【20年9月】SPYDの減配について思うこと|試練の年きたる

【20年9月】SPYDの減配について思うこと|試練の年きたる 投資の勉強
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こんにちは、コロスケです。

2020年9月、SPYDが減配となりました。

     

    

アメリカ経済は、コロナショックでボロボロだと言われていましたが、ついに配当でも反映され始めました。

   

今回はSPYDへ投資をしている著者が「SPYDの減配について思うこと」を詳しく解説します。

     

・SPYDはガチホすべき?それとも売却すべき?

    

SPYDホルダーに参考になる情報を提供します。

    

     

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【20年9月】SPYDの減配について思うこと|ついに試練の年きたる

試練・辛い・失望

     

SYPDの40%減配についての感想は、以下のとおりです。

    

      

今回の減配に失望して、SPYDを売却する人も多いようです。

僕自身、「やっぱり高配当株投資は、難しい」ことを再確認させられました。

   

詳しく解説していきます。

    

株価はやっぱり適性

     

コロナバブルでは、ハイテク株に買いが集まっています。

その裏で、SPYDなどの高配当株は株価が戻らないままです。

   

この状況を見て、僕は「SPYDは割安なのでは?」と一時期思いましたが、減配発表で今の価格(28ドル)が適性値だったことが明らかになりました。

    

「基本的に株価は常に適性な価格。割安だと思ったら、自分が想定していない要因が価格に反映されている」

  

と思うべきという事を改めて認識させられました。

    

SPYDは景気敏感株の寄せ集め

     

SPYDは、S&P500銘柄の内、高配当銘柄に均等投資するETFです。

日本株の高配当銘柄は、「減配リスクが高い危険な銘柄」が多いですよね。

   

でも何故か「SPYDなら安全」と思い込んでいた人も、多かったのではないでしょうか。

結果的には、景気後退時に大きな減配を出してしまいました。

    

SPYDの構成銘柄には、高配当株のワナも多かったので、このような結果になってしまいました。

     

     

SPYDには今後増配の可能性がある

      

景気後退時に弱いということは、景気回復時には上昇の可能性が高いということです。

実際、2019年までは株価も高く、高配当率を維持していました。

    

将来の米国株の回復局面では、SPYDは株価も配当も上昇する可能性が高そうです。

    

投資期間によってSPYDの評価は変わってくる

      

この1,2年で大きなリターンを求める時、SPYDはゴミETFとなります。

実際、今回の減配・株価下落に失望して、売却した投資家も多いです。

  

ですが、20年スパンで投資した時は、低迷時に株数を積み上げて、景気回復時にその恩恵を受けるという行動が可能です。

   

ツイッターのTLを見ていても、長期目線の投資家はホールドor買い増し、短期目線の投資家は売却を選んでいるようです。

   

僕自身は長期目線なので、短期的に減配しても、想定利回りが得られるので買い増ししています。

個人的には、意外と短期目線の投資家が多い印象を受けました。

    

配当への考え方も人によって異なる

     

今回の減配で、「減配する銘柄はけしからん!」という人が多かった印象です。

でもSPYDは、減配しても今の株価ベースで3.6%の配当率です。

配当が出ていない訳ではありません。何が不満なのでしょうか?

    

SPYDの減配に不満の人の心理を推測してみました。

    

①年齢が高く、配当を当てしていた

②PFの分散ができておらず、ダメージが大きかった

③景気後退時、こんなに減配するETFだと思っていなかった

④ジャンピングキャッチ(割高で買っていた)

     

①②は、銘柄の分散が足りなかったようです。

③は勉強不足。

意外と④の人が多いのではないでしょうか。多く人が35ドル以上で買っていたので、キャピタルが毀損している可能性があります。

    

良い面の裏側には必ずデメリットがある

      

ここ数年、SPYDは完璧な配当スマートベータと考えられていました。

しかし、それは「景気が良い時に限る」という条件付きだったのです。

    

景気敏感株は、景気が良いときはリターンも大きいですが、景気後退局面に弱いというデメリットがあります。

   

「これさえやっておけばOKという投資は無い」

   

良いことの裏には、必ずデメリットがあることを肝に銘じておきたいです。

     

スマートベータはアクティブ投資

     

以前の僕は、スマートベータと伝統的なインデックス投資の違いを理解していませんでした。

SPYDはS&P500とは異なり、長期的に右肩上がりの指数ではありません。

    

アクティブ投資=投資難易度は非常に高いです。

買うタイミングを図らないと、キャピタルが毀損する可能性が高いです。

    

今回のSPYDの暴落&減配は、スマートベータの難しさを改めて教えてくれるものでした。

      

インフルエンサーの言うことが必ずしも正しいとは限らない

    

僕の知る限り、SPYDを勧めているインフルエンサーの多くが「SPYDのリスク」を正しく認識できていなかったように思います。

     

・SPYDは暴落リスクが高い

    

SPYDは、暴落を経験していないETFでした。

そのため、SPYDのリスクを正確に把握することが難しいのは仕方がありません。

   

ですが、インフルエンサーの銘柄を買っておけばOKということは間違えということを、今回の暴落は教えてくれました。

    

最近は、「QQQ」「GAFAM」を買っておけ!というインフルエンサーが多い印象です。

しかし、SPYDの失敗を踏まえ、インフルエンサーの推奨銘柄を買うべきなのか?は自分で考えるべきですね。

     

自分の投資方針|SPYDは今後も投資対象

今回の暴落を踏まえ、SPYDへの認識を改めて整理しました。

    

・SPYDは、今後の景気回復局面で期待できるETF

・配当の安定性の観点からは、今まで以上銘柄の分散は必須

     

今後もSPYDは減配が続く可能性がありますが、PFの一角として引き続き保有していきます。

一方でSPYD一本に頼るのではなく、色々な銘柄に分散することで、配当金を供給源を分散していきたいです。

   

尚、SPYDは減配リスクが高いことから「30ドル」を超えたら、割高と判断し、定期買付を辞めたいと思います。

    

この記事が投資の参考になれば嬉しいです。

   

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

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