2023年に絶対に買うべき注目の高配当株10選を詳しく解説

2023年に絶対に買うべき注目の高配当株10選を詳しく解説 投資の勉強
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こんにちは、コロスケ(Twitter)です。

この記事では、2023年に買うべきおすすめの高配当銘柄を紹介していきます。

    

高配当株を買いたいけど、何を買えば良いのかな?

      

こんな疑問に答える記事です。

    

高配当株は、インデックス投資とは異なり、買う銘柄と買うタイミングが非常に重要です。

ダメな銘柄をつかむと、減配&株価暴落のダブルパンチを食らうことになります。

    

       

でもどの銘柄を買えば良いか迷ってしまう方も多いと思います。

そこで本記事では、高配当株投資を続けている著者が「おすすめの高配当株」を紹介していきます。

      

高配当銘柄の選定の参考になれば幸いです。

      

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2023年に絶対に買うべき注目の高配当株10選を詳しく解説

    

僕が2023年に狙っている高配当銘柄を10社紹介します。

     

No 企業名 利回(税引き前)
1 SBI HD 6.0%
2 稲畑産業 4.8%
3 信越化学 2.8%
4 みずほリース 3.9%
5 日本化薬 3.5%
6 ソフトバンク 5.8%
7 日本ケアサプライ 4.6%
8 大和冷機工業 2.7%
9 積水ハウス 4.5%
10 JPX(日本取引所G) 2.7%

       

いずれも僕が2023年に買いたいと思っている優良銘柄ばかりです。

この銘柄を選んだ背景を以降で解説していきます。

      

2022年に優良大型の高配当銘柄は軒並み株価上昇

2022年に、日本を代表する大型企業の株価は大きく上昇しました。

      

・三菱商事

・伊藤忠商事

・三井物産

・NTT

・KDDI

・東京海上

・三菱UFJ FG

・三井住友FG

    

高配当株と言えば、上記銘柄が有名でした。

ですが株価が上昇したことで、高配当株としての魅力が相対的に低下しました。

     

株価が上がった銘柄を追いかけても、リターンは少ない事が多いです。

そのため、今から上記銘柄の株数を増やすのは、あまりオススメできません。

      

選定基準

今回選んだ10社は、以下の基準で選んでおります。

     

・減配リスクが相対的に低い

・株価が相対的に割安

・財務優良

・自分が持っていない銘柄(自分のPFを補完してくれる銘柄)

     

2023年は、景気後退局面になると予想されています。

そのため、安易に景気敏感銘柄を選ぶと、減配となる可能性があります。

今回選んだ銘柄は、相対的に減配リスクが低いと思われる銘柄を選んでおります。

     

また株価が相対的に割安かどうかも大切です。

高値でつかむと、長期間含み損を抱えることになりかねないからです。

      

最後に今回選んだ銘柄は「僕が個人的に欲しい」と思ったものです。

そのため、自分の今のPFを補完するような銘柄ばかり選んでおります。

他にも良い銘柄はたくさんありますが、あくまで個人的に欲しい銘柄である事をご了承願います。

      

SBIホールディングス

1社目は、SBIホールディングスです。

1株配当金は150円となっており、配当利回りは6%となっております。

   

超高配当となっている理由は、2022年度の業績にあります。

2022年度は、仮想通貨事業や投資事業の業績が大幅に悪化しております。

そのため、150円の配当も出せるか怪しくなっております。

     

年間のEPSは150円未満となりそうで、配当性向は100%を超えると思われます。

通常は、配当性向が100%になると減配となります。

    

ただSBI HDの配当方針は、以下の通りとなっております。

     

金融サービス事業の税引前利益の30%程度

      

22上の金融サービス事業の税引前利益は696億円、EPSだと250円程度です。

単純計算で通期EPSは500円程度。500円×30%=150円と、通期配当150円はぎりぎり維持できそうです。

   

またSBIは期末に多くの配当金を支払います(150円の内、120円を期末に支払う)。

そのため、期末の権利確定で株を保有しておくと、非常に投資効率が良いです。

    

上記理由から、リスクは高いですが「投資する価値がある」と判断しております。

(もちろん、減配の可能性もあります)

      

稲畑産業

2社目は稲畑産業です。

稲畑産業は、樹脂材・情報電子材を扱う総合商社です(一部製造機能あり)。

     

