こんにちは、コロスケ( Corosuke blog)です。
日本の社会人は、あまり本を読まないと言われています。
パーソル総合研究所の2022年の調査によると、学習・自己啓発を目的とした読書をしている日本人の割合は「23.2%」となっています。
主要国の中でもかなり下位に位置することが分かります。
ですが近年は、主体的にスキルを磨いていくことが求められています。
自己学習で最も効率が良いのは、読書です。
たった2,000円ほどで超賢い人の考え方をインストールできたり、新しい知識を仕入れる事ができます。
読書を習慣化するだけで、本を読まない76.8%の人より頭一つ抜け出すことができます。
でも読書で勉強って言われても、何を読めば良いか分からないよ・・
そんな方に向けて今回は、資材調達担当者が読むべき課題図書をまとめました。
僕は、毎週1~2冊程度の本を読む習慣を6年ほど続けています。
6年間本を読み続けた僕が、自信をもってオススメできる本を紹介していきます。
どんな本を読めば良いか迷っている方に参考になれば幸いです。
【課題図書】資材調達・購買担当者が必ず読むべき本を解説
生産性
最初におすすめしたい本は、伊賀さんが書いた「生産性」です。
これは、僕が最も影響を受けた本の1つです。
僕はこの本の考え方を徹底的に実践することで、激務の職場でも付加価値を出しつつ、毎日定時で帰れるようになりました。
資材の仕事は、頼まれ仕事や事務処理など、付加価値の低い業務が多くあります。
一切、多くの資材部員は漫然と目の前の仕事を処理しており、生産性が非常に低い印象です。
こういう生産性の低い状況が続くと、夜遅くになっても仕事は終わりません。
更に「こいつは仕事ができない」というレッテルを貼られることになります。
毎日様々な業務で忙殺されている資材部員こそ、まずは「生産性」という概念を身につけましょう。
きっとあなたの仕事で役に立つはずです。
同じく「生産性」という観点で、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」という本も読んでみてください。
こちらは仕事に限らず、人生に疲弊している人に役立つ本です。
エッセンシャル思考
僕が思う資材部門の一番の課題は「やることが多すぎる事」だと思っています。
マネージャーから担当者に至るまで、資材部門で働く人は常に色々な業務に追い掛け回されています。
「あれやれ、これやれ」という日々が永遠と続くので、疲弊してしまう人も多いのではないでしょうか?
エッセンシャル思考では、こうした悩みへの解決策が書かれています。
エッセンシャル思考を実践することで、本当に重要なことを見極め、それを確実に実行することができるようになります。
そしてこの本は、仕事だけでなくプライベートでも役に立ちます。
短い人生で自分は何をやりたいのかを明確化し、それに集中して取り組めるようになります。
またエッセンシャル思考を実践する上で、役に立つ本も紹介します。
そもそも仕事では「何に取り組むか?」が最も重要です。
取り組むべき課題を誤ると、どんなに努力しても大きな成果は得られません。
この本を読むことで、「自分のリソースをどこに割くべきか?」という考え方を持てるようになります。
武器としての交渉思考
資材部員は、取引先や社内関係者と日々調整・交渉を行います。
そして交渉術というのは、基本的にOJTで身に着けていきます。
でも実は、あなたが経験で身に着けた交渉術が間違えているかもしれません。
瀧本 哲史さんの「武器としての交渉思考」では、よくある交渉術の勘違いを正してくれます。
上記に当てはまる方は、一読の価値があります。
僕はこの本に出会い、今までの交渉のやり方を大きく見直すことができました。
できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel VBA
エクセルマクロ(VBA)って何だか難しそうと思っていませんか?
僕は入社してから「マクロは自分には無理」と決めつけていました。
しかしある時、一念発起してVBAを勉強することにしました。
その時に買った本が「できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel VBA」でした。
VBAを覚えると、今までの仕事のやり方が根本から変わります。
エクセルを使った定常業務は、基本的にVBAで自動化できるようになるので、生産性が大きく向上します。
また自分の思い通りにプログラムができるようになると、自信にもつながります。
事務系の仕事では、エクセルは切っても切り離せません。
エクセル作業の効率化は、そのまま仕事の成果に直結します。
最もコスパの良い勉強だと思っていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
\この本を使った具体的な勉強方法は以下記事参照/
コンテナ物語
僕たちは、当たり前のように世界中からモノを調達しています。
国内から買っているモノでも、サプライチェーンを辿ると世界各国と繋がっている事が分かると思います。
こうした世界中からモノを調達する仕組みを支えるのが「コンテナ」という技術です。
今では当たり前のコンテナですが、コンテナが本格的に普及したのは1970年頃です。
コンテナの普及によって、海上輸送費は劇的に下がりました。
輸送費が下がったお陰で、世界中からモノを調達することができるようになりました。
コンテナは、バイヤーにとって切っても切り離せない大切なものです。
コンテナの歴史は、そのままバイヤーのグローバル調達の歴史なのです。
バイヤーは、教養としてコンテナの歴史は知っておいた方が良いと思い課題図書に入れました。
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