金利上昇&景気後退局面で買いたい優良銘柄10選を解説

金利上昇&景気後退局面で買いたい優良銘柄9選を解説 投資の勉強
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こんにちは、コロスケ(Twitter)です。

2030年度の経済的自由(税引き後配当150万円)を目指して、株式投資をしています。

     

最近、米金利がうなぎのぼりです。

急ピッチに利上げをしているので、景気後退が近いという声を耳にするようになりました。

    

一方日本では、日銀が必死に金利を押さえつけています。

ですが金利の押さえつけが円安を招き、更なる金利上昇圧力につながる負の連鎖が続いています。

近い将来、日本でも利上げが行われるのでは?という意見もあります。

     

このように「金利上昇&景気後退」局面が間近に迫っております。

こうした状況では、どんなスタンスで投資すべきか悩ましいですよね。

     

そこで今回は、個人的におすすめする銘柄をまとめていきます。

          

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金利上昇&景気後退局面で買いたい優良銘柄10選を解説

     

現時点での僕の投資スタンスは、以下のとおりです。

       

・金利上昇&景気後退では、ディフェンシブ・バリュー銘柄がおすすめ

・ただ上記銘柄は既に株価上昇しており、積極的に買いにくい

・業績が安定した相対的な割安な銘柄をつまみ食いする程度

      

今の時点では積極的に買いにいく感じではありません。

今投資をしても、大きなリターンは望めないと思います。

   

ですが、投資をしないことも機会損失につながります。

なので個人的には、業績が安定している割安銘柄を物色していく予定です。

        

金利上昇&景気後退局面

一般的に金利上昇・景気後退局面では、以下のセクターのパフォーマンスが良いと言われています。

      

・消費安定株

・公共株

・通信株

・ヘルスケア

      

グラフにすると、以下のとおりとなります。

     

【出典】SBI証券_景気サイクルとセクター・ローテーション
【出典】SBI証券_景気サイクルとセクター・ローテーション

    

このサイクルに従うと、今後は消費安定や公共株を買うべきとなります。

     

しかし、2022年6月時点では、既にこうした銘柄への移り変わりが進んでいます。  

実際エネルギーセクターの株価が下がり、ディフェンシブ銘柄の株価が上昇しています。

(三菱商事の株価が下がり、その代わりにNTT・KDDIなど通信セクターが上昇)

      

株価が上昇したディフェンシブ銘柄は、指標的にも割安感がありません。

そのため、今から追いかけて買いに行っても、大きなリターンは期待できません。

      

今は相対的に割安な銘柄を少しずつ買う感じで十分だと思っています。

       

今の微妙な相場で検討中の銘柄

僕が今買っても良いと思っている銘柄をまとめました。

      

・東鉄工業

・日本取引所G(JPX)

・アサンテ

・日本ケアサプライ

・リース各社(三菱HCC、みずほリース、芙蓉総合リース)

・銀行(三菱UFJ、三井住友)

・武田薬品工業

       

東鉄工業

銘柄 東鉄工業
業種 建設
株価(概算) 2,360円
配当利回り(税引前) 3.8%

    

東鉄工業は、JR東日本向けの建設工事をメインに行う会社です。

直近のJRの業績悪化を受け、東鉄工業の株価も低迷傾向にあります。

    

ですが、コロナ禍が落ち着きインバウンドが戻れば、今後業績の回復が期待できます。

指標面でもPER12倍前後と、割高な感じはありません。

     

公共&ディフェンシブ銘柄として、9月の権利確定で狙いたい筆頭です。

      

日本取引所G(JPX)

銘柄 日本取引所G
業種 金融
株価(概算) 2,080円
配当利回り(税引前) 2.5%

     

日本取引所Gは、東京証券取引所を運営する企業です。

日本での証券取引所の独占企業と言っても良く、資本主義が続く限り必要とされる企業です。

    

独占企業なので指標面では割高ですが、最近株価が下落傾向にあります。

今の株価は比較的割安だと思っており、こういう微妙な相場でも買いやすい銘柄です。

     

尚日本取引所Gは、株主優待としてクオカードがもらえます。

長期保有することで貰える金額が増えるので、優待狙いの方にもオススメできます。

       

リース各社(三菱HCC、芙蓉総合、みずほ)

