社の人間関係が嫌だ。

上司のパワハラに耐えられない。

長時間勤務が辛い。

というか何が嫌か分からないけどとにかく全てが嫌だ。

 

どれかに当てはまる方は、転勤がオススメです。転勤で完全にリセット出来ます。

僕は、入社4、5年目の時、原因は良く分からないのですが、とにかく仕事が嫌で嫌で仕方がありませんでした。日々絶望している状況でした。

そんな僕が変わるきっかけになった一つの理由が「転勤」です。人生はゲームのようにリセットボタンが無いと言いますが、仕事に関しては「転勤」がリセットボタンです。

社会人生活をリセットしたければ「転勤」すればOKです。転勤で変わることは以下の通りです。
     

・職場の人間関係

・上司

・仕事内容

・住む場所

    

上記問題は基本的には放置していても解決しません。もちろんそのうち上司や同僚が別の部署へ異動すれば環境が変わるかもしれませんが、いつ変わるかは誰にも分かりません。

僕たちサラリーマンが辛いのが、この辛い状況がいつまで続くのかが分からないことです。そしてその辛い環境を受け身で耐えなければいけません。

しかし、転勤は自分自身が会社内で能動的に変化を起こせる唯一の方法です。

嫌な上司が消えることを願うより、自分がその場から消えましょう。その方がよっぽど早いですし、心が楽になります。

 

また住む場所・仕事・人間関係・仕事が変わると、はっきりした理由も無いのにテンションがあがります。

今までの決まりきったルーチンが完全に変わります。新しいアパート、スーパー、電車など、どれも新しい出会いです。

今絶望が続いている一番の理由は、あまりにも平坦で決まりきった日常が「永遠に」続くからです。月曜日から金曜日まで会社に行き、特に楽しいことも成長を実感することも無く、来週も同じ1週間が続くことに心が耐えられないのです。

転勤し新しい住居・職場になると、今までと色々変わってきます。小さいことでも色々な発見があります。こうしたはっきりした変化が心に良い影響を与えるので、テンションが上がります。

 

会社の制度として認められている「公認リセットボタンである転勤」を使わない手はありません。仕事で絶望を感じている方には、転勤がオススメです。

 

現在の会社の地位を引き継げる

でもそれなら転職も同じことじゃない?

 

はい、転職でも同じように環境を一変させることが出来ます。ただ転職をなかなか決断できない理由に、賃金が同じレベルを維持できるか分からないことや、今まで築いてきた会社の地位もリセットされることが挙げられます。

その点、転勤であれば転職に伴う以下のリスクを回避することが出来ます。

・賃金は現在の水準を維持

・会社の地位をそのまま引き継げる

・ある程度異動先の風土を想像できる

何もかも全て変えたい人は転職の方が良いですが、原因が分からないけど嫌になっているケースでは、環境さえ変わればモチベーションが回復することが多いので、ゼロからのスタートになる転職では無く、転勤をまずはオススメします。(それでダメなら転職すれば良いです)

異動先でも今まで積み上げてきたものが無駄にならないのと、異動先の風土をある程度想像できるのも転勤の大きなメリットです。

サラリーマンを選択する人は僕も含めて保守的な人が多いはずです。完全なるリセットでは無く、嫌な部分だけ取り除きたい。そういう思いの人は多いと思います。転勤ならそれが叶います。

 

住宅補助が出るケースが多い(手取り収入増)

転勤という会社都合の引っ越しについては、多くの会社が住宅補助という形で金銭的に補填してくれるケースが多いです。

住宅費用は住んでいる場所にもよりますが、だいたい5万円~15万円/月とかなりの額になります。例えば10万円のアパートに住んでおり、その内の半額5万円が補助される場合、手取りが5万円増えるのと同義です。

サラリーマンで手取り5万円/月増やすのは至難の業です。5万円の昇給を果たすには、出世しないと難しいです。(残業という選択もありますが、自分の時間を切り売りしているだけなので除外します)

こう考えると、転勤は出世に等しい金銭的効果を生むので、是非とも転勤すべしという結論になります。

もちろん会社の規定で補助が無いケースもありますが、まずは自分の会社の規定を調べてみましょう。

確かに、支出の多くを占める住宅費で補助が出るのはありがたいね

   

ふるさとを増やせる

僕は地元愛が強い人間で、地元のことが好きですし可能であればずっと地元に居たいと思っていました。

ですが、転勤してみて何年か過ごすと引っ越した先の町に愛着が湧いてきます。一度愛着が湧くと、今いる場所もふるさとになってきます。

もちろん今までいた場所もふるさとなので、どんどんふるさとを増やせる感覚です。

新しい町の文化に触れることで人間的な幅が広がったと思います。何より新しい町の空気に触れることが、病んでいる心を変えてくれます。

・新しい町の空気が病んだ心を変えてくれる。

・地元を増やすことが出来る。

知っている町が増えるのは嬉しいよね

 

最後に ー病んでいる人は早速転勤願いを出しましょうー

改めてですが、病んでいる人、絶望している人に必要なのは環境の変化です。長い間絶望していると、そのうち心が病んできます。心が病んでしまうと回復までに長い期間が必要となります。

自分の身を守るためにも、仕事が嫌で嫌で仕方がない人は今日もしくは明日に行動に移しましょう。

転勤願いを出す方法は二つあります。

・上司・人事との定期面談

・上司・人事へ個別面談を願い出る

会社の仕組みとして自分のキャリアを相談できる機会があれば、その制度を活用しましょう。もしそれが無い場合は、自分で異動希望を出すための打合せを設けて下さい。

上司にそういうことを言うのは躊躇われると思うかもしれません。ただ30分話すだけで、この永遠にも等しい絶望感から抜け出せるのです。またこの異動は退職と違ってポジティブな説明が出来ます。

「新たな経験を積み、視野を広げたい」

「新しい勤務地で会社の業務をより知りたい」

など、いくらでも理由を作り出せます。大変なのは上司と面談する30分だけです。それ以外にハードルはありません。

新しい一歩を踏み出して、環境をリセットしましょう。僕と同じ絶望を感じている人を一人でも救えればこれ以上の喜びはありません。

また、転勤以外にも病んでいる心を改善する方法をまとめていますので、そちらも参考にしてください。

 

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