こんにちは、コロスケ(Twitter)です。
2031年3月までの経済的自由(税引き後150万円の配当)を目標に、高配当株投資をしています。
先日、月3万円の配当金を達成しました。
年度が終わるまでまだ3か月ありますが、今年度の目標だった「税引後で月3万円の配当金」を達成できました😊
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) December 14, 2022
高配当株投資を始めて4年目で漸くここまで来れました。月3万円あれば、水光熱費、通信費は賄えそうです。ゴールまでの道のりはまだ長いですが、徐々に自由に近づいている感じがあります。 https://t.co/5dZH0V6Y50
この記事では、月3万円を達成した高配当株ポートフォリオを紹介していきます。
・効率的に月3万の配当を目指したい人
・高配当株投資に興味がある人
・どんな銘柄を買えば良いか知りたい人
上記に該当する方に役立つ記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧下さい。
月3万円の配当金を達成!ポートフォリオをブログで公開
僕は、2019年4月から本格的に高配当株投資を始めました。
月3万円を達成するのにかかった期間は、約3年半です。
僕は30代前半まで「投資はギャンブル」と思うくらい、投資とは無縁の生活を送っていました。
そんな普通のサラリーマンの僕でも、3年半で月3万円を達成することができました。
高配当株投資は、やり方さえ間違えなければ再現性が高い投資法です。
そのため、正しいやり方でコツコツやっていけば誰でも月3万円は達成可能です。
月3万円を達成したポートフォリオ
月3万円を達成した僕のポートフォリオを紹介します。
僕のポートフォリオの特徴は、以下の通りです。
僕は日本株だけでなく、アメリカ株も購入しています。
円資産だけでなくドル資産を保有することで、リスクを分散しております。
アメリカ株は、SPYD、HDVという高配当ETFを購入しております。
米高配当ETFを買うことのメリットは「複数の銘柄へ簡単に投資できる」点にあります。
SPYD、HDVは、高配当銘柄の詰め合わせパックのため、この2つを買うだけで簡単にアメリカの高配当株へ分散投資ができます。
日本株はあまり良いETFがないため、個別株へ投資をしております。
最近は日本株も1株投資ができるようになったので、コツコツ1株ずつ購入する投資戦術を実践しております。
僕が購入した「主な日本株の特徴」を簡単にまとめてみました。
・SPYD:米高配当株へ分散投資。配当利回り高め
・HDV:米高配当株へ分散投資。財務優良銘柄を集めておりSPYDと相性が良い
・三菱商事:総合商社大手。累進配当銘柄(減配しない方針の会社)
・JT:たばこのグローバル企業。高配当株として有名。配当性向75%目標
・KDDI:国内通信大手。連続増配企業。優待あり。
・NTT:国内通信大手。連続増配企業。
・三井住友FG:国内メガバンク。累進配当銘柄
・三菱UFJ FG:国内メガバンク。累進配当銘柄
・蔵王産業:清掃機器の商社。財務優良。
・マクニカ:国内最大手の半導体商社。優待あり
・花王:国内大手消費財化学メーカー。日本一である33年連続増配記録を持つ。
・日本取引所G(JPX):国内の金融商品取引所の独占企業。優待あり。
・三菱HCキャピタル:国内大手リース。連続増配企業。
・日本SHL:人材アセスメントサービスを提供。財務優良、超高利益体質。
・キリンHD:国内飲料大手。食品銘柄×高配当銘柄。優待もあり
僕は、以下の条件に合う企業を購入するようにしています。
・業界大手企業
・業績が安定している
・財務優良
・継続的に配当を払える見込みがある
・株価が割安
・配当利回りに納得できる(税引き前で3.0%以上)
僕は「以前投資で失敗した経験」から、減配リスクが低い優良な企業へ分散投資することを心掛けています。
上記全てに該当する銘柄はなかなかありませんが、その時々に応じて納得できる銘柄を選ぶようにしています。
僕が今買いたいと思っている銘柄は、以下の記事をご覧下さい。
月3万を得るために必要だった投資元本は876万でした
月3万円を得るために必要な投資元本は、876万円でした。
・高配当株の取得価格合計:9,769,374円
・これまでの受け取り配当金合計:1,010,005円
→「9,769,374円-1,010,005円=8,759,369円」
取得単価の合計は、977万円でした。
そして、これまで受け取った配当金の累計が101万円でした。
