資材調達・購買業務に未来はあるのか?【僕のキャリアプランを解説】

資材調達・購買業務に未来はあるの?キャリアプランを解説 資材業務について
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この記事では、現役資材調達・購買部員のキャリアプランをまとめています。

   

先日、お問い合わせ欄より以下のコメントを頂きました。

  

購買の業務はやりがいがあるし楽しいので仕事自体は好きなのですが、購買部門の将来性はどうなのだろう?やや疑問を持っており、サラリーマン人生残り30年弱持つのだろうか?と不安になっております。

(基本的には、ころすけさんと全く同じ考えて、つぶしがきかず、転職しても購買部門にしかいけないのでは?と考えております。)

ころすけさんは、最後までキャリアを購買で終えるつもりですか?何かキャリアプラン等はありますか?

もしよろしければ、お考えを聞かせていただければと思っております。お手数おかけしますが、宜しくお願い致します。

   

コメントありがとうございます。

ブログを始めてから、社外の資材・購買業務の方と交流する機会が増えており非常に嬉しいです。

  

今回のご質問は、自分自身のキャリアを改めて考えるきっかけにもなりました。

上記ご質問に対して、自分自身の考えをご説明していきます。

   

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資材調達・購買業務に未来はあるのか?【僕のキャリアプランを解説】

キャリアプラン

   

僕のキャリアプランは以下の通りです。

   

・僕自身「現在は」購買の仕事でキャリアを終えたいと思っている

・購買の仕事も好きだし、今の職場環境も良い

・並行して、リスクヘッジ(副業・投資)を図っている

   

僕は、現在は購買の仕事をこのまま続けていきたいと思っています。

(以前は会社を辞めたい!と思っていたこともあり、今後もどうなるか分かりません)

  

ご指摘の通り、資材はつぶしが利かない仕事だと思っているので、副業・投資でリストラ対策を講じています。

   

詳しく解説します。

   

資材調達・購買部門に未来はあるのか?

僕自身は、資材調達部門の未来はそんなに明るくないと思っています。

   

・日本企業の45才以上のリストラ

・資材調達の業務はつぶしがきかない

・日本国内の製造業の仕事は減っている

  

日本企業の45才以上のリストラ

資材業務に限らず、日本企業は45才以上のリストラを強化しています。

  

サラリーマンだけど自分はリストラされない?【その考え間違いです】
サラリーマンでも自分だけはリストラされないと思っていませんか?サラリーマンはみんなリストラの危機に晒されています。リストラへの対応策はこちらをご覧下さい。

  

今は会社の業績が良くても、10年後どうなるか分かりません。

僕が就職活動をしたとき、東芝・シャープ・東京電力は、入りたくても入れない一流企業でした。

上記会社でも不祥事・業績悪化・天災で、リストラや給料カットを行っています。

   

僕の勤める会社も将来どうなるか分かりません。

  

資材調達の業務はつぶしがきかない

資材調達で働く人は35才以上になると、とたんに転職の幅が狭まります。

   

僕自身、以前DODAで転職エージェントと話をしたとき、35才の壁を説明されました。

35才を超えると、資材関連業務以外の転職(ステップアップ)は難しいです。

   

将来、資材業務以外の仕事にチャレンジしたい方は、35才になる前が良いと思います。

  

資材調達・購買部員が転職市場をチェックすべき理由【リストラ対策】
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日本国内の製造業の仕事は減っている

マスクの供給不足で顕在化しましたが、製造業はどんどん海外へ移っています。

日本国内のモノ作りは、今後大きく伸びることは無いと思います。

(実際に日系企業も工場を作るときは、東南アジアなど海外が中心です)

   

製造業の一職種である「資材調達・購買業務」も、日本国内では需要が減っていくと思われます。

   

資材業務で働く人は大変だよね・・・

  

資材の仕事は、右肩上がりでバラ色の職種ではありません。

なので、資材キャリアを進む場合、何らかのリスクヘッジが必要です。

     

【対策1】資材部員としての専門性を高める

一つ目の対策が、資材部員として「専門性」を高めることです。

資材部員として有用な専門性は、以下の2つです。

   

・海外駐在(英語、現地語、マネジメントスキル)

・海外調達(英語、現地語、輸出入業務)

   

上記スキルを有していれば、日系企業に限らず色々な転職先があります。

資材部員として最後までキャリアを積み上げたい人は、上記スキルを磨きましょう。

   

【専門性】海外駐在(英語、現地語、マネジメントスキル)

今は日系企業も海外工場ばかりです。

資材部門としてキャリアを続けるには、海外駐在が必要です。

  

ただ担当としての仕事は、現地のスタッフとの席争いになります(賃金・言語含めた能力)。

なので資材部員として生き残るには、海外拠点に駐在し現地スタッフをマネジメントする能力が必要不可欠です。

    

【専門性】海外調達(英語、現地語、輸出入業務)

正直、資材調達業務に専門性はあまり要求されません。

ぶっちゃけ資材未経験者でも、発注ボタンさえ押せばOKです。

(もちろん、それ以外の大変さもあるのは重々分かっていますが)

  

一方、海外からの調達となると、日本メーカーのように簡単ではありません。

言葉の壁、文化の違いなど、色々苦労することがありますが、そこに専門性が生まれます。

  

海外調達のスキルを身に付ければ、海外調達が多い会社への転職が可能です。

   

ただ僕自身はこの対策を取っていない

でも僕自身は、海外の専門性を高める取り組みをしていません・・・。

  

取り組みをしていない理由

・現在、海外の業務をする機会が無い

・子どもが小さく、生活環境として日本に居たい

・やっぱり日本で仕事をしたい

   

「今の時代、海外経験を積まないのはダメだろ」と自分でも思っています。

ただ今の働き方がワークワイフバランスも取れているので、何とかこの働き方を維持しつつ、リスクヘッジしたいと思っています。

    

【対策2】副業や投資で収入源を分散する

僕は、投資や副業で収入源を増やすことで、資材業務のリスクヘッジに取り組んでいます。

   

資材業務のリストラにあった時でも、こんな形に出来れば理想だと思っています。

  

リストラされた時

・転職先の仕事:月15万円

・副業収入:月5万円

・配当収入:月5万円

⇒計25万円/月の収入

  

楽観的かもしれませんが、45才以上でも収入さえ拘らなければ、働き口はあると思っています。

今から収入の複線化を図ることで、45才以上の資材業務の先細りリスクに備えていきたいと思っています。

   

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まとめ:資材を続ける人も何らかのリスクヘッジが必要

本記事のまとめです。

   

・35才になると資材業務以外への転職が難しい

・45才以上はリストラのリスクもある

・資材の専門性を高める or 収入を複線化することが大切

   

資材の仕事は、プログラマー・経理職のようにつぶしが利く仕事ではありません。

年齢が高くなるつれ、転職のハードルが高くなるので、対策は必要です。

   

資材業務を極めたい人は、資材の専門性を高めるために積極的に駐在の仕事を引き受けた方が良いと思います。

  

一方で、僕のように今の仕事を大切にしつつ、リスクヘッジを図りたい人もいると思います。

そういう方は、僕のように収入の複線化を図ることが大切だと思います。

   

僕のキャリアプランが参考になればうれしいです。

   

このブログ( Corosuke blog)では、僕が働く「資材・購買業務の紹介」や「日々の生産性向上による生活の質UP」「投資を通じた自己実現」などをまとめています。

    

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