売上は長期的に増加傾向です。

(直近は、ナフサ価格の上昇の恩恵で上がっています)

      

【グラフ】稲畑産業売上・営業利益率推移
【グラフ】稲畑産業売上・営業利益率推移

      

EPSも、ナフサ価格上昇によって大幅に増加しております。

     

【グラフ】稲畑産業EPS推移
【グラフ】稲畑産業EPS推移

        

ナフサは市況で決まるので、今後下落する見込みですが、それでもEPS200円程度は維持できるのでは?と予想しています。

更に稲畑産業は2023年度までは累進配当を宣言しており、減配する可能性は非常に低い点もプラスです。

    

こうした背景から、優先的に買っていきたい銘柄に選んでいます。

      

信越化学工業

3社目は、信越化学工業です。

信越化学工業は、半導体ウエハやPVC樹脂を製造するメーカーです。

      

    

上記記事に書いておりますが、超優良企業です。

2022年度も素晴らしい業績を上げる見込みで、株価も非常に割高となっておりました。

    

しかし、直近は景気悪化が懸念されており、株価も下落傾向にあります。

利回りは2.8%と少し低めですが、それを差し引いても是非とも保有したい超優良銘柄です。

    

但し、信越化学は景気敏感銘柄です。

株価が下がる時は、想像以上に下がる可能性があります。

そのため購入するときは、一気に買うのはNGです。

1株ずつ買って、時間を分散した方が無難です。

       

みずほリース

4社目は、みずほリースです。

     

売上は、ご覧の通り長期的に右肩上がりです。

     

【グラフ】みずほリース売上・営業利益率推移
【グラフ】みずほリース売上・営業利益率推移

     

EPSもきれいな右肩上がりです。

(2021年度は、ウクライナ戦争の関係で航空機リースで減損をした影響で利益が下がっています)

     

【グラフ】みずほリースEPS推移
【グラフ】みずほリースEPS推移

     

リース銘柄は、他にもたくさん優良企業があります。

その中でもみずほリースは「配当性向が低め&優待あり」なのが特徴です。  

今後も増配が続くことが容易に想像できるので、早めに買いたい銘柄となっています。

     

なお三菱HCCは保有済みのため、今回のリストからは除外しています。

三菱HCCも暴落することがあれば、買い増ししたいと思っております。

     

日本化薬

5社目は日本化薬です。

日本化薬は、機能化学品、医薬品、自動車部品等を製造するメーカーです。

     

あんまり注目していなかったのですが、ダイヤモンドザイによると「30年以上減配なし」の銘柄のようです。

(ただ公式サイトでの裏付けが取れませんでした・・)

     

実際詳しく調べてみると、なかなか良さげなメーカーでした。

     

・営業利益率10%超

・EPSも安定(横ばい)

・FCFもプラス

・自己資本比率78%と鉄壁

     

自動車・機能化学品事業は、景気敏感銘柄なので、今後市況が悪化すると利益も下がるリスクがあります。

一方で医薬品事業が最低限利益を下支えしてくれるのでは?という期待もあります。

     

「過去30年減配していない&財務的にも配当は維持できそう」

この2点から、もう少し株価が下がったタイミングで購入を検討したいと思っております。

     

ソフトバンク

6社目は、ソフトバンクです。

(ソフトバンクグループではありません)

     

ソフトバンクは「有利子負債が多い&配当性向が高すぎる」、この2点の理由でこれまで買っていませんでした。

しかし、ライバルのNTT・KDDIの株価が急騰した一方で、ソフトバンクは未だに1500円弱となっています。

こうした理由から、相対的に割安で魅力が高まっていました。

     

ソフトバンク自体は、EPSも毎年上昇・FCFもプラス・2022年度も増収増益予想と、堅調です。

NTT、KDDIと比べると、リスクが高いのは事実ですが、5.8%の配当は魅力的です。

    

そのため最近は、1株投資で少しずつ買っています。

1500円未満なら、これからもコツコツ買っていく予定です。

     

      

日本ケアサプライ

7社目は、日本ケアサプライです。

福祉用具レンタル、高齢者支援サービスを行う企業です。

     

日本ケアサプライは、高齢化の進展で急速に事業を拡大しております。

     

【グラフ】日本ケアサプライ売上・営業利益率推移
【グラフ】日本ケアサプライ売上・営業利益率推移

     

