割安株の見つけ方【SBI証券とIRバンクを使ったスクリーニング】

割安株の見つけ方【SBI証券とIRバンクを使ったスクリーニング】 投資の勉強
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こんにちは、コロスケ(Twitter)です。

今日は割安株の見つけ方として、SBI証券を使ったスクリーニング方法を解説していきます。

       

株式投資では、優良な銘柄を見つけることが大切です。

優良な銘柄を見極めて投資をすることで、投資リターンを飛躍的に向上させることが可能です。

でも、優良な銘柄を見つけるのって難しいですよね。

       

特に投資を始めた頃は企業の知識が乏しいので、どんな銘柄があるのかすら知らない事も多いです。

こういう時は、自分で銘柄をスクリーニングすることで、視野を広げることができます。

    

そこで今回は、僕自身が割安株を調べる方法を解説していきます。

自分で銘柄を探したい!と思っている方に、役立つ情報をお届けします。

          

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割安株の見つけ方【SBI証券とIRバンクを使ったスクリーニング】

      

割安株の見つけ方は、以下の3ステップで進めます。

     

①SBI証券のスクリーニング機能を使って、めぼしい企業をピックアップ

②IRバンクでめぼしい企業の業績をざっくり調べる

③投資候補先の決算資料を調べて最終的な投資判断を行う

        

上場企業の数は膨大です。

闇雲に調べるのは効率が悪いですし、そもそも割安株が見つからない可能性も高いです。

そのため自分で調べる時は、上記3ステップで徐々に銘柄を絞り込んでいくことが大切です。

       

【イラスト】割安株を見つける3ステップ
【イラスト】割安株を見つける3ステップ

          

詳しく解説していきます。

      

そもそもどんな銘柄を選べばよいの?

銘柄をスクリーニングするにしても、まずは自分なりの物差しを持つ必要があります。

物差しが無いと、今目の前の企業が良いのか悪いのかを判断することができません。

       

そして、投資の物差しは千差万別です。

100人の投資家がいれば、100通りの投資の物差しがあります。

    

まずは自分で投資の方針を確立していくことが大切です。

一日カフェにこもって、自分の投資方針を整理していきましょう。

      

     

ちなみに僕の場合は、以下の指標でスクリーニングをしています。

      

・配当利回り

・PER

・PBR

       

僕の場合は、配当金の最大化を目的に投資をしています。

そのため、基本的には利回りが高い銘柄や今後利回りが増えそうな銘柄を選ぶようにしています。

    

その上で、割安感を図る指標である「PER」と「PBR」をチェックしています。

      

PERって何?

PERは、株価を1株あたりの利益(EPS)で割った値です。これは、投資家が1円の利益を得るためにどれだけの株価を支払うべきかを示す指標であり、PERが低いほど株価が割安であると判断できます。

       

PBRって何?

PBRは、株価を1株あたりの純資産(自己資本)で割った値です。これは、企業の株価がその企業の資産価値に対してどの程度割安・割高であるかを示しています。PBRが1倍であれば、株価は純資産と同等の価値で取引されていることを意味し、PBRが1倍未満であれば、株価が純資産に対して割安であると判断できます。

       

それでは実際に、僕が割安株をスクリーニングしていく流れをご説明していきます。

       

SBI証券のスクリーニング機能で、めぼしい企業をピックアップ

まずSBI証券のトップページから、銘柄スクリーニングのボタンを押します。

       

【出典】SBI証券トップページ
【出典】SBI証券トップページ

      

左側に「検索条件」を設定する場所があります。

      

SBI証券_スクリーニング画面1
SBI証券_スクリーニング画面1

      

検索条件の下の方にある「検索条件を追加」というボタンを押します。

      

SBI証券_スクリーニング画面2
SBI証券_スクリーニング画面2

      

詳細条件では、様々な指標でスクリーニングをかけることができます。

先ほど説明したように、僕の場合は「利回り・PER・PBR」をチェックします。

      

SBI証券_スクリーニング画面‗詳細条件1
SBI証券_スクリーニング画面‗詳細条件1

      

SBI証券_スクリーニング画面‗詳細条件2
SBI証券_スクリーニング画面‗詳細条件2

     