リース各社は、2021年度の決算でも増配祭りとなりました。

増配しましたが、株価はそこまで上がっておらず、配当利回りもいい感じに高まっています。

     

ただ金利上昇局面は、リース業には逆風です。

リースはお金を借りて、リースに回す事業です。

そのため買い入れ金利が上昇すると、金利負担が上昇するので業績にはマイナスです。

       

急激な金利上昇局面では、資金原価の上昇をタイムリーにリース料に反映できず、支払い金利の割合が相対的に増え、結果的にリース各社は利益を圧迫される傾向にあります

【出典】NECキャピタルソリューション_金利の動向はリース事業にどのような影響を与えるのか

        

日本では現時点では金利する見込みはありません。

しかし日銀が方針転換をする可能性もあり得るので、注意が必要です。

   

個人的にはどっちに転んでも良いように、ちょっとずつ買っていく感じかなと思います。

       

アサンテ

銘柄 アサンテ
業種 サービス
株価(概算) 1,490円
配当利回り(税引前) 4.2%

     

アサンテはシロアリ駆除を行う会社です。

住宅の維持メンテナンス事業は、国の方針とも合致しており、今後も事業の拡大が期待できます。

    

一方で直近は、コロナ禍で訪問販売が制限されており売上・利益がダウンしております。

その分株価も割安感が出ており、利回りも4%超と高配当化しています。

(優待としてギフトカードももらえます)

    

会社の屋台骨は揺らいでおらず、長期的に業績は伸びると思っているので、今の株価は比較的買いやすいかなと思っています。

      

日本ケアサプライ

銘柄 日本ケアサプライ
業種 サービス
株価(概算) 1,480円
配当利回り(税引前) 4.7%

     

日本ケアサプライは、介護・福祉用具のレンタルを行う会社です。

高齢化が進む日本では、今後も売上・利益の伸びが期待できます。

    

更に日本ケアサプライは、今後今後3年間は業績に関わらず配当金を70円にする方針を打ち出しました。

その結果、配当利回りが5%近くへと上昇しています。

     

レンタル事業は、リースよりは金利上昇の影響を受けにくいと思われます。

加えて介護事業は、景気の影響に左右されないビジネスです。

    

これらの事から、今の微妙な相場でも買いやすい優良銘柄だと思います。

個人的にも、もう少し買い増ししたいと思っています。

       

銀行(三菱UFJ、三井住友)

銀行は金貸し業です。

そのため金利上昇局面では、有利になると言われています。

     

しかし、景気が悪化すると、お金の借り手が減り売上もダウンします。

そのため金利上昇&景気後退では、そこまで大きく利益が伸びる訳では無さそうです。

    

実際銀行各社は、売上・利益増の計画は立てておりません。

既に銀行の株価がだいぶ上がってきており、個人的には今から大きく買う感じはしません。

     

強いて言うなら、三菱UFJ、三井住友など実質累進配当の銘柄を少しずつ買うので十分だと思います。

     

武田薬品工業

銘柄 武田薬品
業種 医薬
株価(概算) 3,790円
配当利回り(税引前) 4.7%

      

武田薬品は、グローバルに事業を展開する製薬会社です。

医薬品は景気の影響を受けないので、景気後退局面で輝く銘柄です。

   

配当利回りも高いので、景気後退局面でも比較的買いやすい銘柄だと思います。

一方で武田薬品には、色々とリスクもあります。

以下の記事で詳しく分析していますので、そちらも是非ご覧下さい。 

      

       

まとめ:金利上昇&景気後退局面で買いたい優良銘柄

金利上昇&景気後退局面で買いたい銘柄まとめです。

        

・東鉄工業

・日本取引所G(JPX)

・アサンテ

・日本ケアサプライ

・リース各社(三菱HCC、みずほリース、芙蓉総合リース)

・銀行(三菱UFJ、三井住友)

・武田薬品工業

    

現在はグロースからバリュー銘柄へ資金が集まってきています。

そのため、相対的に割安な銘柄が減ってきている印象です。

     

今は、相対的に割安な銘柄を少しずつコツコツ買っていきたいと思います!

尚本記事は、著者の個人的な意見をまとめたものです。

投資を推奨するものではございませんので、ご注意下さい。

      

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