人生を好転させたい人こそ「聴く力」を身につけるべきです

エッセイ
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こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。

この記事では、聴く力について解説していきます。

       

先日「LISTEN」という本を読みました。

     

        

分厚くて少し読むのを躊躇してしまいますが、とても素晴らしい本でした。

全ての人に役に立つ名著なので、気になる方は一読をおすすめします。

     

今回は「LISTEN」を読んで、僕自身が感じた事などをまとめていきます。

       

仕事やプライベートが上手くいっていない方は、きっと参考になるかと思います。

       

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人生を好転させたい人こそ「聴く力」を身につけるべきです

聴く

      

今の時代は、聴くことよりも「話すこと」の方が重視されています。

ビジネス本でも、プレゼンや話し方を改善する方法がたくさん取り上げられています。

      

実際多くの人が、聴くことよりも話すことの方が重要だと考えています。

ですが、多くの人が「聴く力」を軽視したことで、様々なトラブルを抱えています。

     

でも聴くことってそんなに大切?今でも普通に人の話を聞いているけど・・・

    

おそらく多くの方が、こう思っているのではないでしょうか?

    

そこで、まずは「なぜ聴く力が大切なのか?」を解説していきます。

その後、聴く力を身につける方法をご紹介していきます。

       

聴くことで自分自身が成長できる

仕事やスポーツでも、自分ひとりだけでは成長に限界があります。

人は、人の話を聞くことを通じて「自分自身が成長する」のです。

     

自分のことを話すばかりでは、自分の知識に新しいものは何も加わりません。

繰り返しになりますが、あなたは自分自身についてなら、すでによく知っています。

【出典】LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

     

僕も仕事をしていて思いますが、自分で気が付く範囲では大きな成長は期待できません。

同僚との話を通じて、知らなかった知見・ノウハウを得る事は山のようにありました。

     

例えば僕は、1年ほど前から独学でエクセルのマクロを勉強しています。

     

     

色々ググりながら調べていたのですが、あるレベルで成長が完全に止まりました。

「もうこれ以上は無理かな」と感じていました。

   

ですが、マクロが得意な先輩の話を聞いて、新たな気づきを得て再びマクロのレベルが上がりました。

こんな感じで、周りの人の話を積極的に聴くことこそ、一番の成長の近道なのです。

     

また「聴くこと」は、自分の器を大きくすることと同義です。

相手の話を辛抱強く聴くこと、そして相手の意見を受け入れることは、自分の器が試されます。

   

器の小さい人は、相手の意見を受け入れることはできません。

人間的に大きく成長するためには、相手の意見を聴くことが何より大切なのです。

     

相手の視点を受け入れることは、人間の器を大きくする

【出典】LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

      

聴くことで人間関係の悩みを解決できる

コミュニケーションとは「聴くと話す」両方が揃って初めて成り立ちます。

しかし、お互い話すことばかりに集中して、相手の話を実はきちんと聞いていません。

      

・自分語りをしてしまう居酒屋の上司

・自分の事ばかり話してしまい、相手の話を聞こうとしない夫・妻

・子供の話を遮り、自分の理屈を押し付ける親

      

人間関係の不満の多くは「相手に話をきちんと聞いてもらえない」ことが原因です。

こうした負の人間関係を解消するためには、相手の話をきちんと聴くということが求められます。

    

でも僕は、ちゃんと相手の話も聞いているよ?

      

多くの方がこう感じているはずです。

僕自身も、妻から「話を聞いていない」と言われて「いやいや、ちゃんと聞いているよ」と返事をしていました。

   

でもこうした聴き方は「単に耳に入っているだけ」です。

人間関係で求められる聴き方とは、好奇心をもって相手の事を知ろうとする聴き方です。

      

夫婦仲が悪くなる一番の原因は「相手が何を言うかわかっているから」という思い込みだと言われています。

    

(夫婦仲が悪化するのは)必ずしも思いやりがないからではなく、単に相手を知っていると思い込んでいるのです。

【出典】LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

       

人は日々状況が変化します。

仕事、子育てなど、過去とは考え方も変わります。

    

