S&P500と全世界はどっちがおすすめ?【2つの指数を徹底比較】

S&P500と全世界はどっちがおすすめ?【2つの指数を徹底比較】 投資の勉強
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こんにちは、コロスケです。

今日は、S&P500と全世界はどっちがおすすめ?というテーマで解説します。

    

投資信託でインデックス投資を始めたいけど、どっちを選べば良いのかな?

    

こんな疑問を持った方向けの記事です。

    

積立NISAでコツコツ資産形成する場合、S&P500や全世界のインデックス投資をすることがオススメです。

   

    

でも、どの指数に連動するか迷ってしまう人も多いのでは無いでしょうか?

今回は、全世界の株式に投資している著者が「S&P500と全世界」を徹底比較していきます。

    

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S&P500と全世界はどっちがおすすめ?【2つの指数を徹底比較】

世界

   

S&P500と全世界は、どっちがオススメなのでしょうか?

  

・どっちも素晴らしい指数。どっち選んでも問題なし!

・今まではS&P500の方が成績は良かった

・迷ったら全世界がオススメ!(理由は後述)

     

結論、どっちもおすすめです。

この2つの投信で迷っている時点で、勝ち組の仲間入りです。

  

もしどちらか一つを選ぶ場合は、個人的には「全世界(オールカントリー)」をオススメします。

  

この結論になった理由を分かりやすく解説します。

    

S&P500とは?

そもそも、S&P500って何??

       

S&P500とは、アメリカを代表する企業500社の株価指数のことです。

    

米国で時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表しており、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NYSE American、NASDAQに上場している銘柄から選出される。1941年から1943年の平均を10とし、構成銘柄は定期的に見直される。

【出典】野村證券 証券用語解説集 S&P500

      

ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしているとも言われており、アメリカの主要な企業に簡単に投資できる優れた指数です。

   

全世界(オールカントリー:ACWI)とは?

全世界(オールカントリー:ACWI)は、その名の通り全世界の株式の指数です。

2020年3月時点では、49の国と地域に投資しております。

    

emaxis slim オールカントリー構成銘柄(2020年3月)
【出典】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

     

全世界投信に投資すれば、文字通り世界へ投資していることになります。

    

たった一つの投信で、全世界に投資できるなんてすごいね

     

S&P500と全世界(ACWI)はどっちの成績が良いの?

じゃあS&P500と全世界はどっちが成績が良かったの?

     

S&P500と全世界(ACWI)の成績を比較してみます。

    

emaxisslimオールカントリーとS&P500チャート比較-min
【出典】SBI証券✕積立ステーション 比較チャート

     

「2019年から2020年」の1年間の比較チャートです。

S&P500の方が若干成績が良いことが分かります。

    

もっと長期間の比較データはないの?

      

S&P500、ACWI比較チャート-min
【出典】ACWI,S&P500比較チャート

    

こちらは、2011年から2020年までの比較チャートです。

成績は、圧倒的に「S&P500の方が良い」です。

   

このように今までは、アメリカの株式に集中投資する方が成績が良かったことが分かります。

   

どうしてアメリカ(S&P500)の方が成績が良いの?

どうして全世界よりアメリカの方が運用成績が良いの?

      

今までアメリカのリターンが良かった理由は以下の3つです。

    

・イノベーションが起きやすい

・先進国の方が経済が安定している

・株式市場のルールがしっかりしている(株主保護)

     

イノベーションが起きやすい

アメリカには、起業文化があります。

シリコンバレーでは、多くの新しい会社が新しいビジネスを生み出しています。

そして、アメリカは新しいビジネスを積極的に支援する文化があります。

    

実際、GoogleやFacebookなどは、2000年前後に生まれた比較的若い会社です。

イノベーションが起きやすいアメリカでは、経済も成長する可能性が高く、株価もずっと右肩上がりとなっています。

   

イノベーションがあまり起きず、未だに90年代のバブルを超えられない日本とは対照的だね・・・

    

先進国の方が経済が安定している

でもアメリカよりも新興国の方が成長しているのでは?

    

確かに新興国の方が成長しているイメージがありますよね。

でも実際は、新興国は定期的にいろいろな問題が起きています。

    

・通貨危機

・財政問題

   

新興国だから必ずしも経済成長して、株価が上昇している訳では無いんです。

やっぱり、基軸通貨のドルを持っているアメリカは強いですよね。

    

株式市場のルールがしっかりしている(株主保護)

アメリカの方が優れているもう一つの理由は、株主保護の考えがしっかりしている点です。

   

新興国では、賄賂・インサイダー取引・不正などが頻繁に起こります。

普通に考えて、そういうルール無視の国にはリスクがありそうですよね。

   

そういう意味でも、ルールがしっかりしているアメリカ市場にお金が集まってきます。

    

S&P500と全世界は結局どっちがおすすめなの?

でも結局、どっちがおすすめなの?

    

・どっちにするか迷ったら「全世界:オールカントリー」がオススメ

     

今までは、S&P500の方が優れていました。

でもこれから先の未来は、誰にも分かりません。

    

もしかしたら将来は、アメリカ以外の株の方が成長するかもしれません。

そういう意味で、全世界の成長に賭ける投資方法の方をオススメしています。

   

また全世界を選んでも「半分以上」はアメリカです。

    

emaxis slim オールカントリー構成銘柄(2020年3月)
【出典】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

    

全世界でもアメリカには投資しているので、迷ったら全世界で良いと思います。

   

実際、僕は子供のジュニアNISAでは「eMAXIS SLIM 全世界株式」を選んでいます。

    

     

明確に「アメリカが良い!」と言う人以外は、全世界を選んでおけば間違いが無いと思います。

    

まとめ:S&P500と全世界はどっちか迷ったら、全世界にしよう!

本記事のまとめです。

    

・どちらも素晴らしい指数、全く問題なし!

・迷ったらオールカントリーがおすすめ!

     

S&P500も全世界もどちらも優れた指数です。

どっちを選んでも全く問題はありません。

    

どっちにしよう・・・と迷って決められなかったら、僕のように全世界:オールカントリーにするのがおすすめです。

   

右肩上がりの市場にコツコツと投資をすることで、資産を雪だるま式に増やしていきましょう!

    

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

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