こんにちは、コロスケです。
今日は、宝くじについてまとめていきます。
年末ジャンボのCMを見ると、宝くじを買いたくなりますよね。
実際当たりが出ることで有名な売り場には、長蛇の列が出来ています。
僕もサラリーマンになって最初の頃は、たまに宝くじを買っていました。
宝くじは、当たる確率は低いですが買わないと当たりません。
そのため、ついつい億万長者になることを夢見て宝くじを買ってしまいがちです。
ただ、実はこの宝くじは夢を追い求める僕たち一般庶民を食い物にする巧妙な仕組みなんです。
一部の人からは、「宝くじは愚か者に課せられた税金」とまで言われております。
今回は、宝くじを買ってはいけません!という理由を詳しく解説していきます。
・宝くじを買うべきか迷っている
・宝くじを買ってはいけない理由を知りたい
これら宝くじに関する疑問を解決していきます。
宝くじは愚か者に課せられた税金【年末ジャンボを買ってはダメ!】
宝くじは愚か者に課せられた税金と言われる理由は以下の通りです。
・宝くじは、どのギャンブルよりも期待値が低い
・販売額の4割が地方自治体の税収となっている
・賢い人は宝くじを買ってはいけない理由も詳しく解説
結論、宝くじは億万長者を夢見る人たちが自主的に払う税金みたいなものです。
僕たちサラリーマンは、既に所得税・社会保険料・消費税を沢山支払っています。
人にもよりますが、1年の内、3ヶ月程度は国に税金を納めるためだけに働いているようなものです。
これ以上税金を納めて、更に貧乏になる必要はありません。
買おうかな?と迷っている人、毎回買ってしまう人は今すぐ宝くじを買うのを止めましょう。
でも、どうして買うのはダメなのかな?
それでは、宝くじの仕組みやどんなことに使われているかを詳しく見ていきましょう。
宝くじの仕組み
宝くじは、1枚300円のくじを購入。そのくじに記載されている番号が当たれば、お金が貰える仕組みです。
みんな一度は買ったことがある宝くじはどのような仕組みで出来ているのでしょうか。
宝くじのしくみ
日本宝くじ協会の調査では、宝くじを買ったことがある人は、全国に7,888万人(推計)もいると言われております。
日本の人口が1億1千万人くらいなので、およそ日本人の7割が宝くじを購入したことがある計算になります。
また同じ調査で、宝くじを最近1年間で購入した人は、4,422万人と言われています。
近年は人口減少や所得低下の影響で、宝くじの購入者数は減少傾向にあります。
しかしそれでも日本人の3人に1人が最近1年間で宝くじを買っているのです。
やっぱり宝くじは日本に広く浸透していることが良く分かります。
やっぱりみんな宝くじ好きなんだね
宝くじ販売額
2017年に販売された宝くじの金額は、7,866憶円です。
僕は7,866憶円と聞いてびっくりしてしまいました。
1年間でこれだけお金を集めたら、毎年1,000人くらい高額当選者を出してもおつりが来そうです。
ちなみに平成31年のガソリンの税収を調べたら、7,070憶円でした。
ガソリンの税収よりも多くのお金を集める宝くじはやっぱりすごいですね。
そして、宝くじに関する世論調査では、購入者の平均金額は「24,800円」となっています。
僕みたいに連番で10枚買っていた人は、まだまだ序の口だったんですね。
みんな夢を求めて結構な金額を投入していることが分かります。
宝くじ収益金の使い道
宝くじで集めた7,866憶円はどのように使われているのでしょうか。
宝くじの公式サイトに詳しい使い道が書いてありましたので、ご紹介致します。
これを見ると、収益金の内、たった46.9%しか当選金に回っていないことが分かります。
そして残りの4割が地方自治体の税収になり、公共工事等に使われています。
これが「宝くじは税金」と言われる理由です。
最後の13.8%が宣伝費用などの経費です。
13.8%と書くと小さい額に見えますが、金額にすると1,082憶円です。
この1,082憶円は、当選金にも、公共工事にも使われない完全なムダ金です。
有名人を沢山使ったCMをばんばん放送できるのは、宝くじの収益で1000憶円もあるからなんですね。
宝くじ収益の使い道
収益の4割は公共工事に使われますが、実際にどんな使われ方をしているかをご紹介していきます。
平成28年度 主な収益金充当事業
・ 円山動物園ホッキョクグマ・アザラシ館建設事業
・ いわて子どもの森管理運営事業
・ 東北歴史博物館管理事業
・ とちぎの食育推進事業・“食と農”交流促進事業
・ 県民防災啓発強化事業
・ 私立こども園・保育所等の運営への支援 など
https://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/001-h28.html
これを見ると、宝くじは地方自治体にとって重要な収入源であることが分かります。
そして色々有益なことに使われていることも分かります。
「宝くじは地元のお店で買おう!」
というポスターを見たことはありませんか?
これは、買った店舗の自治体に収入が行くからなんです。
これを見ると、有益な使い方しているから、宝くじも悪くないんじゃない?
と思うかもしれません。
確かに、お金が無限にあるなら宝くじを買って地元に貢献するのもありだと思います。
ただ多くの人が、将来へ不安を抱えています。
そういう人たちが、身銭を削り、お金を払うのはあんまり良くない使い方です。
また同じ貢献なら、ふるさと納税の方が効率的です。
宝くじのように1000憶円もCM費用等で無駄遣いされませんし、何より自分にもメリット(お返し)があります。
宝くじの期待値は他のギャンブルよりも低い
宝くじは一攫千金を夢見るギャンブルです。
では他のギャンブルと比べた時、宝くじはギャンブルとしてどのくらい優れているのでしょうか。
払い戻し率から、ギャンブルの期待値を考えてみます。
宝くじの当選金率は50%を切っております。
一方、競馬や競輪などの公営競技は、75%程度の当選金率となっています。
これをみると分かる通り、宝くじをギャンブルとして考えた時のリターンはとても低いんです。
期待値としては、1,000円の宝くじを買った瞬間に、450円になっているようなものです。
ここでも「宝くじは愚か者に課せられた」と言われるゆえんです。
賢い人は、こんなリターンが低いギャンブルには手を出さないんです。
買った瞬間に価値が半分以下になるって恐ろしいね・・・
まとめ -賢い人は宝くじを買ってはいけない!-
この記事のまとめです。
・宝くじは、どのギャンブルよりもリターンが低い
・販売額の約4割が地方自治体の税収になっている
・賢い人は決して宝くじを買ってはいけない
宝くじは極めて勝ち目の薄いギャンブルです。
買った瞬間に価値が半分以下になるマイナスサムゲームです。
宝くじの仕組みを調べると、僕たちの大切なお金が搾取されていることが良く分かります。
億万長者になりたかったら、安易に宝くじを買うのではなく、別の手段を考えた方が良さそうです。
この記事を読んだ人は「宝くじは愚か者に課せられた税金」であるということを頭に入れましょう。
そして宝くじのCMを見ても「あっ、愚か者向けのCMだ」と思えるようになりましょう。
コメント