ですが、多くの夫婦が昔の関係性を頼りに「夫・妻はこういう人だ」と一方的に判断してしまいます。

こうした思い込みが重なると「この人は全然わかってくれない」というすれ違いが生じます。

     

他にも、職場の上司と部下の関係も同じです。

相手の話をきちんと聴くことをせず「部下とはこうあるべき」という一方的な理論で話を進めると、部下とすれ違いが生じます。

      

こうした人間関係の問題を解決するためには、相手の話をきちんと聴くということが不可欠です。

良好な人間関係を築きたい人こそ、話すのではなく「聴くこと」を重視すべきなのです。

      

聴くことで仕事でも成果を出しやすくなる

僕は製造業の「調達部門」で働いています。

僕の仕事の大半は、取引先や関係者との調整です。

      

昔の調達部門では、理路整然と自分の主張を押し通す力が重視されていました。

取引先の説明のおかしいところを指摘し、こちらの要求を伝えることが必要でした。

     

しかし最近は、調達環境が大きく変化しています。

供給より需要が多くなり、売り手=取引先の方が有利な調達環境となっています。

      

     

こうした調達環境では、一方的なこちらの主張は何の意味もなさなくなります。

      

そんな一方的な要求するなら、弊社は売りませんよ

    

こうした環境では、相手の要求・目的をきちんと把握して、お互いが納得できる結論に落とし込む力が必要です。

そして相手の要求を理解するためには、きちんと相手の話を聴くことが求められます。

     

そもそも仕事の約8割は、コミュニケーションと言われています。

仕事を円滑に進めるためには、自分の要求を伝えるだけではなく、相手の話をきちんと聴く力はとても大切なのです。

       

【3STEP】聴く力を身につける具体的方法を解説

       

ここまでで、聴く力の大切さはご理解頂けたと思います。

LISTENから学んだ「聴く力を伸ばす」具体的な方法を3ステップで解説します。

      

・好奇心を持つ

・相手が話している間は他の事を考えない

・ずらす対応ではなく受け止める対応を心掛ける

       

この3つができれば、きっと聴く力を伸ばせるはずです。

     

好奇心を持つ

LISTENでは、聴くときに一番大切なことは「好奇心を持って聴くこと」と説明しています。

ちまたでは「聴くときのテクニック」について論じた本が多いです。

     

・相手と同じ姿勢、動きをとる

・相手の言ったことを繰り返し述べる

・頷いて、同調する

     

ですがLISTENでは、こうしたテクニックは無意味と論じています。

なぜなら話し相手は、自分のテクニックを見抜いてしまうからです。

     

もし相手に対して「自分の役に立たない」などと思っていれば、どんなにうなずき、言葉を言い換え、相手の目をしっかり見ていても、ウソだとばれて交渉は失敗するでしょう

【出典】LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

       

結局、色々なテクニックは「相手への好奇心」には勝てません。

好奇心があれば、相手の話にも興味をもって聴けます。

聴く力を身につける一番の近道は、好奇心を持って相手と接することなのです。

      

でも相手の話に興味をもてないときはどうすれば良いの?

     

好奇心を持って話を聞けない時の対応は、以下の2点です。

     

・相手を選ぶ

・自分が知らない相手の良いところ、興味をもてるところを引き出す

      

あくまでコミュニケーションは、対等な立場で行うものです。

本当に興味が持てない話なら、自分から話を打ち切るのもありです。

     

一方でLISTENでは、多くの人は相手の話を少し聴いただけで「聴く価値がない」と論じがちと言っています。

    

「相手の良いところを引き出す、自分に参考になることはないか?」

    

こういう視点で相手と接することで、好奇心をもって話しを聴きやすいと思います。

何より、こうした姿勢で人と接することができれば、自然と人望も集まる気がします。

    

自分の器を大きくするためにも、好奇心を持って相手と接する努力をしたいと感じました。

      

相手が話している間は他の事を考えない

相手の話を真剣に聴けない理由の一つに、頭の中で別のことを考えてしまうことが挙げられます。

      