2019年4月から高配当株投資を始めておりますが、遂にこれまでの累計配当金が100万円の大台を超えました。
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) December 22, 2022
増配銘柄の株数を永久保有することで、毎年配当が増える好循環が生まれています。高配当株投資はすぐに成果は出ないですが、再現性も高くゆっくり豊かになりたい人におすすめの投資法です🙋♂️ pic.twitter.com/9k2DKwWFZf
配当金は再投資しているので、977万円-101万円=876万円が投資元本となります。
一般的に税引き後で月3万円の配当金を得るためには、1,200万円の配当金が必要と言われています。
(1,200万円×3.75%(税引き前利回り)×80%(税金)=36万円/年)
1,200万円と比べると、かなり投資元本が抑えられており効率的に投資出来ております。
投資元本を抑えることができたコツを、以降で解説していきます。
投資リターンを高める3つの方法を実体験を踏まえて解説
これまでの投資を通じて、投資リターンを高めるために必要な事をまとめました。
・株価が安い時に買う
・時間を味方につける
・NISA枠を活用する
株価が安い時に買う
株価が下がると、多くの人が怖くて売りたくなります。
僕自身も、投資で狼狽売りを経験した事があります。
ですが、高配当株投資で大切なのは「株価が安い時に買う」事に尽きます。
割安に買うことができれば、配当利回りが高まります。
僕の保有銘柄で一番リターンが高いのは、コロナショック時に買った銘柄です。
三井住友FGから配当金8,367円受領💰
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) June 28, 2022
22年4月からの累計配当は184,978円。
保有銘柄の中でトータルリターンが最も高いのが三井住友です。増配が期待できる優良銘柄を安く買うのはシンプルだけどバフェットも実践している王道です。凡人の僕でも忍耐力と勇気さえあれば出来る投資法です🙋♂️
でも、株価が暴落している時に買うのは勇気が入ります。
暴落時は、買った瞬間に含み損になります。
そのため「一度売って、下がりきってから買う方が良いのでは?」と考える人が多いです。
また人は、利益よりも損失に過剰に反応するようになっています。
そのため、これ以上の損失を何とか回避するために、暴落時に売ってしまう傾向があります。
こうした人間の本能に対抗するためには「知識」と「経験」が必要です。
暴落時に買った銘柄のリターンが高まる経験があれば、怖くても買いボタンを押すことができます。
またこれまでの歴史を勉強することで、感情を排除した適切な投資行動がとれるようになります。
僕も投資に関する本をたくさん読むことで、徐々に正しい投資行動がとれるようになりました。
時間を味方につける
僕たちサラリーマン投資家が配当金を積み上げるために一番大切なことは「時間を味方につけること」です。
具体的には、短期的なリターンを求めず企業の成長を待つことが求められます。
株式投資の一番の魅力は、投資先が成長することで配当金が年々増えるところにあります。
例えば、連続増配企業であるNTTは、毎年配当金を増やし続けております。
株を買った時は3%の利回りでも、数年経つと利回りが高まっていきます。
三井住友FG/マクニカ/フジッコから配当金20,264円受領💰
— コロスケ@バリュー投資家 (@Rvukou8sQT2nHDg) December 1, 2022
22年4月からの累計配当は315,840円。
マクニカの増配がすごいです。2,500円→4,000円→6,500円と毎年増配しています。さすがにこれがピークのはずですが、買付単価利回りが7%にもなっており、長期保有のだいご味を改めて実感しております。
また「配当金の再投資」を行うことでもリターンが増します。
受け取った配当で株を購入することで、翌年受け取れる配当金が増えていきます。
このように時間をかけて配当金を雪だるま式に増やしていくことで、リターンが年々増していきます。
このように時間を味方につけて、じっくり投資をしていくことが大切だと感じています。
NISA枠を活用する
2023年現在、配当金には20.315%の税金がかかります。
100円の配当があっても受け取れるのは「80円弱」となります。
ですがNISA枠を活用することで、100円の配当金をそのまま全額受けることが可能になります。