高配当銘柄は、成熟企業が多いですが、こうした成長銘柄を入れるとPFのバランスが取れる気がします。

一方で設備投資を行っている関係で、利益率は低下傾向にある点には注意が必要です。

また配当性向も70%近くと、かなり高めの水準です。

    

しかしプレスリリースで、2025年度までは「1株70円の配当を維持する」と発表しており、個人的には安心して購入できます。

    

成長銘柄&高配当ということもあり、既に200株保有しております。

ただ追加で100株は買いたいと思っており、チャンスがあれば買い増ししたいと思います。

(特に同社は期末一括配当なので、3月までに買っておくと効率よく配当金を上積みできます)

       

        

大和冷機工業

8社目は、大和冷機工業です。

大和冷機工業は、業務用の冷凍・冷蔵庫やショーケースを製造するメーカーです。

    

同社は売り上げ440億円、利回り2.7%と、地味な会社です。

ですが、現金保有額が非常に多いという特徴があります。

   

同社は時価総額582億円に対して、保有現金が542億円となっております。

しかも毎年FCFがプラスとなっており、超割安な状態で放置されています。

    

こういう企業を現金感覚でもっておくのは、アリかなと思っております。

ただ同社は現金を持っているにも関わらず、少し業績見通しが悪くなるとすぐに減配します。

(2020年度は30円→20円と減配)

    

僕は配当の積み上げを目的としていることもあり、同社の購入優先度は低めです。

ただ、どこかのタイミングで貯株感覚で100株くらい買いたいと思っています。

       

積水ハウス

積水ハウスは、戸建て、賃貸、リフォームなどを手掛ける総合住宅メーカーです。

近年はアメリカなど海外展開を加速しております。

     

積水ハウスの一番の特徴は、1月権利確定という点です。

権利確定が迫っているので、効率的に配当金の上積みが可能です。

(配当時期を分散したい方にもおすすめです)

       

同社はリーマンショック以降は、売上・利益を右肩上がりで伸ばしております。

     

【グラフ】積水ハウス売上・営業利益率推移
【グラフ】積水ハウス売上・営業利益率推移

     

【グラフ】積水ハウスEPS推移
【グラフ】積水ハウスEPS推移

       

日本市場は今後、住宅着工件数が右肩下がりの予想です。

そのため同社の環境は、長期的には厳しくなるものと予想されます。

   

しかし同社は、賃貸・リフォーム・海外事業など、国内の戸建てに頼らないPFを構築しつつあります。

時代の変化にも追随していける気もしています。

    

ただ直近は、アメリカは歴史的な高金利。

日本も今後金利上昇リスクが懸念されております。

      

個人的には、今のタイミングでは様子見で良いかなと思っています。

今後、市況が暗転した時に検討したいと思います。

      

JPX(日本取引所G)

最後は日本取引所G(JPX)です。

JPXは、日本の金融商品の取引所を独占する企業です。

     

資本主義が存続する限り、取引所は必要不可欠な存在だと思っております。

その点で、長期的に利益をもたらしてくれる企業だと信じております。

      

同社の利回りは2.7%と控えめです。

ただ毎年決算直前で増配発表しており、もう少し配当は上積みされると思います。

    

また同社は個人投資家向けに、株主優待=クオカードを用意しています。

長期保有することでクオカードの金額も増えるので、早めに株主になるのもアリです。

(最近は優待廃止がトレンドですが、個人的には頑張ってほしいです)

       

僕は既に200株持っており、購入の優先度はかなり低めです。

ただ更に暴落するなら、もう100株くらい買っても良いかもと思っています。

        

まとめ:2023年に絶対に買うべき注目の高配当株10選

最後に今回紹介した10社を再掲します。

     

No 企業名 利回(税引き前)
1 SBI HD 6.0%
2 稲畑産業 4.8%
3 信越化学 2.8%
4 みずほリース 3.9%
5 日本化薬 3.5%
6 ソフトバンク 5.8%
7 日本ケアサプライ 4.6%
8 大和冷機工業 2.7%
9 積水ハウス 4.5%
10 JPX(日本取引所G) 2.7%  

      

いかがだったでしょうか?

この記事があなたの投資の参考になれば幸いです。

    

なお本記事は、僕の個人的意見をまとめたものであり、この10社への投資を推奨するものではありません。

僕の予想が外れて減配&株価暴落になる可能性もあります。

投資は必ず自己責任で行って頂くようお願いいたします。

      

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