こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。
今日は「資材調達の仕事は出張が多い?」というテーマで解説します。
資材調達の仕事って出張が多いのかな?
こんな疑問に回答します。
僕は資材部員として、10年以上仕事をしてきました。
今まで数百回、出張に行ってきました。
10年以上の出張実績を踏まえて、資材業務の出張の実態を解説します。
資材調達の仕事は出張が多いってホント?|現役の購買部員が解説
資材調達の仕事は、出張が多いのでしょうか?
・資材の仕事は、月1回くらい出張のイメージ
・部署、担当業務によって出張頻度は大きく異なる!
・出張回数をコントロールする方法を解説
会社によって大きく変わりますが、月一回は出張に行っているイメージです。
資材部員の出張の実態と、出張回数をコントロールする方法を解説していきます。
【4つのパターン】どんな時に資材部員は出張に行くのか?
資材部員が出張に行くパターンを4つにまとめました。
・工場見学・監査
・納期交渉
・価格交渉
・社内打ち合わせ(本社、工場)
工場見学・監査
担当者は、主要な調達品について製造工程を実際に見に行くことが望ましいです。
そのため、定期的に工場見学のために出張することがあります。
また新規メーカーを採用する時は、工場監査を行うことがあります。
設計、品質部門が監査の中心ですが、資材部門も同行することがあります。
ただ最近はコロナの影響で、こうした「不要不急」な出張は中止になるケースが多いです。
僕もコロナが流行した2020年2月以降は、取引先の工場を訪問する出張をしていません。
取引先が感染症対策で受け入れNGにしているケースもあるよね
納期交渉
納期が切迫すると、取引先を訪問し納期を詰める必要があります。
納期交渉で出張するときは、緊急のときが多いです。
「一刻も早く納期を詰めに行かなきゃ!」
というケースが多いです。
このように突発的に発生するので、自分ではコントロールしにくいのが特徴です。
納期問題は急に起きるから困るよね・・・
価格交渉
価格交渉でも、いざという場面では取引先を訪問することが大切です。
資材部員が相手の営業所・工場を訪問することで、成果が出やすくなります。
価格交渉は、納期交渉とは違い、取引先を必ず訪問する必要はありません。
そういう意味では、自分でコントロールしやすい出張といえます。
社内打ち合わせ(本社、工場)
そこそこ大きい会社になると、本社での打ち合わせや社内研修で出張することがあります。
社内の打ち合わせは、上司から指示されるので、自分でコントロールできない特徴があります。
ただこういった社内打ち合わせは、コロナ禍でweb会議に移行しております。
僕もコロナ発生以降、研修・社内打ち合わせは、全部中止or web会議になりました。
ぶっちゃけ費用対効果が低いので、こういったムダ会議は減っていくかもしれません。
出張頻度は部署の風土、担当業務によって異なる
出張の頻度は、会社の風土によって大きく変わります。
・何かあればすぐに出張行くべき!という風土
・取引先に来てもらう風土
会社の風土、上司の考えによって出張へのスタンスが変わってきます。
僕は以前の職場では「取引先に来てもらう風土」でした。
ですが、今の職場では「何かあれば出張にいくべき」という文化になっています。
また担当している業務によっても出張の頻度は変わります。
・納期が安定しない品目
・納期が安定している品目
担当業務はガチャなので、自分では選べません。
担当によっては、納期問題で毎週出張なんてケースもありえます。
【嫌!】出張に行きたくない資材部員がやるべきこと
出張って面倒だから行きたくないよ・・・
こんな資材部員がやるべき事は、以下のとおりです。
・上司に、出張に行きたくない意思表示をする
・前広な納期フォローで納期問題を深刻化させない
・web会議の徹底活用
上司に、出張に行きたくない意思表示をする
基本、上司の命令は断れません。
出張に行け、と言われたら行くしかありません。
なので最初に「あんまり出張は行きたくない」と勇気を持って言いましょう。
もちろん、それで出張に行かなくて良い訳ではありません。
ただ、自分の意志をはっきり伝えないと、上司はあなたの気持ちが分かりません。
自分の意志を伝えて、上司からの「出張に行け!」攻撃の予防線を張りましょう。
前広な納期フォローで納期問題を深刻化させない
出張をしないために重要なのは、「出張へ行かなきゃいけない」状態を未然に潰すことです。
前広に行動して、事態を深刻化させないようにしましょう。
・納期は早めにフォローする
・価格も早めに決める
先手先手の行動が、出張に行かなきゃいけない必要性を減らしていきます。
たいてい、交渉が煮詰まった時に出張する羽目になります。
早めに行動すれば、わざわざ出張する必要がなくなります。
web会議の徹底活用
コロナ禍で、web会議が一般的になりました。
今まで出張していたこともweb会議で代替できるようになりました。
ですが、2020年10月時点ではコロナは落ち着いています。
そのため、今まで通り面談ベースで話をするようになってきています。
コロナも落ち着いたし、今まで通り出張してね
こういう流れを断固として、拒否しましょう。
まずはweb会議で話を進めます。
それでも埒が明かない場合に、出張を検討します
web会議/在宅勤務は、コロナがもたらした数少ないチャンスです。
放っておくと、すぐに元通りの働き方になってしまいます。
そうならないように、手に入れた権利を行使しつづけましょう。
出張へ行きたい資材部員が知るべき2つの壁|出張は減っていく
たまの出張は息抜きになるし、勉強になるよね
意外と出張が好きな人も多いのではないでしょうか?
僕は、たまの出張はあり派です。
でも最近は、出張に行きにくくなっているのを知っていますか?
そういう人が知っておくべき2の壁をまとめました。
・予算の壁
・コロナの壁
予算の壁
コロナ禍で会社の経費は、削られまくりです。
出張NGという会社も多いのでは無いでしょうか?
本来、工場見学などは勉強のためにも積極的に行くべきです。
しかし工場見学などは、不要不急と判断されてしまいがちです。
コロナの壁
コロナウイルスで、生活様式が大きく変わってしまいました。
・出張を前提にした仕事 → web会議を前提にした仕事
出張を前提とした仕事は、コスパが悪いです。
旅費、宿泊費、その間は仕事ができない、などデメリットも多いです。
今後会社が「web会議でも問題ないね」と判断する可能性が高いです。
そうすると経費削減のために、出張は無くなっていく可能性があります。
もう毎月出張に行くことは、無くなるのかもね・・・
まとめ:資材調達/購買部員の出張は減りつつある
本記事のまとめです。
・資材部員は、今まで月1のペースでは出張をしていた
・しかし、コロナ禍で出張を前提にした働き方が変わってきている
資材部員は、突発的なモノも含めて月1のペースでは出張していました。
しかし、今後は出張しない働き方が一般的になるかもしれません。
このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。
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