高配当株投資のリターンを高める上で、NISA枠を活用することは欠かせません。
NISAには「一般NISA」と「積立NISA」がありますが、高配当株投資をするなら一般NISAを活用した方が良いと思います。
また2024年からは新たなNISAが始まります。
非課税期間が無制限になるなど、高配当株投資家には追い風となっています。
政府が提供する非課税枠は、積極的に活用していくことがリターンを高める鍵となります。
高配当株投資ではどんな銘柄を買えば良いの?【銘柄選定のポイント】
次に高配当銘柄を選ぶ時のポイントをまとめました。
・低PERを選ぶ(割安な銘柄を選ぶ)
・配当性向が高すぎない
・業績が安定している
低PER銘柄を選ぶ(割安な銘柄を選ぶ)
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価収益率の事を指します。
PERは「株価÷1株純利益(EPS)」で表されます。
例えば、株価が1,000円の銘柄のEPSが100円の場合「1,000円÷100円=10倍」という計算となります。
このPERという指標を用いれば、今の株価が割安かどうかある程度判断できます。
気になる銘柄のPERの推移を調べたり、競合他社とPERを比較することで、温度感を把握しましょう。
業界によっても違いますが、一般的にPERが20倍を超えると割高な事が多いです。
気になる銘柄をいきなり買うのではなく、PERも踏まえて判断すると、投資で失敗するリスクを大きく低減できるはずです。
配当性向が高すぎない銘柄を選ぶ
配当性向とは「1株純利益(EPS)の内、何%を配当に支払ったか」を表す指標です。
配当性向が分かれば、増配余力がどのくらいあるのか、減配リスクがどのくらいあるのかをある程度予想することができます。
例えばEPS100円に対して、配当金を30円支払っている場合、配当性向は30%となります。
この配当性向を何%にするかは、企業が決算資料に書いているケースが多いです。
購入を検討している企業の「目標配当性向」が何%であるかを確認してみましょう。
ちなみにEPS100円に対して、配当金を150円支払うと、配当性向は150%となります。
こうした利益以上に配当を出す事を「たこ足配当」と呼びます。
利益以上に配当を出す運用は、長続きしません。
業績が安定している企業を選ぶ
最後に銘柄を選ぶ上で、大切なのは業績が安定している企業を選ぶということです。
業績が安定していないと、配当も安定しません。
配当目当てで投資している場合、配当が減る(減配)のは一番避けなければなりません。
減配リスクを少しでも減らすためには、業績が安定している企業を選ぶことが大切です。
投資を検討している企業のIRを数年分見れば、業績が安定しているかがすぐに分かります。
今の業績だけで投資するのではなく、これまでの実績を踏まえて投資することが大切です。
まとめ:時間さえかければ誰でも月3万円の配当金を得る事は可能です
月3万円の配当金をゲットするためのポイントをまとめます。
・業界大手企業を選ぶ
・業績が安定している企業を選ぶ
・財務優良な銘柄を選ぶ
・業績、配当性向を確認して継続的に配当を払える企業を選ぶ
・配当利回りに納得できる銘柄を選ぶ(税引き前で3.0%以上)
・暴落時など株価が安い時に買う
・時間を味方につける
・NISA枠を活用する
・PERをチェックして割安かどうかを判断する
・投資の本を読んで勉強をする
インデックス投資と違って、高配当株投資は難易度が高い投資法です。
そのため安易に投資をすると、失敗する可能性が高いです。
ですがきちんと勉強をして、割安な優良銘柄をコツコツ買っていけば、誰でも月3万円の配当を得ることは可能です。
月3万円の配当があれば、水光熱費・通信費を賄うことが可能です。
そしてその3万円を再投資していけば、右肩上がりの配当金を積み上げることができます。
高配当株投資は最初は大変です。
でも一度配当が得られる仕組みが整えば、経済的な自由に近づく感覚が得られるのでぜひ挑戦してみてください。
もしこれから最初の一歩を踏み出す場合は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
また僕の投資銘柄については、Twitterでもつぶやいていますので、Twitterもぜひフォローお願いいたします!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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