注意点ですが、PERと配当利回りは、コンセンサスの項目にある「予想情報」を抽出しましょう。

過去の実績だけを参考にすると、一時的に高配当・割安になっている罠銘柄を拾ってしまう可能性があるからです。

      

       

すると、適用した項目が記載された一覧リストが抽出されます。

僕の場合は、高配当株を中心に見たいので、利回りが高い順に並びかえます。

(項目の配当利回りを押すと、配当利回り順に並びかえをしてくれます)

      

SBI証券_スクリーニング画面3
SBI証券_スクリーニング画面3

      

すると、利回り順に並んだ銘柄をスクリーニングできます。

      

SBI証券_スクリーニング画面4
SBI証券_スクリーニング画面4

       

上から順番に眺めてみます。

       

・聞いたことがない企業(掘り出し物を見つける)

・PER、PBRが割安に見える企業(投資候補)

     

優秀そうに見える企業をメモしていきましょう。

    

今回は「利回り」という指標でソートしましたが、PBRなど他の指標で並び替えてもOKです。

違う角度で調べることで、視野がどんどん広がっていきます。

(以下の記事は、PBRで調べてみたときの記事です)

      

            

IRバンクでめぼしい企業の業績をざっくり調べる

次にIRバンクというサイトで、先ほど調べた企業の業績を調べます。

IRバンクは、企業の業績推移がわかりやすくまとめられた神サイトです。

       

IRバンクを使うことで、最小の手間で銘柄のスクリーニングが可能です。

「石油資源開発」という会社が気になったので、調べてみましょう。

       

IRバンクで企業名を入力します。

そしてリンク先の下の方にある「決算まとめ」というリンクをクリックします。

すると、石油資源開発の決算情報の推移が出てきます。

      

IRバンク_石油資源開発
IRバンク_石油資源開発

      

IRバンク_石油資源開発2
IRバンク_石油資源開発2

     

素晴らしいですよね。

一瞬で、過去10年分の業績を確認することができます。

      

ふむふむ、財務は良好だけど、赤字の時も多くてEPSが安定しないね。今の高利回りは、円安&原油高の恩恵だね。でも原油が下がったら減配&株価暴落しそう。ここは無いね。

     

こんな感じで、一瞬でスクリーニングができます。

ここで良さそうな業績が続いている企業があれば、最後のステップに移ります。

      

具体的にどういう時に「良さそう」と判断するの?

    

僕の場合は、以下のポイントを確認しています。

      

・EPSが安定or伸びているか

・配当金が増配傾向にあるか

・財務良好か

・配当性向に無理はないか?

     

投資候補先の決算資料を調べて最終的な投資判断を行う

ステップ2を生き残った銘柄は、実際に決算資料を読みます。

       

・売上、利益は伸びているか?

・どんな会社か?

・稼ぎ頭は何か?

・株主還元方針

・売上減、赤字、キャッシュフローがマイナスは、原因を調べる

・今後は売上が維持、伸ばせそうか?

      

過去5年くらいの決算資料を眺めつつ、自分の疑問点を確認していきます。

決算資料には、たいていのことが書いてあります。

    

僕の場合は、こんな感じで情報を整理しています。

     

決算分析資料抜粋
決算分析資料抜粋

       

ここまで来て、今見ている銘柄が買いたい銘柄だった場合、最後の確認を行います。

      

・いくらで、この株を買いたいか?

         

いくら良い銘柄でも、株価が高すぎる場合は買ってはいけません。

自分が納得できる価格がいくらかを決めて、その値段になったら買っていくことが大切です。

   

ただこの「適正な株価」を判断するのは容易ではありません。

僕もいまだに全然分かっておらず、失敗ばかりしています。

それでも自分で考えて、自分で適正価格を決めなければなりません。

試行錯誤しながら、一緒に頑張りましょう!

      

まとめ:割安株の見つけ方

本記事のまとめです。

      

①SBI証券のスクリーニング機能を使って、めぼしい企業をピックアップ

②IRバンクでめぼしい企業の業績をざっくり調べる

③投資候補先の決算資料を調べて最終的な投資判断を行う

    

上記のスクリーニング方法で、知識ゼロでもお宝企業を探し出すことが可能です。

インフルエンサーの意見も参考にはなりますが、自分で調べて投資することが、投資家としての自信につながります。

頑張って自分だけのお宝銘柄を見つけていきましょう!

      

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