・次に自分が何を話そうか考える

・全然違うことを考えてしまう

      

多くの人は聴くことより「話すこと」を重視しています。

そのため、相手が話している間も「自分は次に何を話そうか」と考えていることが多いと言われています。

      

特に仕事では、こうした傾向が強くなります。

上司や関係者が話していると「次に自分もそれなりの事を言わなくちゃ」と思いますよね。

    

変なことを言って、周りの評価を下げたくないと考えるのは当然です。

ですが、これが当たり前になると、1on1など相手の話を傾聴すべきときにも「次何言おうか」と考えてしまいます。

   

「自分の意見を求められる場なのか?それとも相手の話を聴くべき時なのか?」

    

「話す」「聴く」どちらが今大切かを理解して、聴くべき時は余計なことを考えないことを心掛けることが大切です。

       

ずらす対応ではなく受け止める対応を心掛ける

LISTENを読んでいて、一番参考になった箇所です。

僕はこの対応を学んで、かなりコミュニケーションの質が高まったと感じています。

       

聴くときの姿勢で大切なのは、相手の言葉を受け止めるという姿勢です。

ですが僕を含め多くの人が、ずらす対応をしています。

     

分かりやすく例を挙げます。

       

ゆうべ、すごくおもしろい亀のドキュメンタリーを見たの

        

ドキュメンタリーはそんなに好きじゃないな。僕はアクション映画の方が好き

    

これがずらす対応です。

相手の話をずらして、自分の話をしています。

    

ゆうべ、すごくおもしろい亀のドキュメンタリーを見たの

        

亀?へえ、どういう流れでそれを見たの?亀好きなの?

     

これが受け止める対応です。

相手の話を正面から受け止めて、相手の事を質問しています。

      

自分が話しかけるなら、ずらす人・受け止める人どちらと話がしたいですか?

100人中100人が、受け止める人と話したいはずです。

     

相手と会話するときは「相手の話・質問をずらさない」ことを意識するだけでコミュニケーションの質が高まります。

    

僕は今まで妻との会話で「ずらす対応」をして怒られていました。

当時は、何が悪いのか全く分かりませんでしたが、LISTENを読んで自分のダメな部分がきちんと理解できました。

     

【自戒】聴く力を育てる際に注意すべきこと

一方で、この聴く力を使うにあたっては注意点があります。

       

・聴く力を育てる前に、自分が精神的に自立する必要がある

     

これはLISTENには書いておりませんが、大切なポイントなので説明します。

     

聴く力を鍛えると、相手の思考が自分の中に入ってきます。

そのため、聴けば聴くほど相手の考えに自分が左右される可能性があります。

     

・相手の話をきちんと聞いた結果、相手に振り回されてしまう

・相手の話を聴くと、相手のネガティブが伝染してしまう

・相手の話を聞いて、なぜか焦ってしまう

     

こうした状態にある人は、人の話を聴く前にやるべきことがあります。

それは「精神的に自立すること」です。

    

7つの習慣という本では、傾聴の力を鍛える前に「まず自分自身が自立することが優先」と説いています。

揺らがない自己を確立しないと、相手の話に翻弄されてしまうからです。

     

精神的に自立できていないかも・・・と感じる方は、7つの習慣を読むのをお勧めします。

僕が最も参考にしている名著です。

      

     

また以下の記事でも、自立する方法についてまとめているので、参考にしてみてください。

     

        

まとめ:人生を好転させたい人こそ「聴く力」を身につけるべき

LISTENは、軽視されがちな「聴く力」の大切さを説いた本です。

そして具体的な事例を交えつつ、どうすれば良いのかを詳しく解説している良書です。

     

学生、社会人、主夫の方など、全ての人に役立つ本だと思います。

まだ読んでいない人は、この機会にぜひ読んでみてください。

       

        

最後にLISTENで一番参考になった文章を抜粋して終わります。

      

不確実性を避けたいがために人の話に耳を傾けないのだとしたら、そこで確実に起こることは、退屈な時間と、新しい学びがないためにあなた自身もつまらない人間になる、それだけです。

【出典】LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

    

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